劇場公開日 2020年10月9日

シカゴ7裁判のレビュー・感想・評価

全89件中、41~60件目を表示

3.5エモーショナルなラスト

2021年3月28日
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歴史や当時の情勢、政治的背景を知らないため、理解出来てない部分が多々ありますが、それでもこの裁判の異常性や理不尽さは明らか。衝撃的でした。

会話の連続で情報量が多い中、スピーディーな展開と編集で飽きさせないのも凄い。

ラストシーンは非常にエモーショナルで、それまである程度法廷で“優等生“でいたヘイデンのとった行動に涙が溢れました。

こういった自身の知らなかった歴史を知れるのが映画の良いところ。観てよかったです。

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まだまだぼのぼの

4.5権力、思想、不条理、戦争、様々な要素が絡み合っている。最後まで緊張...

2021年3月21日
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権力、思想、不条理、戦争、様々な要素が絡み合っている。最後まで緊張感の途切れる事がない骨太の見応えある力強い作品だった。いろいろな法廷ドラマがあるが、この判事のお粗末さは最悪、しかも実話なのだからより恐ろしい。達者な出演者の中でもマーク・ライランスが演じる頼りなさそうだが実は信念、気迫ある弁護士が気に入った。

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tsumumiki

4.0必要悪

2021年3月20日
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個人評価:3.8
正義の名の下に行われる暴力。正義を突き通すには、それは必要悪であり、その先導者は南北戦争の北部連邦のリーダーリンカーンと同じある。
シカゴ7裁判を引き合いに、世の中を変えるには、ぶつかり合い、行動する暴力が必要だという暗喩があると感じる。最後の法廷で戦死者の名を呼び上げる場面。実刑を受ける彼等だが、正義はどちらにあるか皆が理解していた。

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カメ

4.5泥沼のベトナム戦争の裏で

2021年3月14日
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これは完全に好みでした。
進行する裁判とデモ当日の出来事の紡ぎ方が秀逸。立ち上がる民衆とそれを潰そうとする政府のぶつかり合いが熱い!これは一流の裁判映画だと思う。
終盤はニヤリからの涙もあり、久々にグッとくる感動があった。ソーキン監督やるな〜

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Iwarenkon

5.0アーロンもの

2021年2月26日
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はずれないなぁ

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ボケ山田ひろし

4.0まったく、あんたらのやることと言ったら!

2021年2月24日
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知的

1 1968年のベトナム反戦運動を巡る史実を題材にした法廷劇。

2この映画が採り上げたのは、暴動の共謀罪に問われた反戦運動家の裁判を巡る史実。判決という事実を改変するわけにはいかないので、どんな作り方をするか心して見た。時代背景や思想など重たい所はサラリと流し、娯楽作品として面白く見せる工夫をしていて上手く作られていると感じた。

3良かった点は、①冒頭から時代背景、反戦運動家の紹介、政府の思惑が順次簡潔に語られ、舞台を一気に法廷に持ってくる導入部の手際の良さ。②被告たちと代理人が、法の番人としては最悪の判事とバトルを繰り返しながら、あの時何が起きたのか?を示していく、テンポの良さ。③被告人のグループは、必ずしも同質ではなく素性や主義主張に違いがあることを明確にし、優等生タイプ、劣等生タイプ、ブラックパワ−に焦点をあてた。そのうえで、最後にはある方法で戦争終結の強烈なメッセージを表す。④被告人や人権派弁護士、権威主義的な判事、良心のある検事などの人物造形がことごとく適格でドンピシャリはまっていた。
 反面、良くなかったのは、タイトルの工夫のなさ。これでは人は興味を持たない。また、二重否定のセリフをそのまま訳すなど翻訳にも工夫があれば良かった。

4 この映画は、五十年前の歴史的史実を題材に、国家権力は大義の名のもとに、時には権力者の自己都合をもって、行政や司法機関を使って平気で事実を捏造し、正義に反することを行うことを示した。そして、健全な社会体制であれば、その過ちは見直され自浄作用が働くことも示された。政府によるさまざまな出来事や不祥事が起きている我が国では、自浄機能が正しく発揮できるのか危惧する。

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ショコワイ

4.5All world watching

2021年2月21日
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あらゆる描写を組み合わせて視聴者の理解が構築されていく構成に感動した。

判事への胸糞や、権威主義に対するやるせなさ等、我慢するところも多々あったが、総じて歴史理解も深まっていい映画だった。

史実を元にしているとはいえ、脚色が加えられていることは、レビューで知り少し残念だったが、一映画として形を成すにはしかたない面もあったのかと思う。

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Kazuaki Fukuda

4.0理不尽すぎる。。。

2021年2月14日
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悲しい

知的

難しい

観たい新作が公開延期ばかり・・・
ってことで、Netflix配信映画「シカゴ7裁判」を観ました。
こんな理不尽な裁判がホントにあったなんて・・・
国家が司法を意のままに動かすなんて、あり得ない。
反戦運動で闘い、裁判でも闘い、
ずっと国と闘う意志の強さに頭が下がります。
感動のラストシーンでは、心の中で、
画面のみんなと同様に立ち上がっていました。
エディ・レッドメインも、ジョゼフ・ゴードン=レヴィットも
演技が素晴らしかったが、弁護士役のマーク・ライランスの演技がすごく良かったなぁ

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tom

5.0なかなかの見応え

2021年2月11日
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鑑賞方法:VOD

久々に見応えのある法廷劇だった。 60年代、暴動を扇動した容疑で捕まったシカゴセブンと言われる被告が裁かれるさまを描いた作品。
数ヶ月にも及ぶ裁判の合間に回想シーンなどが織り込まれる。とにかく編集がうまくて飽きさせない! バラバラ個性の7人の被告たちや、ちょっと頼りなさそうな弁護士クンスラーも良いが、判事の憎たらしさも際立っている。陪審員不在で審理を続けるなんてことが通るのかと驚いた。
他の人も書いているが8人目の被告ボビー・シールに至っては完全に無関係・デッチ上げの冤罪。弁護士も付けられずに裁判が進行する恐ろしさ。途中で審理無効にはなったが、国は彼に謝罪が必要ではないのか。

よくある「最後は正義が勝つ」わけではなく、結局有罪の判決。 しかしこんなにも理不尽な裁判があった、それを知るだけでも大きな収穫。
民主主義国であってもいつでもこんなことが起こりうる、それは日本にとっても他人事ではない。

ヘイデンが戦死者名を延々と読み上げるのはあまりにも映画的なエンディングだが、これも史実なのだろうか?

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lll

4.0ものすごく見やすい

2021年2月10日
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ほとんど画変わりのない
法廷劇だが、悪役がきっちり描き分けられているおかげで
ものすごく見やすいものとなっている。

悪役がいるかと言えば、正義は曖昧で
そこは見ている側に委ねてくれる。

今風の作りだと感じた。

何をもって正義とするかの線引きは各個人でしたうえで
議論し、夢想する。
映画という文化が立派に機能しているといえる。

感じた事は、今の日本もこんな感じなんだろな
と、個人的には感じた。
法が全てではない。

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Nov

4.0一国の善悪は世界にとっての善悪と同じなのか

oさん
2021年1月4日
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鑑賞方法:VOD

法廷知識が乏しいにも関わらず最初から最後まで面白く見れてその上理解までできてしまった…。導入部分のオーシャンズばりにテンポのよい登場人物の紹介、情報量が多くてかつ史実に基づいた作品はかたっ苦しいことも多いが、この作品のテンポの良さはとっても気持ちが良くてあっちゅーまに惹きこまれる。

史実とかけ離れている点が多々あると批判されてはいるが、そうやって鵜呑みにするなよ!と教えてくれる人がいるからぼくらは脚色された作品を楽しんで学ぶことが安心してできる。
自分もレビューを読んで、事件の順番など史実と異なる点があるんだと初めて知ったひとりである。ありがてえこと。
公開が延期になったりネトフリに権利を渡したりというハプニングで「言論と自由」「差別」について世界が考えなければいけないタイミングで観れることになったこの作品。
脚色によって忘れてはならないことを魅力的に学べる映画があってもいいんじゃないかとぼくは思う。

レッテルや立場ではなく、きちんと自分で信じられることを貫き通すことが大切。
政治に興味を持てる若年層は少ないだろうけど、この作品を見てどんな形でもいいから未来に危機感を持てたらいいな。少なくともぼくは危機感をもてた。
自分たちの未来のことをきちんと考えて行動していかないといけない。過去に色んな出来事や犠牲があったおかげでぼくらはいま十分に選択ができる時代になっているんですね。

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o

3.5不公平な裁判

2021年1月1日
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悲しい

知的

シカゴセブンと呼ばれる裁判のドキュメンタリー。
1968年8月の民主党大会に合わせてベトナム戦争反対を訴えようとした7人が暴動を扇動したという罪で起訴され、その裁判の様子を描いたドキュメンタリー作品。
当時は、アメリカでもあんな偏った裁判が行われていた事に驚いた。
日本や韓国なら拷問による自白の強要などが行われてた事も容易に推測出来る時代だと思うが、アメリカでは流石に拷問は無いが、偏った考えの判事による不公平な裁判は観ていて腹がたった。
それと黒人差別も描かれていたように思う。
フランク・ランジェラが憎らしい判事役を素晴らしく演じてた。
裁判の映画って、なるほど、って言う事例は作品にならないだろうから、こんな事件を取り上げるようになるのはわかる気がする。そして、そんなおかしな事が有ったという歴史を少しでも知ることがドキュメンタリーを観る価値なんだろうと思った。
一見の価値が有る作品です。

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りあの

4.5【”警官達は名札を外して、警棒を振りかざしてベトナム戦争に抗議する僕たちに向かって来た・・。” 果たして、アメリカの行政府、司法の根本的な思想は当時から”改正”されているのだろうか・・。】

2020年12月31日
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悲しい

知的

幸せ

■この作品、映画館で観たかったなあ・・。(嘆息)

◆1968年、ベトナム戦争が泥沼化する中、ジョンソン政権が倒れ、(と言うか、ジョンソン自身が世論を受け、2期目を断念。)ニクソン政権が誕生した端境期に起こった、
 第35回民主党大会に、”反ベトナム戦争”をアピールするために立ち上がった若者達3団体と、シカゴ警察との衝突事件の首謀者とされた7人の若者に対する裁判を描いた法廷劇。
 当時の映像も織り込みながら、物語は進む。

<Caution ! 以下、内容に触れています。>

■感想
 ・裁判の主任検事に任命されたシュルツ(ジョセフ・ゴードン=レヴィッド)が、裁判が進行するにつれ、自らが裁こうとしているトム・ヘイデン(エディ・レッドメイン)を始めとする若者たちと、”腐った行政府”との狭間で”淡々と”職責をこなす姿。
 ー が、ラスト、彼の取った行動で、彼の心情が分かるシーンが染みる。ー

 ・愚かしきホフマン判事(フランク・ランジェラ:流石の演技である。彼の愚かしき判事を演じる姿が、この作品を見応えあるものにしている。)の姿。
 - 明らかに行政府に与した裁判を展開。反発する被告、クンスラー(マーク・ライランス)、ワイングラス等、弁護団に対し、”法廷侮辱罪”を連発する。
 エンドロールで流れる、彼の裁判進行に対する世間の厳しき評価のテロップに、留飲を下げる。-

 ・ブラック・パンサー党首、ボビー・シール。代理人を付けず法廷に立つ。反抗的な態度を取るボビーに対してホフマン判事が行った事。
 - もはや、民主主義国家の裁判ではないな。流石に驚いたシュルツは審理無効を求める・・。-

 ・クンスラー、ワイングラス、トム・ヘイデンはジョンソン大統領時代、司法長官だったクラークに証言台に立つことを求める。そして、彼は【調査の結果、暴動の原因はシカゴ警察にあった】と勇気を出して、悠然と述べる。
 - 狼狽えるホフマン判事。予備審問だから・・、と彼の証言を陪審員に伝えることを拒む。重ねて、民主主義国家の裁判ではないな・・。-

◆後半151日目  <白眉のシーンである。>
 被告者代表として最後の意見を述べる、トム・ヘイデンに対し、ホフマン判事の
 ”君は、公判中、真摯に対応してきた・・云云かんぬん。証言次第では、君の刑期も云々・・”
 という傲然とした言葉に対し、トム・ヘイデンは、4752人の、この愚かしき裁判が進行している中、ベトナム戦争で殉死した兵士たちの名前を淡々と読み上げる。
 シュルツ主任検事はその言葉に対し、”戦没者たちへの敬意を示し”起立する・・。

<今作を鑑賞するまで、この裁判自体を知らなかった・・。
 そして、今作品を観て思う事は、1968年と2020年のアメリカの行政府の愚かさは、全く変わっておらず(と言うか、明らかに悪化している・・。)
 司法機関の機能も、RBGさんが亡くなり、愚かしき男の指名により最高裁判事の比率がリベラル派より、保守派が上回る状況になってしまった事は周知の事実である。
 バイデン新政権が、どこまで現在のアメリカの軌道修正が出来るのか・・。

 何よりも、情けないのが、私の住む居住区の大都会で、年末になって繰り広げられている ”Qアノン日本版” と呼ばれている連中の主張である・・。
 新年が来るのに、暗澹たる気持ちである・・。

 ”世界が見ているんだぞ! 恥ずかしい振る舞いをするな!”>

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NOBU

4.5これぞ才能のアンサンブル!

2020年12月28日
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興奮

知的

ベトナム戦争中に反戦を訴えデモをし、捕まった人々を巡る裁判を映画化した作品。

当時は産まれてないし予備知識は「いい映画らしい」とだけであらすじすら知らない状態で鑑賞。
当時の背景を知っていたらもっと深くなるのかもしれないが、知識は全くなくても編集が冴えてるので自然な形で当時のことが分かるようになっていた。
ドキュメンタリー調でありリアリティ溢れる編集は本当に上手だなーと感心した。アカデミー賞にもノミネートは確実だろう。

そして脇を固める役者もすっごいいい!
画面の何処を観ても味がある。「脇を固める」とはまさにこのことを指すんだろうな。
正直主演が誰なのかよく分からないけど、主演だけじゃなくて全員の演技が素晴らしいのでエンドロールで必死に文字を読んでいた。

その中でも特筆すべきは裁判長役のフランク・ランジェラとエディ・レッドメイン。
裁判長はテレビ画面を殴りたくなるくらいめっちゃウザくて憎たらしい。
しかし、怒りを抑え冷静に考えると、ここまで観客をイラつかせるのはすげえなと実感。もう顔つきがウザイし。あの存在無くしてこの映画は成立しなかった。

それとエディ・レッドメイン。
後で調べたらどうやら彼が主演らしいが、憑依にも似た演技をしている役者陣の中でも圧倒的な存在感を放っていた。
なんというか、いるだけで熱が伝わってくるという感じ。
これといった怪演がある訳では無いがスターオーラがすごかった。なのに周りに溶け込めていたので「さすが!」としか言えない。

と製作側ばかり褒めてるがもちろんストーリーも一級品。
なんかデビット・フィンチャー作品に作風が似てる。後で知ったけどどうやら監督は『ソーシャルネットワーク』の脚本をした人らしい。
渋いフィンチャー感とアメリカ的な熱が上手くマッチした作品でした。

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Pegasus

5.0暴動を起こしたのは警官隊

2020年12月25日
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1968年にシカゴで起きた暴動の裁判を描く。
ジョンソン政権は、暴動を起こしたのは警官隊だったので、立件する気はなかったが、ニクソン政権は見せしめに立件し、政治裁判にしてしまう。
裁判官は最初から有罪と決めてかかり、検事局は司法省の意向から証言を作り上げる。
こんな映画を作ることができるスタッフ、俳優、出資者に敬意を表す。

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いやよセブン

4.0権力に逆らう危険分子たちを有罪にする裁判

2020年12月12日
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激動の1968年。マーティン・ルーサー・キングが4月に、ロバート・F・ケネディが6月に暗殺された。大統領選挙を控えた8月、民主党の全国大会が開かれたシカゴに全国から反ベトナム戦争派が集結し、集会やデモを繰り広げた。デモ隊と警官が衝突し負傷者を出す事件に。

今作はデモを扇動したとして起訴された各グループのリーダー7名、そしてデモとは無関係だったブラックパンサー党リーダーのボビー・シールを含む計8名を裁く法廷を描いた。

これは共和党のニクソン政権成立後の69年の出来事。彼等を有罪にするための裁判だった。保守的な裁判長は彼等に自由な発言を許さなかった。彼等に有利な証言を切り捨てた。

重苦しく悶々とする展開が続いた。

う〜〜ん、これは傑作だった。アメリカ民主主義の中に存在する権力の横暴、差別主義を浮き彫りにする傑作でありました。映画人としての気概とプライドをしっかりと受け止めました。

The Chicago Seven (originally Chicago Eight):
・Students for a Democratic Society (SDS): Tom Hayden, Rennie Davis
・Youth International Party (YIP): Abbie Hoffman, Jerry Rubin
・The Mobilization Committee to End the War in Vietnam (MOBE): David Dellinger
・John Froines, Lee Weiner
・Black Panther Party (BPP): Bobby Seale

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エロくそチキン

3.0可も無く不可も無く

2020年12月2日
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そういう時代だったのだなーと。
裁判長には呆れたw

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horsesneck

3.5法廷もの。

2020年11月24日
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鑑賞方法:映画館

アメリカ人が大好きな法廷物の作品です。しかも事実に基づいているとなれば、なお興味が湧く作品となってる事でしょう。
舞台はベトナム戦争真っ最中。その中において抗議運動から逮捕・起訴された7人の男の裁判の行方を描いた実録ドラマです。
内容としては非常に骨太の濃い内容となってます。当時の若者なら、誰しも抱いていたであろう反戦、反権力に立ち向かう姿勢がありありと描かれており、観ている者も、そういった若者たちに共感を覚えずにはいられない事、必至です。ラストは、とても印象深いシーンで終幕を迎えています。また随所随所にアメリカの良心が反映されてるなぁとも感じました。
にしても演者の1人、トム・ヘイデン役を演じたエディ・レッドメインは今時ではなく60~70年代の映画が似合う風貌だったのが印象的でした。

※映画館にて鑑賞。

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オクやん

4.0始めの5分?で掴まれる

2020年11月20日
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鑑賞方法:映画館

裁判物というだけでない面白味
話の進め方、見せ方が面白い
キャスティングも面白い
もっと広く公開したら良いのになあ
洋画に飢えてる民はもれなくおすすめです

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persimmon orange

4.0人々の対立を描いた社会派エンタメ

2020年11月13日
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ベトナム戦争反対の抗議デモで逮捕された人達の理不尽な裁判を描いたノンフィクション映画。

黒人に弁護を与えられなかったり、デモのリーダーや弁護士に裁判官が理不尽な罰則を付けられたりかなり理不尽な裁判が展開されますが、それも当時の事実なのかと。
その理不尽な司法と被告達の攻防が面白く、人間の二面性や発言、人々の対立について問う要素もあったり、かなり見応えがあります。
個人的にデモ隊と警察の衝突シーンは香港のデモを彷彿とさせられて怖かったです。

ただ、序盤の裁判までのストーリーが長いのと、最後が字幕の解説のみで語られてる部分が多くて少しガッカリしました。

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さうすぽー。