パーム・スプリングスのレビュー・感想・評価

結婚式の日を永遠にループし続けている男が新婦の姉と一夜を共にしようとしたところトラブルでその姉も巻き込んでしまうタイムループラブコメ。
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恋愛もの(というかキュンキュンするのが正義みたいな恋愛もの)は基本苦手ですが、これはそもそも主人公2人のダメ人間臭がすごいし、基本イチャイチャシーンは未来のない世界にお互いしかいない2人が世紀末を楽しんでいる感なので普通に楽しい。
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こういうタイムループラブコメ毎回思うんだけど、どうしても顔と性格が無理な人と一緒でもこの状況になっちゃうと恋に落ちるんかなぁ。
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最近見たアマプラオリジナルの『明日への地図を探して』もタイムループラブコメで話は同じ感じだけど、高校生同士だったのであれで物足りなかったらこっち。今作はそれぞれの人生を送って疲れ果てて、性欲にまみれた大人達の話。
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タイムループって、繰り返しの小ネタがメインになりがちだけど、これは繰り返すことで見えてくるモノという、なかなか深いテーマなんじゃないかしら。
とは言え小ネタも満載でおもしろかったし、二人がだんだん可愛く見えてくるのが不思議。
ループから抜け出す方法が適当なのも良い。

まあでもシモンズおじさんにすべて持ってかれるね。プチコスプレも良かったね。

すっかり映画ジャンルの一つとなったタイムループものの一本だけど、最近、アマゾンプライムが製作・配信した『明日への地図を探して』と色々と似ている箇所があり、まさにデ・ジャブを感じてしまった。
本作も『明日への～』も、いかにタイムループから抜け出すかがカギになっているが、方法の突飛さではこちらが群を抜いてバカバカしい（ホメ言葉）。
下ネタ要素も多いので、嫌悪感を抱く人もいるかもしれないが、90分というタイトな尺でサクッと観られるのは高ポイント。
関係ないけどヒロイン役のクリスティン・ミリオティは、美人には間違いないんだけど、時おり『シャイニング』のシェリー・デュヴァルとダブってしょうがなかった…

予告でうたってる通りタイムループラブコメディ。ただコメディ臭がすごく強いわけではないため個人的にはとても見易くそれなりに楽しむ事ができた。

コメディ作品だから設定なんかは無茶苦茶なところだったりぶっ飛んでるところはあるけど、タイムループから抜け出せない箱に閉じ込められた場合自分ならどうするか…こんな事を想像しながら楽しめる。僕個人としても主人公のナイルズと同じ気持ちだったからこそ見やすさはある。退屈な日常でもあるけどそれが永遠に続くならその日常に案外ハマって抜け出せずその退屈な空間に面白さを追求してしまうあたり共感できる。

ただやはりかわり映えない同じことの日々は成長に繋がらず、また恋人のサラはタイムループの始まりが常に妹の婚約者との浮気事後からのスタートとなりナイルズとは異なり終盤は抜け出すことを目指す。
このあたりのストーリー展開も見易くわかりやすくて良かった。

自分がこの世界に入る事となったらと妄想しながら見ることもでき、まぁそれなりに楽しむことはできた。
昨日のような今日を送り、今日のような明日を迎えるこのタイムループはどことなく日々の生活と重なる部分もあり擽られる。

2021年3月25日
映画 #パーム・スプリングス (2020年)鑑賞
オンライン試写会
#Filmarks さんありがとう

#タイムループ ものの映画と言えば、#恋はデジャ・ブ が有名ですが、この映画も令和版の恋はデジャ・ブと言ってもいいくらい面白かったです
主人公の2人に思いっきり感情移入して楽しんでください

男女ともにタイムループしてると分かってるからこその軽妙なやり取りが面白い。ポスターの通り水がよく出てくるんだけど、だからこそエンドカットが染みる…

最高！！こんな最高な映画に出会えたこと感謝しかない。あらゆる感情を経験した --- 声に出してものすごく笑えるのに、それ以上に驚くほどものすごく深い。恐れや自己嫌悪、惰性マンネリなどすごく人間的な感情を描き、それがしっかりとキャラクターに普遍的な強い動機を与えているから、次第に我が事のようにこの洞窟の奥底に惹き込まれている自分がいた。都合の悪い事実に蓋をして無視し続けるか、どこかで腹決めて向き合うか？気まずい話題はごまかしてそらして安全地帯でダラダラ。
テンポよくコミカル、恐竜を見るくらいロマンチック、そして信じられないほどチャーミング！！恋愛にも自己実現にも、人生のあらゆる点で何事にも広く当てはまりそうな、本当に大切なものに気づかせてくれるような"1日"。哲学的ですらあるけど決して押し付けがましくない、かけがえのない時間。興味深いなんて冷静に言えるもんじゃない。今はこの作品をただただ味わいたい、じっくりと噛み締めていたい。そんな何にも代わえ難くステキな心地よさに身を任せる。大好き！愛しすぎる面白すぎる！
素晴らしい監督・脚本はもちろん、我らがアンディ・サムバーグ × クリスティン・ミリオティの見事な演技と化学反応が魅力的すぎる。行動原理の一つ一ついちいち共感・納得。例えば朝に、浮気している彼女ミスティとマンネリ & 最悪な感じで終わったから、口説けばいいだけのサラに行くことなんかも。どこまでも気が利いている深堀り、深遠な洞察。普遍的な感情を描きながら、タイムリープものに新風を巻き起こすフレッシュな視点や語り口が最後まで飽きさせないでいてくれて、最後の最後には鳥肌。素直に感動してヤバかった。これは反則、嫉妬、お手上げ！いついつまでも去っていくことはなさそうな感動と興奮。確かに気持ちは伝わる創造力の爆発！！
Wake up......
「？」ミスティの彼氏。登場人物とともに煙に巻かれる感覚も本作に関しては、非常に効果的で面白い。しっかりと上手いから作り手のドヤ顔・意図が浮かんでくることもなかった。ロイというキャラクターも本作に多くの笑いと深みをもたらすことに寄与していて、J・K・シモンズという役者ともども印象深い。作品に寄り添う選曲まで天才的で、こんなの好きにならないわけない。余裕で好きになっちゃう、本作と恋に落ちるのは時間の問題。去年からずっと見たかった作品は想像以上によかった！上げてた期待値超えてきた！式でビール開けたいな？最高！！こんな最高な映画に出会えたことに感謝しかない。

♪Forever And Ever, You Know Me More Than I Know, When The Morning Comes

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鑑賞前期待コメント
最高すぎるビジュアル！アンディ・サムバーグ！タイムループ(『恋はデジャブ』大好きです)！サンダンス映画祭史上最高額の金額で落札！ゴールデングローブ賞ミュージカル・コメディ部門ノミネート！インディーズ×コメディ=ここまで書いてもう最高すぎるからです。こんなご時世なのでハチャメチャ旅行気分も味わえたらいいな〜なんて期待も。めちゃくちゃ観たい！なんと言っても最高すぎるビジュアル！アンディ・サムバーグ！タイムルー……あれ？

ヤギ
Oh my God. Shits! Shits! Shits! #人生の目標 人生の迷い子。今日も明日も昨日も同じ。なんでも起こり得る？あらゆる感情を経験した
TARA & ABE'S
WEDDING
NOVEMBER 9
オーキッド・エクスプロージョン
Oh my God. Are you fucking cheating on me?!
即死できるように、ICU行きはごめんだ
一文でまとめて。
ひとりで生きるより君と死ぬ方がいい。ここでピリオド。控えめに感嘆符は使わない。もううんざりしているから最高。多少はマシ。爆死か実験よ、脱出
あんたの実家よ、犬を迎えに行く