ジェントルメンのレビュー・感想・評価
全208件中、161~180件目を表示
ガキが…舐めてると潰すぞ
ここんとこすっかり珍しくなった洋画作品
今週はこれがメインかという感じで観賞
やはり「インターステラー」での演技が印象的
だったマシュー・マコノヒー
ほかヒュー・グラントにコリン・ファレル
それらを「スナッチ」のガイ・リッチーがまとめる
となりゃ期待大です
感想としては
確かに役者や雰囲気は良かったんですが
大筋のシナリオがあまりに捻りがなく
それをこねくりまわした構成でごまかしてる
感じで自分でも不思議なくらい作中眠かった
話が進んでもそりゃそうだろうね・知ってたよ
という印象しか持てませんでした
英国で独特な方法で大麻栽培で成功し財を成した
「ミッキー」マイケルはこの頃事業を他人に譲り
足を洗おうと画策しマシューに譲ろうとしますが
マシューにそのやり口を見せたところで
その後ビジネスに支障が出て価値が目減りします
され犯人は誰?
というような話を私立探偵のフィッシャーが
ミッキーの部下レイに口頭で喋っていく内容に
映像が乗っかる構成で映画が始まります
つまりフィッシャーが脚色すれば映像が派手に
なりますがそれは必ずしも真実ではなかったり
する手法はどことなく
「ユージュアル・サスぺクツ」を思い出します
で犯人(黒幕)は誰かといえばマシューなんじゃねえの?
って思うとやっぱりそうで拍子抜け
どんな手でミッキーの商売を妨害して価値が下がった
ところで足元を見るかという部分で様々なキャラクター
が出てきますが基本的に眼鏡でヒゲというキャラが
多すぎなのもなんか観てて違和感がありました
あえてそうしてるのかわかりませんけど
だから奥行きのそんなにないシナリオを
一生懸命引っ張ってこねくり回して
仕立てたような感じの作品にしか見えず
観賞後の余韻は驚くほどありませんでした
ところどころ裏設定とかあんだろな
っ描写はあるんですけど
別になんでもいいやって感じに
なってしまいます
名うての役者が大人相手にナメてかかってくる
ガキ共を返り討ちにするとことかはそれなりに
スカッとするとこもあるんだろうと思うんですけどね
なんだか惜しい一作でした
イギリスの大麻戦争はオシャレ
イギリスの大麻王ミッキー引退に伴う業務引継ぎでおこる裏社会の揉め事をゲスい探偵フレッチャーと大麻王の側近レイがオシャレなトークで振り返る的なお話
なんかねぇ…言動がスマートでオシャレなんですよ
時々ぶっ放すけど無駄な暴力や銃撃戦は控えめ
英国紳士(アメリカ系、ユダヤ系、中国系を含む)の心意気ってやつ?
これがハリウッド発全米麻薬戦争だったら絶対暴力と銃撃戦満載だったと思います(ちなみに日本版なら罵り合いと不必要なエロいシーンが増えてると思う)
派手なアクションが好きな方には物足りないかもしれないけど無駄な犠牲の少ないマフィアの駆け引きもよいと思う
お気に入りはいつでもオシャレなレイ
和牛焼いてる仕草や部屋着のチョイスもオシャレ
なんなら慌ててガキンチョ追っかけてる姿もオシャレ
彼はミッキーが引退したら何する気なんですかね?
最後に一言
イギリス映画ってオシャレな会話が多いですよね
イギリス映画もっと観たい
悪党どもの騙し合い。
豪華俳優揃えた上に二転三転の騙し合いが続き一体だれが最後に生き残るのか、ぐいぐい見いってしまうのでした。固い絆とか厚い信頼とか、金と権力が絡むとこんなに駆け引き生じるのか、と。正義の権力が絡んでこないから小気味良く見れるのでした。
一流の騙しあいバトル
悪なんだけどジェントルマンな佇まいがカッコいい!
先の読めない騙しあいバトルがとても面白かったです。
登場人物が多くて複雑な展開なのですが、映画の脚本を語るという形が解説のようにもなっていてわかりやすく観れました。
お洒落な暗黒界ムービー
日本でこうしたドラック・ヤクザ映画となると、血しぶき上げて、湿っぽい路地裏での暗いイメージの作品となりがちだが、イギリスが舞台となると、マフィアそのものの描き方もお洒落。たくさんの人が殺されるバイオレンスシーンもあるのに、決して血生臭くなく、後味も悪くない。
その要因は、やはりストーリーの展開の面白さにある。一見すれば、『ジェントルメン』、しかし、その実態は、暗黒界に君臨するマフィアの面々。マリファナ界のドンであるミッキーが、500億にもなるその利権を譲渡することを聞きつけたマフィア達が、我が物にしようと企む駆け引き合戦。裏の裏、そしてまたその裏をかいての、ジェントルメンによる利権争奪戦が繰り広げられる。その駆け引きに、こちらもまんまと騙される。
そして、私立探偵・フレッチャーが語る、マリファナ王・ミッキーの実話を映画にしようとする、脚本とリンクして物語が展開していくため、ストーリーの二重構造としての面白さもある。但し、最初のフレッチャーの語りのテンポが速く、行きつ戻りつするストーリーや様々な登場人物によって、少し難解となっていたのは否めない。最終的には、すべて布石が回収されて、スッキリと観終えることはできるので、ご安心を。
演じている役者もマシュー・マコノヒーがドスの効いたマリファナ王・ミッキーを。ヒュー・グラントは珍しく、浮ついたゴキブリ野郎を熱演。そしてミッキーの頼りになる側近を『キングアーサー』のチャーリー・ハナムが演じ、他にもミッシェル・ドッカリー、ジェレミー・ストロング、コリン・ファレル等の名優たちが揃い、十分に楽しめるエンターテイメント作品として仕上がっている。
それほど、話題には上らなかった作品ではあったが、この緊急事態宣言で、次々と公開延期となる中で、洋画を公開してくれたことにまず感謝したい。
最後まで、目が離せない
いきなり主役が、撃たれてから始まり フィクションの話なのか、事実なのか 敵 味方なのか? 最後まで、展開が読めない わくわくする映画でした。
また観たくなる映画です。
ガイ・リッチー映画
題名みたとき最初「キングスマン」の続編かとおもったら、ガイ・リッチー作品観るのは「スナッチ」以来か
どうしてもマドンナの元夫扱いされがちだが、久々に作品観てこの監督好き嫌いが分かれるなと
楽しい描写も多いが、クドいところもある
役者陣がよかった
久しぶりに意味のある豪華キャスト!
こういうのが観たかった‼️久しぶりに洋画の楽しみを満喫しました。豪華キャストも存分に生かされてて、最高でした。こんなご時世でよくぞ公開してくれてありがとうございます‼︎
お待ちしておりました!
ガイ・リッチーさんの真骨頂である、スタイリッシュな騙し合いにワクワクさせて頂きました。
正直、彼の作品全部同じに見えちゃうんだけど、それこそまさにガイ・リッチー道でございます。
ていうか、入場口でマスク着用拒否してる中年男性がいたんですよ。
「大丈夫。意味ないから。」って。
背後からフライングニールキックでも食らわそうと思いましたよ😠
霊柩車の排気ガスでも吸ってろ
相も変わらず、イギリスものはスタイリッシュ。ゲスな口喧嘩の応酬も、なぜかカッコいい。先行きの不透明な展開のなかで、脇を固めるコリン・ファレルの無敵感が何とも好きでたまらない。
巨額の利を生み出す大麻がらみの丁々発止。すまし顔の金持ち同士の泥試合を、高見の見物気分で観るのが良し。どうせこちらは、そんな世界とは門外漢の貧乏人なんですから。
そうそう。ガイ・リッチー監督の「コードネームU.N.C.L.E」のポスターを見つけたときはニヤリとしたね。あっちのほうが品があって好きだけど。
最後までついて行ければ、きっと面白い・・・と思う。
言い訳。
1)疲れていたこと。
2)最初から、敵と味方の区別が付かず、相関関係がラスト10分まで
わからなかったこと。
2回ほど寝落ちしてしまいました。
ラストはなんとなく理解出来て、もう1回観れば
面白い様な気がする。
深く考えるのはやめた方が良い。そういう映画。自己満足でいいでないの?
典型的な多人数登場のクライム・サスペンス
とは言え私、コリン・ファレルとヒュー・グラントぐらいしか知らない。
コリン・ファレルがすげー老けたのには驚いた。それとこういう群像劇みたいのは基本尺の決まった映画では厳しいのだけれども、やっぱり少々厳しかった。字幕の壁もハードル上げている。
ロンドンの本当は金のない貴族階級をまきこんで大麻の麻薬ビジネスを営んでいた主人公
そろそろ引退しようと、ユダヤ人の同業富豪に相談するが、ゴシップ紙の編集長と手下の怪しい探偵
中国マフィア、下町の悪ガキと彼を手なずけているボクシングジムコーチがどんどん絡んできて
最後はロシアン・マフィアも絡んできて利権をめぐり、大混乱。だけども最後は主人公。
ただ、コレだけ、深い筋は考えたり悩んではいけない。
なんで、貴族の娘がロシア関係の悪ガキとロンドンの郊外の団地にこもってたの?ロック歌手がいるとはいえ。
最初の冷凍庫の首は誰の首?なんでたまたまとはいえ、下町のガキどもが麻薬奪取に成功の上、最後は「謝罪」から主人公側につくの?奥さん別にギリギリ犯されてないじゃん?とか無数の謎が中国、ロシア両マフィアの動きも絡み頭を駆け巡る。
だが、所詮英語がネイティブでないとイギリスの階級別訛り含めてわからない英米人向け映画、考えてはいけなかった。
こういう手合いはあらすじだけで流すのが、娯楽映画だろう。
私、無料リーフレット2種と有料パンフ読み込んで臨んだが、結局詳細までストーリーをこなせなかった。
こういうのはテレビドラマで数回に分けて見るもんだけど。映画の尺は2時間超えていて限界の尺
無駄なシーンは少ないので、飽きることはない。皆「だいたい解ったからいいや!」という人多いと思う。
実際は主人公の右腕「レイ」と私立探偵(ゲイらしい)「フレッチャー」のやりとりが狂言回し的に進んでいく。
いちいち「オックスフォード」と固有名詞出てくるところが階級社会のイヤラシさ、英国人の嫌味たっぷり。
まぁ主人公はアメリカ人という設定だけれどもね。
とにかく深く考えてはいけない映画、余計な前提知識も不要、疑問は放っておくのが正解なクライムサスペンス。アクションとまでいえないのがこの映画のミソ「大人の男は頭で戦う。」頭脳戦らしいんだけども、考えて沼にハマってはいけない映画。気楽に見ようよ。
スタイリッシュで、小気味よいテンポで、鮮やかなフィニッシュ
うーんこの感じ、たまんない。初期のガイ・リッチーが戻ってきた。スタイリッシュで、小気味よいテンポで、鮮やかなフィニッシュ。『アラジン』みたいな大作で才能を発揮するのもいいけど、しばらくこの路線でいって欲しいな。
見るからに胡散臭くて金次第で裏切りそうな探偵のフレッチャーが登場。フレッチャーは、組織が世間に知られては困る重要なネタを掴んでいて、ボスの右腕であるレイに2000万ユーロで買い取るように要求する。
フレッチャーが掴んだ事実を話し出すと、過去に起きた出来事がシーンとして差し込まれる。ここからが面白いところで、再現シーンは、フレッチャーが勝手に想像したり、盛った内容も含まれているから、見ているこっちは混乱させられる。さすがガイ・リッチー、単なる狂言回しではない。喋る内容が嘘かほんとかわからないから、伏線回収のカタルシスが最高に高まる。
見どころはいっぱいありすぎて、書き切れないが、ボス役のマシュー・マコノヒーは最高にクールだよね。セリフも仕草もハードボイルドそのもの。マシューやドライ・アイへの決め台詞は、ゾクゾクしすぎて昇天しちゃいそう。昇天するって言えば、編集長へのお仕置きも面白すぎて、こっちもたまんない。
虚実が入り乱れた伏線があちこちに張られていて、テンポも速いから終幕まであっという間。こんな面白い作品が見れて、すごく幸せ。
物語の推進力がアクション
一分たりとも退屈な瞬間がなくて最高。
おっさんたちの説教映画かもしれない、アクションシーンは少ないかもしれない、でもそれがどうした?
ストーリーの緩急とフィクション内フィクションかもしれないと観客に思わせる仕掛けで目が話せなくなるストーリーテリングはもう見事。
続編?早く見せて欲しい!ぜひお願い!
難しいの先にあるおもしろさ!
本作がクライムサスペンスであることぐらいの事前情報のみで鑑賞してきました。PG12ということを承知していましたが、冒頭からショッキングなシーンが描かれます。これが、その後の不穏な展開を想像させ、立ち上がりは上々でした。
しかし、そこから始まる怒涛の人物相関紹介で、あっというまに振り落とされそうになりました。麻薬組織のボスをゆする体で語られるわけですが、いかんせん登場人物が多く、映像は顔見せ程度で語り中心に紹介され、しかもそれがすごい勢いで捲し立てられるので、顔と名前が全く覚えられませんでした。
その後も内容が把握できていないのではという不安な状態が続き、「うーん、この作品を選んだのは失敗か」と思っていると、中盤以降で人物やエピソードが徐々に結びつき始めます。その気持ちよさたるや、パズルのピースが一つずつぴたりとハマるような爽快感!
そして、概ね真相が見えたかのように思えたところで二重三重のどんでん返し!完成したパズルの絵が騙し絵だったかのような、やられた感が逆に心地よかったです。まあ、後出しジャンケン的な部分や細かいところでつながりの悪い部分はあるかもしれませんが、テンポのよさとコメディタッチな雰囲気でぐいぐい押し切っていく感じで、さほど気になりませんでした。
主演のマシュー・マコノヒーの大物ぶりも堂に入っていましたし、レイ役のチャーリー・ハナムも抜群の安定感でしたし、二人の信頼関係も実に心地よかったです。そんな二人を敵に回すフレッチャー役のヒュー・グラントも、いい味を出しています。また、ストーリーの中心にいるこの3人に勝るとも劣らぬ、妻役のミシェル・ドッカリーとコーチ役のコリン・ファレルが、何気に印象的でした。
全208件中、161~180件目を表示