ウルフ・オブ・ウォールストリート

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劇場公開日:

ウルフ・オブ・ウォールストリート

解説

レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が5度目のタッグを組み、実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートのセンセーショナルな半生を描いた。22歳でウォール街の投資銀行へ飛び込んだジョーダンは、学歴もコネも経験もなかったが、誰も思いつかない斬新な発想と巧みな話術で瞬く間になりあがっていく。26歳で証券会社を設立し、年収4900万ドルを稼ぐようになったジョーダンは、常識外れな金遣いの粗さで世間を驚かせる。全てを手に入れ「ウォール街のウルフ」と呼ばれるようになったジョーダンだったが、その行く末には想像を絶する破滅が待ち受けていた。ジョーダン自身による回顧録「ウォール街狂乱日記 『狼』と呼ばれた私のヤバすぎる人生」(早川書房刊)を映画化。共演にジョナ・ヒル、マシュー・マコノヒー、マーゴット・ロビーら。

2013年製作/179分/R18+/アメリカ
原題:The Wolf of Wall Street
配給:パラマウント
劇場公開日:2014年1月31日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第71回 ゴールデングローブ賞(2014年)

受賞

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) レオナルド・ディカプリオ

ノミネート

最優秀作品賞(コメディ/ミュージカル)  
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映画レビュー

5.0『Wednesday Night Prayer Meeting』

2024年3月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

4.0自分本位に見えるが、それだけでは無い多面的な人間性

2024年3月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

仕事で大成功し、欲しいものを何もかも手に入れて人生を謳歌するが、最終的には全てを失うストーリーの構成がマーティン・スコセッシ監督らしい映画だと感じた。自分本位の生き方は、長く続くことは無く最終的に破綻するというのが、監督が作品に込めたメッセージだろう。

主人公のディカプリオ演じるジョーダンは、金銭欲・性欲といった自分の欲求を満たすことを行動指針とする、自分本位な考え方をしている。しかし同時に、トップセールスマンになれるほど顧客の心理を深く理解している点で、並の人間以上に相手のことをよく考えている面もある。彼は部下にも慕われているが、自分勝手なだけじゃない多面的な人間性に、周囲の人間が魅了されるのだと感じた。

中盤でジョーダンが「スティーヴ・マデンの株を客の喉に押し込み、窒息させてやれ」と大勢の部下の前で熱く語るシーンがあるが、ここは彼の思考がストレートに表現されていて面白かった。バイタリティが並外れているからこそ欲求も人一倍で、それが仕事における成功に大きな影響を与えているのが分かる。

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根岸 圭一

5.0コント・ディパーテッドが送る爆笑コメディー!

2024年2月28日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

笑える

楽しい

萌える

監督はマーティン・スコセッシ、主演レオナルド・ディカプリオのコメディー作品。

【ストーリー】
野心家のジョーダン・ベルフォード(レオナルド・ディカプリオ)は、22歳で大手投資銀行L.Fロスチャイルドに入社、生き残るコツだと上司からコカインを教えられる。
ところがようやく資格を取った直後に"黒い月曜日"、1987年10月19日香港発の大暴落、かのブラックマンデーの洗礼を受けてしまう。
気落ちするベルフォードだが、妻テレサに勧められた非上場の店頭株の株式仲介の求人にありつくと、ハイテンションのセールストークでまたたく間に2000ドルを稼ぎだす。
その後社名をストラットン・オークモントに変え、今度は資産家に狙いをつけて詐欺的手法で荒稼ぎする。
会社の業績向上とともに生活は乱れ、結婚生活は破綻し、パーティーで出会ったナオミに一目惚れしてテレサとは離婚、新たな恋人と再婚する。
その強引な手法から経済界で「ウルフ」と呼ばれるようになったベルフォードだが、あまりに目立つやり方に、ついにアメリカ連邦捜査局FBIが動きだす。

『ディパーテッド』の監督・主演でおくるハイテンションなコメディー。
最初からお薬キメキメでハイテンション、最後破滅するまでハイテンションなエコノミックアニマルたちの金への執着を描いてます。
伝説のお薬をキメたあとイモムシのように転がって自分のカウンタックに戻ろうとするディカプリオには、かつてのハンサム俳優の面影はなく、彼の心の解放がうかがえます。
ロマンチックなハンサム役、ずっと嫌がってたもの、彼。
父親役にはまさかのロブ・ライナー。ちょっと監督!
ファックという単語がもっとも多く出てきた映画(合計569回)という珍記録も保持。
正直に言います。
スコセッシ映画で、これが一番好きです。

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かせさん

4.0新規開拓の鬼!ダイナミックで夢がある!これで健全なら最高!な映画

2024年2月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

単純

興奮

ハリウッドの友人の影響で何度も見ている映画。
"Sell me this pen."(私にこのペンを売ってみて)
この問いに対して、自分ならなんて答えるのか?

営業スキルに長けている主人公が、証券会社を作り、ウォール街でのしあがっていく様子が本当にダイナミックでおもしろい。
社長/経営者の仕事は新規開拓。主人公はまさに新規開拓の鬼だとも言える。
テレアポ1つでいくら稼ぐのか。ここまで目が離せなかった映画はなかなかない。
途中、社員として働く者たちが、元々は生活するお金すら困っていたところから、
主人公との出会いによって、仕事によって稼げるようになって豊かになり、明らかに生活が変わって主人公に感謝している姿が印象に残っている。

不健全さによって女やお酒に溺れたり、どんどん破滅していく様子もまたダイナミックで面白かった。あれで健全に仕事をしていたらどれほどまでに成長する会社になっていたのだろうかとつい想像してしまう。がむしゃらに稼ぎたくなる映画だ。

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三上結香|映画好きキャリアウーマン

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