劇場公開日 2021年8月20日

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ドライブ・マイ・カーのレビュー・感想・評価

全581件中、101~120件目を表示

5.0でも広島→北海道往復は少々キツ過ぎないか

2022年5月6日
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鑑賞方法:映画館

濱口監督作品は数本観ましたが、肌が合うというか、ストレスなく鑑賞できる作品が多いです。
今作はわりかしストレートなエピや配置が多く(主人公夫婦の距離感、多言語演劇の距離感、距離感が破綻してる岡田君との対比、演目と心情のシンクロ等)、それらを慎重に重ねていっての、また意外なほどにエモーショナルなラストに驚きました。
全てがストーリーに奉仕し、素晴らしく緻密です。ただ私は「偶然と想像」の抜け感が好きですね。
私は5作品?位しか観てないのですが、今作は今までの監督作品の印象的なシーンがアレンジを変えて登場しています。北海道での主人公の達観は震災のドキュメントにも関わってた監督の思いも感じます(引きの画の倒壊したままと再建した住宅の対比も震災を想起させる)。朗読は「偶然と想像」、岡田君と主人公の車がすれ違うシーンは「The Depth」のラストを想起させます。あれは最高にかっこいい。岡田君のキャラもdepthの子とちょっと似てるかも。
またこれは邪推ですが、岡田くんのエピは「寝ても覚めても」の主人公コンビのリアルの顛末も多少入ってるんでは…とは思いました。

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なな

4.0村上小説一編を読み終えた満腹感

2022年5月5日
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映画を鑑賞したというよりも、村上春樹の文庫本を一冊読み終えた満腹感。 誰もが抱える「生きづらさ」を淡々と紡いで、3時間があっという間に過ぎて行く。笑顔なのは唯一 聾唖の女優だけであるのが、とても象徴的である。
"行間"を読み解くように、日本語字幕付で鑑賞することをオススメする。

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あべしゅうさん

4.0見てよかった

2022年5月3日
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鑑賞方法:映画館

単純

知的

幸せ

色々な工夫がされてる映画だった。劇中芝居や多言語の役者さん。でも、メッセージはシンプルに気持ちに届いた。でも、長いせいか、退屈そうにしてるお客さんや、途中にトイレのためか出入りする人もいた。

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ピココ

3.0正直なところ

2022年5月1日
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映画の日&仕事休み&話題作というところで朝イチの時間で鑑賞しました。
口コミを読んである程度予習して鑑賞しましたから、まぁまぁ楽しめました。
途中 少し睡魔に襲われましたが、何とか最後まで見終われました。

ピストルの音で完全に眠気が消え、??まさかのまさかが起こり……。
見てのお楽しみです。

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リモーネ

3.5長いとは感じなかった

2022年5月1日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

幸せ

上映時間の長さに驚きましたが、飽きることなく惹きつけられました。
岡田将生、よかったなーと思いました。

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かおり

2.5私はつまらなかった

2022年4月30日
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鑑賞方法:VOD

・二カ国後の舞台という設定は面白かった(本当にそういうのがあるなら観てみたいと思った)
・村上春樹作品の冗長さは、私には合わない。

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[#D2TV]

5.0製作費が少ないのに

2022年4月30日
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製作費が少ないのにアカデミー賞を受賞したのはすばらしい。
コーダだとかは何百億かかってるらしいが

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山田三郎

5.0赤のサーブ素敵でした!

2022年4月29日
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鑑賞方法:映画館

サーブ900ターボ
素敵でした!
もちろん、お話も、素敵でした。
予備知識ゼロで観ましたが、
3時間、あっという間でした。

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masakawa fujisawa

5.0めっちゃよかった。

2022年4月29日
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鑑賞方法:映画館

すごく村上春樹だった。感動した。
長いけど平気だった。

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redhotmot11

4.5良作

2022年4月29日
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作品に入り込んでました。
そして考えさせられる作品。演技も素晴らしかった。

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にゃんにゃん

3.5全くもって沼のような作品。 丁寧とかでなく緻密に作られている様は圧...

2022年4月27日
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鑑賞方法:映画館

全くもって沼のような作品。

丁寧とかでなく緻密に作られている様は圧巻でした。
家福悠介(西島秀俊さん)は愛していた妻の音(霧島れいかさん)の運転が嫌いだったし。
音 が望まない物は自分だけ望んでも仕方ないと、音 と同じ人生を選択したし。
わかっているのに見ないふりしてる悠介に
ごめんね。と、あなたで本当によかった。と言える 音 だったし。
だけど、2人にとっての最後の八目鰻のくだりを話し聞く互いの目は
身体は重なり合っていても、心の通わないビー玉みたいだったのが印象的で
心と肉体のバランスが美しく表現されていた。

え?ここまでがプロローグですか?って すでに驚きの没入感。。。。で、
村上春樹の世界感のモダンな映像美から、いつしか物語へと没入させる展開は見事。
現実と過去、過去からの現在、
チェーホフの戯曲「ワーニャ伯父さん」が絶妙に織り込まれているこの作品。
この戯曲の最後。
辛く苦しい心を吐露するワーニャに、ソーニャが語りかけるくだりが、
話をする約束をしたあの日、家の立体駐車場前で止まったまま、
車の中でテキストテープが淡々と点眼しながら流れる。
その「ワーニャ伯父さん」の同じ戯曲シーンがラストの舞台にもリンクしている。
すなわち、時間軸では進むが過去と現在に繋がり
まるで飲み込まれていくように現実が感情を残したままに動いていくが
それぞれの人生のこれからに進んでいく道標ともなる。

許せない自分の罪、向き合えない真実、そして得体の知れない後悔。
しかし、生きていること、生きていくことを肯定していく尊さを強く感じる作品でした。

戯曲「ワーニャ伯父さん」を知らない人は、
観る前か、後でもWikipediaででも少し調べれば、この作品をより味わえると思います☺️

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甘酒

5.0良い映画!

2022年4月25日
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鑑賞方法:映画館

しみじみと心に響いてきました。 その先に救いがある未来もあると。もし救いがなくても
生きてきた時間の尊さをあらためて思いました。出演されている俳優さん方もとてもよかったです。
心がほっこりして がんばろうと思いました。

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寛子

3.0長時間に耐えられる人

2022年4月25日
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まず長時間に耐えられる人、終始薄暗い感情が付き纏うのでスッキリはしないと思う。
ただ展開がいいので村上春樹さんの作品が好きな人は高評価なんだろうなと思った。

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お豆腐

4.0真面目な良作ですね

2022年4月24日
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鑑賞方法:映画館

約3時間の長尺かつ地味なストーリーであるにも関わらず、飽きさせず最後まで引っ張る監督の力量はお見事。演技も映像も、控えめなBGMも、すべてが調和していて良し。
例え愛し合う相手でも、他人の心の中には深入りすべからず、というメッセージには納得しました。
アカデミー賞の権威など、私にはどうでも良いし、受賞作品には食指が動かないものが多いのですが、本作は短い予告編で好みに合うかもしれないと感じたのが正解で、劇場で観て良かったと思えました。
ただ、劇中劇が多国語で演じられるのは、私には気が散るだけでした。原作は、作者が好みでないため未読なので、本作が原作通りの映像化なのだったら失礼な誤解に当たりますが、もしも、アカデミー賞の審査員にウケるためのあざとい手段だったら興ざめです。

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ぱおう

5.0心に寄り添ってくれる

2022年4月23日
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母と見に行ったのでセックスシーンは少し気まずかったけど、内容自体は母と見に行って、違う世代の人にはどういう映画に見えるか聞けたので良かったと思いました。
あらゆる世代にとは言いませんが1回人生の中で見て欲しいです。

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すぱーくりぃ

4.0寡黙さと饒舌さ

2022年4月23日
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「僕は空っぽなんです」

「自分が空っぽ」とは、どういうことだろうか?

何のために生きているのかわからないとか?
生きる意味とか? 虚無感とか?

「自分が空っぽ」って、見た感じ、中身がみっちりつまってますよ。

「自分を探しに」って、そこにいるじゃないですか。

いわゆる「火サス」とか「土ワイ」は、台詞ですべて語っちゃうのだから、誰が見ても同じ解釈になる。
ああ、そういう事情で、そうなっちゃったのね。
楽だ。想像を巡らす必要もない。

この作品、あれ、ちょっと台詞で語りすぎじゃない?と感じるシーンがある。

寡黙だった者が、饒舌に語り出すとき、観る者が、その饒舌さを削ぎ落として、本来の寡黙に戻していくと、そこに、生きる、生きていく、が、現れ出てくる。

このドライバー、天気の子で、RADWINPSをバックに歌っていた方だそうです。放り投げられたライターのキャッチを見れば、運動神経の良さがわかります。大学で数学を専攻したとか、もう嫉妬しかありません。

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hideaqui

3.0辛気臭いと思っていたが、

2022年4月23日
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鑑賞方法:VOD

暗い映画だと思ってたし、あの棒読みが気持ち悪い。
ただ展開は良かった。これが春樹ワールドなのか。

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ボケ山田ひろし

5.0自分の人生の舵取り

2022年4月19日
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自分の人生に起きた事、傷つく事を恐れて目をそらすのではなく、ちゃんと傷つき、悲しみ、相手のいる事なら相手にぶつかる勇気と覚悟が必要。相手を思うようにすることなんて所詮無理である事を認める。その上で自分の人生を生き続けて行くことが、その後を明るくする処世術なのだと受け取った。
そしてあの世にに行って神様に、こんなにも辛かったんだと愚痴ればいいと。心に響く映画だった。

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eigadorama3

3.0ゲージツ

2022年4月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

映画館に足を運ぼうかとも考えたが、
既にBDがリリースされているし大画面の迫力を求められる内容ではなさそうなので、BD観賞。
結果オーライだった。

基本的に私はアカデミーと好みが合わない。
だから、大きな期待はしていなかったが、想定よりはつまらなくはなかった。
それでもラストには首を傾げざるを得なかったし、
妻の不貞を巡る人間模様にはずっとモヤモヤした感情が渦巻いた。
また、延々続く芝居のリハーサルシーンには辟易した。
何より嫌だったのは必要性の感じられない喫煙シーン。
ただでさえ暗めなトーンばかり続いて気が滅入るのに、サイアク。
私にはゲージツはわからないと改めて感じた。

村上春樹は全く読んだことはないし、あまり興味もない。
今回は原作を読んでみたいという気にもならなかった。

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みみず

4.5人間の心の中は分からない

2022年4月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

今更ですがリバイバル上映で見ました。
成程アカデミー賞をもらうのも頷けました。
最初興味なくて見逃した事を後悔しました。
原作小説は読んでいませんが、とにかく人間の深層心理に響く感じですね。それだけに怖い。
村上春樹の力とそれを上手く映像化した監督の力なのでしょうか。

人間の心の中は誰にも分からない。
何故そうしてしまったのか、怖くて聞けない
本当の事、何故あの時聞かなかったのか、聞くと関係性が壊れてしまう、それが恐ろしい。
でも後悔する位なら聞いておいた方が良かった。失って初めて分かる葛藤。
主人公の俳優兼演出家、仕事で主人公の車を運転する事になった若い女性ドライバー、
色々トラブルを起こす血の気の多い若い俳優、
三者三様の物語。他にもあるが皆何かを抱えている。心の中の葛藤を暴露してようやく自分を見つめ直し次のステージに進める、その苦しい感じが胸に痛い。その気持ちが泣けてくる。
それと演劇には疎いのだが演劇祭を通じて演劇の世界を垣間見た気がする。
特に手話を使う演者の演技を見て手話の会話は分からないが何故か泣けてきた。訴えかける力を感じたからだろう。劇中劇なのに演劇祭に心打たれた。生で演劇を見るのも良いかも知れない。

3時間超えの長い映画なのでオマケ映像と言うほどでは無いが最後のシーンは色々意味深。
是非見てご自身で解き明かして欲しい。

あとトイレは上映前には行った方がいい。
上映中我慢できない人が何人か出入りした。

本編には関係無いけど、コロナ禍の数年前に
安芸灘大橋とかとびしま海道、主人公の泊まっていた呉市御手洗地区など家族旅行でドライブした所なので懐かしくなりました。例の駐車場も行きました(実際は和食レストランと土産屋の駐車場)。石の常夜灯のある所です。
海も景色も本当に綺麗で…

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ひろちゃん千葉