パーム・スプリングスのレビュー・感想・評価
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コンパクトで観やすい
予告編でパリピ的なノリで紹介されていたのでちょっとナメていました。ですがセリフ回しやBGMと演出が軽快で予想以上に楽しめました。眠るたびに同じ日々を繰り返してきた主人公は飲酒・薬物・セックスを謳歌していたが、どこか虚しさを感じている青年が妹の結婚式に出席していた姉をタイムリープの世界に巻き込んでしまい、二人はループから抜け出すことができるのかという内容でした。
場所はテキサスの砂漠と結婚式場、テキサスの酒場しか映らないのでシンプルですが、脇役と主人公の関係が洪水のように明らかになっていくので聞き逃さないように。
全体的にコメディが多いが、タイムリープを何百回も経験している主人公が語る言葉には説得力があり、考えさせられる内容でした。
友だちとわいわい観たい、明るいSF
タイムループ物はいろいろあるけど、毎日を繰り返すことで、何か悪の組織と戦うわけでも、人生を深刻に考え直すのでもなく、「どうせなら無駄なことしようぜ!遊んじゃえ!」となるところが、本作の特徴であり、魅力。明るくてカラッとしてて良い。
ループから脱出する手段も、真面目に物理学を勉強して、地道に実験を重ねて到達するというのも面白い。
映画館で観るのももちろんいいけど、部屋で友だちとかとお酒飲みながらわいわい観るのも楽しそう。
コレ、ネイティブじゃないとなんだか背景がわからないです。パンフレット極薄。
男女二人のタイムループもの。妹の結婚式の日がロサンゼルス郊外のリゾート地で繰り返される。
ただそれだけなのに、初めに襲ってくる爺さんとの関係と結婚式の爺さんは同一なのか?
主人公の親父が後半出てくるが同一人物なのか。同一人物だろなぁ。
オンナ関係が不明なのととなぜ結婚式に出席するのか?
泊まってるのは人の家なのかリゾートホテルなのか?明らかに民家だし。なんで他人が食卓で会うわけ?
繋がりを欠く。結婚式の新郎を殴りつけたり、司会者からヤクを奪ったり、ホモなのかバイセクシャルなのか
もうはちゃめちゃ。
タイムループならば単純なラインで話が進めば良いじゃん。と愚痴のひとつも言いたくなる。振り出しに戻って、話を微妙に変えるから混乱するし、内容がない。結論はつまんない映画だったと言うことだけ。
まあタイムループから抜け出す手段が奇想天外なのは許容範囲だけども。
二人が結ばれる由縁もよくわからないし、女主人公の憂鬱もよくわからない。別に抜け出さなくてもいいじゃんと思った。
なんかアメリカ人じゃないと良くわかんないんじゃない?
お気楽映画だけども、モヤモヤ映画。どうでもいいけど、有料パンフレット@880円もするのに内容スカスカの極薄。
「るろうに剣心」とえらい違い!印刷製本原価が限りなく低い。ガッカリ。
サクッと見れるタイムループもの
リゾート地パーム・スプリングスでサラはナイルズに興味を抱く。いい雰囲気になるふたりだが、謎の老人が突如ナイルズを襲撃!負傷したナイルズは近くの奇妙な洞窟へ逃げ込んでいく。サラも洞窟に入ってしまい、“タイムループ”に閉じ込められてしまった!
タイムループとしては無茶なことやったり、出ようとあがいてみたりなど、割と王道の展開。どちらかと言うと主役はサラな感じがして、ナイルズはちょっとヘタレポジション。
台詞や言い回しがかっこよく、くすっと笑える場面も散りばめられていて90分はあっという間に終わる。
お互いが何故惹かれ合ったかはあまりわからないのが気になる点。結局たまたまタイムループ仲間になったからだけでは?と思ってしまう。
前評判や予告ではもっとタイムループを楽しんでる雰囲気だったが、作中ではその雰囲気は短く、諦めきったナイルズと苦しみもがくサラの対比が描かれる。その辺りは期待してたものと違ったかも。
良くも悪くも王道なので、タイムループものをあまり見ない人はハッピーに見れる作品。
タイムループ映画は頭が混乱します。
同じ日を永遠と繰り返すタイムループ映画です。
そのタイムループに入ってしまったサラはどうにかしてそこから抜け出そうと頑張るのですが…
真剣な話ではなくてコメディ映画なので面白おかしく話が展開するのですが、エッチなシーンも多いんですよね。これはPG12じゃなくてR15+なんじゃないのかな?
しかし何もない砂漠の真ん中でプールのある家って、めちゃくちゃリッチですね。
とても面白い
タイムループにはまって抜けられなくて困るというのが斬新だ。描かれていない物語の奥行きがある。イーグルスの『ホテルカルフォルニア』みたいな印象の話で、何が幸福なのだろうと考えさせられる。あの状況で言わば神の立場でやりたい放題はちょっとうらやましい。主人公もヒロインも若くないしそれほど美男美女でもなく、身近な感じが魅力的だった。
もっと突き抜けたライトなノリとバカンス感。J・K・シモンズの活躍が欲しかったかな〜な作品です。
予告編を観て、なんとなく楽しそうだったのとポスタービジュアルが色鮮やかで能天気wバカンス感が満載な感じがして鑑賞しました。
で、感想はと言うと、まあまあ。でも結構下品w
最初に辛口な事を言うと、ダメではないが無茶苦茶OKと言う訳でない。
アメリカの「ロッテントマト」でかなりの高評価を獲得し、映画配給権が2200万ドルで売却されたと聞くと観る前のハードルは爆上がりしますが、観た後に聞くと「そうか〜?」って感じ。
まあロッテントマトの評価は個人的にはあまり信用していないと言うのもありますがw
タイムループをテーマにした作品ですが、最初はめっちゃ軽いノリだったのに次第になんか重くなっていったw
愛を知るとタイムループしたくなくなると言うのはタイムループ物の常套手段w
その辺りはしっかりとツボを心得ているとも言えますが、特に目新しい事もないかと。
タイムループ物って、結構ありますがこの手のジャンルを取り扱ったら日本の原作作品って細かな設定やオチに至る迄の伏線的な展開がかなり凄くて、それを目の当たりにしていると物凄く唸る程ではない。
個人的には「時をかける少女」(アニメ版)と「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(漫画原作版)はかなり至高のタイムループ作品。
他にも面白いタイムループ物はありますが、この二つが凄すぎて、ちょっとそこまで追いついてない感じなんですよね。
勿論、この作品のジャンルから考えるとそこまで求めてはいないんですが、かと言って突き抜けた感も薄い。
最初はもっと下品で理不尽で「楽しけりゃあいいじゃん」的かと思ったらなんか途中から方向転換した感じになってきて、主人公のナイルズが真面目になってきているw
そりゃあ何十万回も「今日」を繰り返せば、思いつく限りの事は「ゲス」も含んでやるでしょうけどw、個人的にはそのノリで突っ走って欲しかったかと。
何十万回、今日を繰り返したと聞いた時は「100万回生きたねこ」のパクリか?と思ってしまいましたw
また、「セッション」の地獄の鬼コーチ、フレッチャー役のJ・K・シモンズがロイ役で出演してますが、なんかチョイ役っぽいw
何十万回も繰り返す原因は分かっても、必ずロイの弓矢が襲ってくる。
恋のキューピットならぬ地獄のキューピットw これぞJ・K・シモンズを起用する最大の理由かと思いきや、そうでもなかったw
この辺りが勿体無いし、ちょっと中途半端なんですよね。
なので途中から死のうが寝ようが「今日」を繰り返される。
そうなんだろうけど、どうもボンヤリ感が充満してきて、途中から中弛みもする。
ちょっと息切れというかネタ不足な感じがします。
また、これは大いなる個人的な感想ですが、ヒロインのサラが想いを込める程の美人でもないし、そうでもないw
もうちょい愛嬌と言うか、魅力的だったら共感出来るけど、そこまででもないかな〜w
良い部分も沢山あって、プールでピザのビーチボードでプカプカしながら、満点の空の下でビールを飲むなんて最高に憧れのバカンスw
ラストも良い感じだったので、この作品にはそんな最高のバカンスを期待してたんですよね。
なんて言うか、「涼宮ハルヒ」の「エンドレスエイト」みたいなって言うかw
ハードルをちょっと上げ過ぎたかな?とも思いますが、良い部分もあるし、面白そうな部分も沢山ある。
全くダメではないけど、じゃあすげえ良い!と言う訳ではないから「まあまあ」がちょっと勿体無いかなと思います。
「今年、もっとも楽しい映画!」とか「素晴らしいコメディ!」と絶賛されているのを聞くと余計にそう感じるw
あくまでも個人的な一意見ではありますので、参考程度にして頂けると幸いです。
あの人は誰だったのか
前知識ゼロで観に行ったのですが、ラブコメだとわかってからはとても楽しめました。
最初の地割れのB級感に不安がよぎったもののルールがわかってからは結構退屈せずに観てられました。
気になる箇所があると次に解決するような伏線と回収が順繰り行われる明快な構造で何にも考えないで楽しめると思います。
冒頭の謎のダンスシーンも、ミュージカル映画のように突然ミュージカルとして始まったわけではないとか、基本構造が伏線と回収なのでネタバレ回避のため他は自粛しますが・・・
ストレートに恋の行方でハラハラドキドキするようなものよりは全然楽しめるんじゃないでしょうか。
ただ、劇中同じ意味深なセリフを違う人にいうある登場人物が何者なのかちょっとわからなかったのが残念。
2回目観ればわかるのかな・・・
タイムリープ恋愛
タイムリープ物は大抵どんな題材でもそこそこ面白くなるのでどうしても見たくなるよね。
こちらの作品ふコメディ寄りということで鑑賞、コメディを期待しすぎると思いの外笑えない。まあ、笑えるシーンも多々あるんですが、色々テーマがあり考えさせられてしまう。
今回のタイムリープで面白いのは3人も繰り返しの毎日を送っている事。
同じ日々をずっと繰り返している主人公とダメダメ女、主人公のようにずっと同じ日々を繰り返してそこに居続けたい気持ちもわかるが、ダメ女は勉強してそこから脱出する手段を、ってのはわかるんだけど、雑な脱出方法だなあ笑
jkシモンズがなかなかいい味を出しててエンドロールで主人公に話かけて喜ぶシーンがよかった。
謎のおばあちゃん、実は主人公より前からタイムリープしてるんじゃないかなーと思うと面白い。
恐竜とかよくわからない存在もあったがまあまあ楽しめました。
このテーマで目新しさなし。
映画では使い回された物語。どんな名案があってHuluオリジナルで映画化と期待したが、全く古典を並べただけの映画。
愛がテーマなのかよくわからないし伝わらない。テレビでサブスクリプションで丁度いい。
90分でさくっとみるには良い映画かな。
今年58本目(合計124本目)。
90分と2時間を切っている内容で、どなたも書かれている通り「明日も明後日も今日」という、いわゆるタイムループもの。延々と抜けられないわけですね。
PG12指定なのは、多少なりとも「大人の営み」な表現がある(最初だけですが…)ところですが、残酷な表現というところは見当たらないようです。
ストーリーの筋としてもわかりやすいし、この手の「タイムループもの」では珍しいのかな、明日も明後日も今日…という中でも参加者が増えていき、それがヒントになる描写がいくつかあります。ここを見逃さなければ8割がたラストの予想はつくのかな、と思います。
ちょっとあまりみないタイプだし、派手なアクションものもないけど、さくっと2時間を切る時間で見るには特に問題はないかな、と思います。
後半(ラスト近く)、唐突に数学(位相空間論)や物理などマニアックな単語が出てきますが、要は「元の世界に戻る」ときの「ワープ」の話で、本質論ではないです(知っていても知らなくてもあまり損得はない)。
減点対象は特に見当たらない(「大人の営み」があるのは、最初の1度だけだし、PG12なので)し、字幕や英文法的にも変なところはなかったので、5.0としました。
今週(19日の週)やGWの週になると相対的に消えてしまう可能性が高いので(とはいえ、コロナ状況で全部そのままスケジュール通りとも思えないが…)、気になったらお勧めです。
あと、美しい自然が目を引きました(CGかな?)。
ジャケットが綺麗だったので映像美に期待したけどそれほどでも無かった感じ。
主人公のナイルズが知り合いの結婚式の日をタイムループしてしまうストーリー。
女友達のサラも同じ様なループ状態に。
朝起きると結婚式当日の朝から一日が始まり死ぬとまた当日の朝を迎える展開。
最初はそれほどでも無かった二人の関係が徐々に深まって行く中、サラがタイムループから抜け出せる方法を見つけ出す事に。
笑いはあるんだけどそれ以外の感情は生まれなかったです。
遠方に出掛け、帰り道は渋滞するので今ここで殺してくれと言うセリフは笑えました( ´∀`)
アメリカンパーティー(悪酔い)×タイムループ
まさに星3つ、みたいなインディペンデント風娯楽映画。気軽にビール飲みながら観たいね、みたいな映画はあっていいのでいいのではないか。主役の女の子が良かった。タイムループはもはやデート映画のひとつのジャンルになってますね。そういった中でもどこかバングオーバー風なエグさというかバカバカしさというか大衆受けを狙わずのセックスコメディーは正しきニッチな気がした。パーティー文化はアメリカ映画の王道だな。
気楽に楽しめる
日本ではあまり見ない気がするが、タイムループってアメリカで好まれる題材なのだろうか。歳を取らないので良いように思えるが、抜け出せないのは辛いようだ。
コミカルな2人のキャスティングが良いと思う。J.K.シモンズも笑える。
どうせムリだと諦めずに体当たりしろ、というのがテーマなのかもしれないが、それは後付けという感じで、あり得ない状況に陥ってしまった2人の、あ、3人か、のドタバタを楽しんでしまえば良いのでは。だってあり得ないしね。
アメリカ映画が時々届けてくれるシチュエーション・コメディ。小品だが佳作。
①映画はなるべく事前に内容を知らずに観るようにしているので題名から保養地パームスプリングスでバカンスするバカップルか家族もののコメディと思っていたら、なかなかひねったシチュエーション・コメディであった。
②始まって10分もしないうちにネタバレしちゃうし、どこかで見た話だな、と思うがなかなか凝った作りで面白い。
③クリスティン・ミリオは最初全然ヒロインっぽくなくて、サブキャストの一人に過ぎないと思っていたのに最後には立派にヒロインしてました。コメディエンヌらしい風貌でもないのにコメディ演技も確かでアメリカ映画は時々こういう人が出てくるので侮れませんなぁ。映画の中での昇格ぶりは『ロッキー』のタリア・シャイア並み?
うーん。盛り上がりに欠けたような、
タイムスリープ物の(オイラの中での)傑作、ハッピーデスデイ2部作には、及ばなかったなあ。
なんかよく分からないストーリー展開だったなあと。
どうせならもっとエロ要素満載にした方が良かったか?
俗っぽいけど哲学的
ヤルとか、飲むとか、世俗的な話と哲学的なことを考えさせられることが入り混じってこれまでに無い感覚。
タラが段々綺麗になっていく所はさすがです。
タイムループ物だが、従来の物とは異なり、生きるとは?ヤルとは?を考えさせられます。
毎日同じ人と、同じ日にヤリ続けるってどんな感覚なのだろう?
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