幕が下りたら会いましょう

劇場公開日:

幕が下りたら会いましょう

解説

「今日も嫌がらせ弁当」「ゾッキ」、NHK連続小説「エール」などに出演する松井玲奈が映画単独初主演を果たし、不器用ながらもまっすぐに生きる女性を描いた人間ドラマ。実家の美容室を手伝いながら売れない劇団を主宰する麻奈美のもとに、東京で働く妹・尚が亡くなったとの知らせが入る。麻奈美が劇団員の結婚祝いで仲間たちと馬鹿騒ぎをしていた夜、尚は資材置場で死んでいたのだという。その日、麻奈美には尚からの着信があったが、彼女は電話に出なかった。妹の突然の死に、心揺さぶられる麻奈美だったが……。主人公の妹を「犬猿」の筧美和子、姉妹の母を「カメラを止めるな!」のしゅはまはるみが演じる。

2021年製作/94分/G/日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
劇場公開日:2021年11月26日

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映画レビュー

2.0うーん、久々つまらなかった。。。残念!

2021年12月14日
iPhoneアプリから投稿

うーん、久々つまらなかった。。。残念!

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おれ

1.5要素が多い割に委ねる状態が多すぎる

2021年12月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

読み取る部分が多すぎて結果的にどこに気持ちを置いて良いのかわからない
短い映画なのですが色々な要素、ぽっと出の登場人物も多いので
どこに物語の主軸を置いたら良いという明確な意志がイマイチわからないまま
物語が終わってしまった。
ちょっとホラーにも捉えられる終わり方だったようにも思っていたけど
その演出は主人公にとってプラスの要素だったらしいのですが
どう考えても根幹を引きずっているようにしか思えない怪奇現象なので
コレを良いと思えること僕の感性に無くて結構驚きの演出でした。

多分この人はこういうこと考えているんだろうなっていうシーンの連続で
答え合わせが少なく読み手によってだいぶ異なる物語に見えるように
意図的に作っているのだろうが、もう少し意識せずに落とし込めれる中心の話が
あったら良かったかもしれない。
ともかく物語の枠の割に登場人物が多いのに、それぞれの登場人物がそれほどスパイスになっていないと感じたので、もっとミニマルな人間関係の中で物語を同じ尺で描けたら
誰かしらかには感情移入できたのかもしれない

あと定期的にはいる曲はavexだからしょうがないのだけど、あまりいい演出ではないと
私は感じました。

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sasaki

2.0色々と違和感だらけの話

2021年12月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

妹の死、パワハラ、腹違い、序盤での展開がてんこ盛りなので、なかなか面白そうな雰囲気は醸し出している。でもなぜか気持ちが乗らない。一つの要因が演者たちの演技だ。わざとなのか、少しわざとらしい感じがしてしまった。劇中劇ではなく普段の演技もやや舞台っぽさが感じられて違和感を覚える。舞台畑の人が多いということなのかもしれない。
そして、話の展開も今一つだった。舞台やりましょうって誘いに乗るのもよくわからないし、その後の流れも決着もなんか不自然だった。こういうものって言われちゃうと、そうですかとしか返せない。やりたいことや描こうとするものはわかったのだが、個人的にはうまくいってるとは思えない。
松井玲奈に少し期待していただけに残念な気持ちになった。むしろ出番は少なかったが(少なかったから?)筧美和子が昔の印象よりもうまくなっている気がした。それでも下手ではないというレベルなんだけど。

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kenshuchu

3.0【”戻りたい夜は幾らでもある・・。”売れない女劇作家の憂鬱と煩悶。妹への慚愧の想いにより、彼女の揺れ動く心と、決断した事を描いた作品。】

2021年12月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

ー 劇作家って、売れないとキツイんだろうなあ・・。芸人さんも同じか・・。俳優さんも・・。
  所謂、フリーランサーが抱える、自らの才能の無さに煩悶し、他人(今作では妹)の才能に嫉妬する演劇作家、麻奈美を松井玲奈さんが、笑顔を殆ど封印して演じている姿が印象的な作品。-

・劇作家の才能のある妹、尚(筧美和子)へのぶっきら棒な、麻奈美の対応。
ー ”葡萄畑のアンナ・カレーニナ”と言う舞台劇で、一度だけ獲得したトロフィーを尚が、美容室の実家を出る際に、冗談半分で持って行こうとするシーン。
  何気ないシーンだが、後半このトロフィーの存在が意味を持って来る。-

・尚の死の切っ掛けとなった事件や、それに絡んで麻奈美に”もう一度演劇をやらないか”と言い寄って来る男の描き方は粗いし、その後の展開もないのでやや、中だるみ感を感じる。

・今作に登場する俳優さんでは、珍しく真面目な麻奈美のおかあさん役のしゅはまはるみさんや、「ミセス・ノイズィ」で強烈なインパクトを見る側に与えた美容室の常連おばさんを演じた大高洋子が印象的であった。

<作品全体構成は、面白かったのであるが、随所にの”そのシーンは必要なのかな・・”と思ってしまったシーンや脚本の瑕疵が、やや中だるみ感を醸し出してしまった感がある作品。
 松井玲奈さんの抑制した演技も良かったのだが、全体的に映画の”華”が感じられなかったかな。
 但し、エンドロール後の、松居玲奈さん演じる麻奈美が憂鬱そうな表情で、町の普通の中華屋で拉麺を涙を流しながら食べる横顔のシーンは、印象的であった作品。>

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NOBU
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