プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵

劇場公開日:

プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵

解説

「ハリー・ポッター」シリーズ、「スイス・アーミー・マン」のダニエル・ラドクリフ主演による、実際にあった脱獄劇をもとに描くスリラー。南アフリカ人のティム・ジェンキンは、白人でありながら反アパルトヘイト組織「アフリカ民族会議」の隠密作戦をおこなった罪のより、同胞のスティーブン・リーとともにプレトリア刑務所に投獄される。ティム、スティーブンたちは、自由と平等を手にするため、最高警備を誇る刑務所からの脱獄を決意する。さまざまな脱獄方法を模索した結果、ティムたちが最後に選んだ手段は木片を集めた鍵を使った脱獄だった。鍵を作っては解錠を繰り返し、徐々に出口までの鍵が完成していった。投獄から18カ月、彼らは木鍵による鉄製扉の突破を試みる。

2020年製作/106分/G/イギリス・オーストラリア合作
原題:Escape from Pretoria
配給:アットエンタテインメント
劇場公開日:2020年9月18日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10

(C)2019 ESCAPE FP HOLDINGS PTY LTD, ESCAPE FROM PRETORIA LIMITED AND MEP CAPITAL, LP

映画レビュー

4.0非常に緊迫感のある脱獄ムービー

2023年11月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

怖い

知的

自由への道のりを閉ざすのは10ヶ所の鍵付き扉。
木製の鍵を作るというとんでもない計画と、バレたら終わりの一回限りの逃走劇。

最後の最後までハラハラが止まらない衝撃の実話に驚愕。

映画なので、エンターテインメントなのでそんなに簡単にバレるわけがないと解ってはいるんです。
しかし色々と脱獄映画は見てきましたが、ここまで何度も「これはもうヤバイだろ…」と思わされたのは初めてかもしれません。

脚本がそうさせるのか映像の見せ方がそうさせるのか。
良い意味で意表を突かれた作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
びぃあぃじぃ

5.0ある意味、お約束ですが。

2023年9月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

概要は聞いていたのですが、上映の存在を忘れていたのを、たまたま時間がハマったので観ましたが、面白かったです。
お約束的な場面の数々にドキドキ、ヒリヒリさせられて多少悔しさも覚えましたが、詳しいストーリー展開は他の方々のレビューにお任せするとして、以下の感想、感慨を覚えました。
・1978年、アパルトヘイトに反対する白人が相当いたことへの驚き
・英豪作品ですが、「ナイチンゲール」でも観たような植民地での英国人の傲慢さ、適当さが共通しているんだねえ。。。
・映像の作りと音響の入れ方が秀逸で、映像では1970~80年代のテレビ映像のような加工を施しており、当時のニュース映像から映画映像への移行が非常にスムーズ。音の作りもサラウンドを上手に使っており、変に疲れることもなく、緊張感をちょこちょこ差し込む作りになっている。
・収監されてから脱獄するまでの話に集中しているのでストーリーに散漫さがない。しかし、社会背景、人物背景も簡潔かつ適確に表現、説明しているのでわかりやすい。
・ラドクリフ、いい演技だわ。実は、最後の最後で、気付いたのでした。つまり、主人公としてしか認識させなかったのはすごいと思った。「スイス・アーミー・マン」でもびっくりさせられましたが、ここでも驚きがありました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
zem_movie_review

3.5ハラハラ感がすごい

2022年12月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

興奮

知的

アパルトヘイトが題材の作品です。
歴史の授業で習いはしてましたが、アパルトヘイトはもっと昔の話だと思っていたので、少し驚きました。
私が生まれてからの話だったとは。

人種差別がものすごいことは有名でしたが、それに反対した白人に対しても容赦ない仕打ちをかけ、投獄された人が脱獄するというまさにものすごい実話です。
実際に木の鍵を作成して脱出する様は、見ていてハラハラさせられっぱなしでした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
たけお

3.5さぁ、鍵を開けて外界へ

2022年8月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

2020年(イギリス/オーストラリア)
脱獄の手段として、扉(それも10個もある)
その扉をいちいち解錠して正面から脱獄する・・・
盲点です。
誰もがまさか、と思う。

ティム・ジェンキン(ダニエル・ラドクリフ)ともう一人の仲間スティーブン・リー(ダニエル・ウェバー)が、1978年南アフリカでのアパルトヘイト反対運動で収監された。
ティムは刑期12年。
スティーブンは8年だった。
最初に2人が収監されたシーン。
その堅牢な刑務所の扉の多さに正直・・・ここからの脱獄は無理だろう!!
扉が多すぎる。確かに10回位、看守は施錠を鍵で開けました。

普通、ここからの脱獄は無理だろう、
脱獄を試みる馬鹿は居ないだろう!!

こところが、ところが、
この映画は、またまた変人ダニエル・ラドクリフの映画です。
普通の映画でもキワモノ色が付くラドクリフ(笑、ほめてます!!)
貧弱な身体、ド近眼のギョロ目。粘着質な雰囲気。
『スイス・アーミー・マン』の死体。
『ジャングル ギンズバーグの19日間の奇跡』
『フライト・リミット』
『ボーンズ 容疑者と告白の角』
メジャー映画に飽きたとき、これらの映画は不思議に魅力的なので、
満足感がある。
「ラドクリフ、また変な映画で、頑張ってるな!!」と、嬉しくなる。
13歳でスターになって22年。
ラドクリフはB級ヘンテコな小品映画で、しぶとく役者の道を走る。

この映画、派手な見せ場も無い。
スリルも大した事はないけれど、緊張感はかなり!
閉塞感(刑務所ですからね)行き詰まるスリルも、ちょっとだけあった!
パニック障害と戦うラドクリフの存在感が、メチャメチャ、ズシーンと来る!!

ひたすら鍵を作り、試作鍵を試して鍵を開けては、次の鍵の型を取る・・・
自室房に戻って、また次の鍵を作る・・・
その繰り返しです。

地味な映画なのに、緊張感が持続する。
けっこう面白い。
なんといっても実話がベースなのが驚きです。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
琥珀糖
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

他のユーザーは「プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵」以外にこんな作品をCheck-inしています。