劇場公開日 2021年10月29日

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モーリタニアン 黒塗りの記録のレビュー・感想・評価

全183件中、41~60件目を表示

3.0一個人を徹底的に貶める

2022年4月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

怖い

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

4.0独善と化した正義は、正義と呼べるのか…?

2022年4月5日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

知的

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近大

3.5法律の必要性

2022年3月29日
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鑑賞方法:映画館

「CIAはすでにテロ容疑者にこうした尋問を行っていたことを認め、テロに関する「唯一無二の、その他の方法では入手不可能な」情報を得るためには有用なテクニックだと主張してきた。しかし報告書を見ると、こうした手法が有効だった事例はほとんどなく、CIAは関係当局に事実を隠蔽するような報告を行っていた疑いがある。」

グアンタナモはまさに法外な拷問を行うために意図的に作られた収容所だ。グアンタナモ収容所に14年間拘束されたモーリタニア人、モハメドゥ・スラヒ。そのうち2年間は過酷な拷問の連続で死にかけていたという。2年間にわたって壮絶な拷問を繰り返されたら...正常な状態ではなくなってしまうことは容易に想像ができる。そこまでして自白強要することになんの意味があるのか。大昔の出来事のように感じるが2015年にようやく祖国に帰れたというから驚きだ。
「私はアメリカは正義の国だと信じていた。まさか裁判もなく8年も拘留されるとは思わなかった。
アメリカが私を恐怖で支配するだなんて。やってもいない罪でせめられ続けた。だが許そうと思う。許したい。それが私の神アラーの思し召しだから」
悲惨な経験をしたとは思うが最後は祖国に帰る事ができた。立場によって人間は何かの役割を担っているが、どんな状況に置かれても自分の正義を貫いて生きる事は短命になりそうでいて、実は生き延びる秘訣なのかもしれない。

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bluecinema

4.0法治国家のアメリカ🗽が…

2022年3月21日
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法治国家の先進国のアメリカ🗽がこれでは…。日本もそうだが、世論を気にしすぎでは…。日本では証拠があっても、裁判官の意見、考え方で曲げられる。(心証の問題と言われる)法律とはなんなのかを、考えさせられる内容でした‼️

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ろくさん

3.5祈りのことば

2022年3月21日
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ジョディーフォスター演じるきれいごとじゃない人権派弁護士がかっこいい。特に背景は描かれないけど、いろんなものを見てきすぎて、依頼人を見なくなっている姿が伝わる。凄惨な拷問を知って思わずそばに駆けつける転換も良かった。

プロボノ案件は口を出さないでってぴしゃりと言ったり、機密情報に電話一本で確認入れたり。今までの彼女の歩みが透けて見える。

でっち上げの犯人にするには賢すぎたんだろうし、彼自身は西側の理念を体現している。検察側もあんな真面目で信念のある人を任命したのが彼らにとっては失敗だった。

一方でもしかしたらそれほど賢くなく、運にも恵まれず有罪になってしまうケースもあるんだろうなあ。それにしてもグァンタナモの有罪率は低すぎる。あのアメリカの熱狂がそうさせたんだろうか。

実際のムハンマドゥが明るい。あの明るさが生き延びる秘訣なのか。マルセイユは生きられなかった。

ムハンマドゥの祈りの言葉が美しかった。証人喚問の演説も素晴らしい。

アメリカでも黒塗りにするのねー。

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hyvaayota26

3.5どこの国も黒塗りの記録多いなぁ

2022年2月18日
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鑑賞方法:映画館

久しぶりにジョディ・フォースターを見る。

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mikyo

3.0人権守れ

2022年2月4日
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くそじじい

4.0よく耐え抜きました! 再送信

2022年1月17日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

前のアカウントが不明となったので、履歴管理のため、再レビューしました。

1 9.11同時多発テロが生み出した狂った正義感。それに巻き込まれた若者の姿と彼を巡る人々の動きを通して、アメリカの消えざる汚点を描いた社会派サスペンス。

2 テロがあった直後、ブッシュ大統領は、この責任は必ず取らせると国民に誓いを立て、テロの首謀者や大量破壊兵器を巡り、狂ったようにアフガンやイラクを攻撃。同時に、テロの関係者とされた多くの人々を拘束し裁きを受けさせようとした。主人公もその中の一人。

3 映画は若者、弁護士、起訴チ−ム責任者の 動きを散りばめながら展開していくが、次第にアメリカが彼に何をしてきたかが明るみとなる。真実が全て暴き出されたと思った瞬間、さらなる恐怖と狂気の事実が告げられる。

4 この映画には国の犯罪を暴く生真面目さがある。そして、主人公を巡る弁護士と起訴チ−ムと機密の壁がせめぎ合う知的面白さもある。何より、国家権力に対する主人公の揺れる心の動きやへこたれない姿を真芯にした構成。そこらへんのバランスが良かった。

5 ジョディ・フォスターとカンバ-バッチは脇に回ったが、狂気の時代の中で、流れに棹さす良心を体現し、好演。主人公は強靭で折れない心と寛容な精神を持った本人を再現して魅力的であった。

6 最後、主人公が自由となった後の映像が紹介されたが、笑顔と伸びやかな姿に安堵を覚えた。

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コショワイ

3.5ボブ・ディランが象徴するもの

2021年12月8日
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21157.魔女狩りからの解放、赦し

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movie

4.5自由と平等

2021年12月2日
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WELOVEMOVIES

3.0キューバしのぎ

2021年12月1日
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梨剥く侍

4.0社会派作品だが非常に観やすい良作

2021年11月25日
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といぼ:レビューが長い人

3.0素晴らしい映画、、、

2021年11月24日
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悲しい

怖い

知的

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keebirdz

4.0エンドロールで流れる本人の笑顔、、、、

2021年11月24日
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pumigumy

4.5生き抜いてくれて、よかった

2021年11月24日
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過酷な状況。
人はどうしたら、こんな状況でも生き抜けるのか。

信仰なのだろうか。

どんなに腐った権力の組織のなかにも、まっとうな心を持った人がいる。
それが、何かを動かすこともある。

オバマはなぜ、動かなかった?
私たちが知っているオバマは、偶像なのか?

生きていてくれて、本当によかった。
無実を諦めないでくれて。

あなたを一人にしたくなかった。
心に刺さる言葉だったに違いない。

ジョディ・フォスター、デビューから見てきた身としては、感慨深い!
いい女優だなぁ~やっぱり。
変わらず凛としてる。

日本語版は、出版されてないのかな?

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ミツバチば~や

4.5愛すべき容疑者

2021年11月23日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

9.11のテロ事件の首謀者として収容所に監禁されたモハメドゥを救おうとする弁護士とそのモハメドゥの死刑起訴を任された海軍の男と、モハメドゥの監禁された様子を描く映画。

ポスターからするに背筋を伸ばして見るようなアメリカの政治・歴史ものかと思いきや、モハメドゥの収容所での描写と事件の捜査をする描写が交互に繰り返される。収容所のシーンではスクリーン比率が狭まって、画質も古いヨーロッパ映画の雰囲気。

9.11周りの映画は沢山見たけど新聞記者の取材中心だったり、軍や司法関係者のお堅い会話劇で進んでいくのが多かった印象。今作はそれと反対に、むしろモハメドゥ自身の人柄をちゃんと描いてムハメドゥと一緒に収容所を体感させることで観客に訴えてる。

弁護士との初面会シーンで示されるようにユーモアを上手く使えるモハメドゥは、収容所内でも少しほっこりする箇所が沢山。徐々に英語を覚えていくものの兵士の言葉から学んでるから最初らへんの言葉遣いが最悪なシーンとか、収容所内で仲良くなる隣の男との会話や、徐々に監視員と仲良くなってたり、この男を愛さずにはいられない。

その後に拷問のシーンで、音と光で観客も同じように拷問を体感させられるので、映画の語り口を上手く使っててすごく良かった。

9.11周りでアメリカに問題が多いことは事実だけど、「不当に容疑者(あるいは疑わしき人物)を長期間勾留する」って日本もやってたよねカルロス・ゴーンの時に。ゴーンが本当に不当に資金を使っていたかどうかは分からないけれど、108日も容疑だけで拘留してたのは今作と同じこと。

同じことをしていてもアメリカには元大統領の実名や写真を出せる映画を作れる文化がある。権力に背き退任した人を賞賛する記事を出す新聞社がある。日本はどうでしょうか。

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せつこん

0.5人権は守られるべきだ。この映画見なくとも。

2021年11月23日
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マサシ

4.0法の支配

2021年11月23日
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悲しい

怖い

難しい

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LS

5.0権力の横暴

2021年11月21日
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いつの時代でも権力の横暴は発生する。
実は日本では、当たり前のように発生している。
自白しない容疑者が、裁判も経ずに長期間勾留されるのは日本では日常茶飯事であるという事実を日本人はしっかりと認識すべき。
悪名高い「人質司法」である。
無実の人も、検察が勝手に描いたストーリーに乗せられ、ひたすら長時間の取調べを受け、それを認めなければ延々と勾留される。
さすがに日本では映画のような拷問はないと信じたいが、しかし日本は「取調べに弁護士の同席が認められない」という先進国にはあるまじきルールとなっており、さらに取調べの録画もひと握りの事件にしか適用されないから、実際には拷問が行われている可能性も完全には否定できない。
少なくとも「自白すれば帰れるぞ」「自白しないと職を失うことになる」「家族にも迷惑がかかるぞ」等の精神的拷問は間違いなく行われている。

この映画のような話は、アメリカの、テロ犯罪という特殊な一部の世界だけの話ではない。
実は日本でも起きている話なのである。
アメリカ政府は謝罪していないと映画のラストで紹介されていたが、日本も同じ。
冤罪事件が確定しても、検察も裁判所も、謝罪など一切しないし、誰一人責任を負わない異常な世界がある。
日本でも冤罪事件は山ほどある。
是非日本の映画人にも、この問題を投げかける映画を製作して欲しいと思う。
冤罪で苦しんだ人々が出版した本は日本にも山ほどあるのだから。

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T A

5.0心が震えた。アカデミー賞級の素晴らしい作品

2021年11月21日
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アメリカの闇を見事に描ききった素晴らしい作品。これだけ素晴らしい作品なのに
ゴールデングローブ賞は役者のノミネートのみ。アカデミー賞はノミネートなしと言うのは不思議な気もするけど、固い話なのに緊張感に包まれ、それでいて最後の結末にものすごくホッとさせられるいい映画でした。
ベネディクト・カンバーバッチがプロデュースしたとのこと。ぜひ観てほしい一本ですね…

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take