劇場公開日 2020年12月4日

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ミセス・ノイズィのレビュー・感想・評価

全110件中、61~80件目を表示

4.0これはこれは、、、!

2020年12月24日
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結果から先に言いますが大変素晴らしい映画でした。どうしてこんなに良い作品が上映館が少ないのか疑問すら湧いてく来ます。やっと観に行けてホントに良かった。
騒音おばさん、このキーワードに興味深々、でも上映館はわずが、期待はあまりしないでいざ観賞。良い意味で見事に裏切られました。そしてお涙ウルウルまでさせてくれちゃいました。
騒音おばさんは何故早朝から布団を干して叩くのか、何故ラジカセで音楽を流すのか、ひとつひとつ丁寧に描写されておざなりな部分が無い。そしてこの映画を通してもう一つ注目して欲しいのは携帯電話やパソコンからの情報拡散の恐ろしさ、最近特に注目されているマスコミ報道のあり方です。と偉そうな事言ってますが、リアル騒音おばさんの事件も当時マスコミが面白おかしく連日報道してなかったら、この映画も観たかどうかですが、、、、。
私はこの映画は小学生のお子さんでも観てもらいたいですね。そして映画カメラを止めるなのようにじわじわとそれこそこの映画が拡散されて話題になって多くの方に知ってもらいたいです。

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コチョ

5.0傑作。身につまされました。ただ、パパが傍観者すぎませんか?

2020年12月23日
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あっちゃん

4.5アパアパート

2020年12月23日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

怖い

シリアスとギャグの斬新見事なコンビネーション。
メッセージの高い作品。
見る価値あり。

良い点
・良演技。子役は大目に見る。
・必要なことは2度描写する。
・社会風刺
・ハンガリー舞曲第5番

悪い点
・ママに共感しにくい。多少パパが取り持つが。
・虫嫌いには危うい描写。
・別人のアカウントだろうから「消しても消しても」の流れは不自然。

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猪古都

4.0ミニヒトラー同士の小競り合い

2020年12月22日
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鑑賞方法:映画館

 奈良県の騒音傷害事件では、騒音おばさんと呼ばれた女性が「引っ越し、引っ越し」と大声で叫ぶ動画が拡散されて、一方的に頭のおかしな人と決めつけられた。マスコミも面白おかしく扱って、事件の当事者たちの人権は蔑ろにされた。いつの時代もマスコミに扱われた事件は関係者の被害を数倍にする。
 マスコミは個人の小競り合いみたいなトラブルをネタみたいに報道するのではなくて、もっと国民のためになるようなことや戦場での悲惨な現実を伝えなければならない筈だが、週刊誌だけでなくテレビや大新聞といった全国的なメディアですら、事件の被害者を執拗に追いかけたり、芸能人の不倫などをニュースにする。
 マスコミのレベルが低いのは間違いなく、マスコミに関わる人々の猛省を促す必要はあると思うが、そういう低レベルの報道を求める人々がいる限り、マスコミの姿勢は変わらないと思う。まともな報道もあるのだが、それはあまり相手にされず、芸能人の不倫みたいなどうでもいいことが視聴率を上げるのだ。マスコミのレベルが低いのは国民のレベルが低いからである。
 さて本作品は個人同士の小競り合いがSNSで拡散され、おまけに当事者が作家でその小競り合いを自分の目線だけで小説にして雑誌に連載したことから、マスコミも巻き込んで大事件に発展する話である。
 主人公の女流作家は子育てをしながらの執筆で疲れ果てているが、売れたいために必死でストーリーをひねり出しながら執筆する。勢い、子育てが雑になる。自分はプロの物書きだ、執筆が優先されるのは当然である、子供との約束は二の次でも仕方がないといった思考過程で、自分を正当化し続ける。ある種の一元論であり、それを押し付けることは他人の人格を蹂躙することになる。子供にも基本的人権があることを母親は理解しない。言うなればミニヒトラーである。
 一方、隣の主婦も自分の事情を他人が理解してくれるのは当然と考えている。加えて自分の価値観が正しいと思いこんでいるから、行動を批判されることに我慢がならない。こちらもミニヒトラーである。そして不幸なことにミニヒトラー同士が隣に住むことになった訳で、小競り合いが生じないはずがない。
 人間が自分の性格を変えるには、努力し続けても生きてきた年月の三分の一を要するという。ミニヒトラー同士が和解するには相当の年月が必要だが、事態はそれを待ってはくれない。それでなくても変わろうと努力する人は稀である。事件でも起きて自分が間違っていたことを目の当たりにしない限り、人は変わらない。
 本作品はそのあたりを上手なストーリーで描き出していて、望ましい大団円を迎える。主人公の吉岡真紀(水嶋玲)を演じた篠原ゆき子の演技力は凄まじく、自己正当化の精神性を前面に出して不快に感じるほど嫌な女を見事に演じきったと思う。この人は映画「罪の声」でも悲惨な運命に遭った母親役を演じていたのが記憶に新しい。本作品とまったく違う、ひたすら子供を思う、愛に満ちた母親役を、年齢と見た目を変えつつ演じていた。大変ポテンシャルの高い女優さんである。
 スクリーンを出ると、騒音おばさん役を演じた大高洋子さんがお礼の挨拶にマスクを配っていて、受け取りながら顔を見てそれとわかってびっくりした。「ありがとうございます。面白かったですよ」と声をかけると、少し微笑みながら「ありがとうございます」と返してくれた。たった今スクリーンで観た不機嫌で無愛想なおばさんとは打って変わって、とってもチャーミングな人だった。

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耶馬英彦

5.0イライラします。

2020年12月21日
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よっちゃんイカ

5.0今年一番の収穫。観て絶対に損はなし。――心の「鬼」を「滅」せよ!

2020年12月21日
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鑑賞方法:映画館

あの「騒音おばさん」が題材だというと、二の足を踏む人がいるかもしれない。
面白半分で撮られた、かなりの「きわもの」映画なのではないか。
あるいは、やけに自己主張の強い正義を標ぼうするセミドキュメンタリーなのではないか。

騙されたと思ってぜひ劇場に足を運んでほしい。
(僕の行った武蔵野館はあと数日で上映終了らしいが、来年池袋でもやるようだ)
本作は、そういった「時事問題を面白半分でとりあげ流布する」ことや、
「社会事象に対して一定の立場に立って正義の刃をもって断罪する」姿勢とは、
およそ対極に位置する映画だ。
むしろ、そういった今の時代の在り方に疑念をもち、一石を投じる映画だといっていい。

でも、何よりも本作は、秀逸なコメディであり、人情ものである。
笑わせ、泣かせる。
まずは、それに徹している。
だからこそ、社会的なメッセージも、あとから胸にしみる。
いい映画とは、そういうものだ。

だから、皆さんはあまり構えずに、気楽に観に行くといい。
何に近いかというと、強いていえば、伊丹十三作品あたりだろうか。
多少、素材が胡散臭かろうと、テーマが社会派臭かろうと、そこは気にしなくてもよい。
本作は、とにもかくにも、れっきとしたエンターテインメントなのだから。

本作の脚本の精度の高さは、邦画でいえば『キサラギ』や『運命じゃない人』あたりに匹敵する。
緻密で、トリッキーで、こういう言い方が的を射ているかどうかは知らないが、ミステリーマインドに富んでいる。人殺しはなくとも、広義のミステリー映画だと僕は思う。
「視点の変化によって、世界観そのものが切り替わる」。
この仕掛け自体は、これまでもっぱら叙述トリック系のミステリーで試みられてきた趣向であり、近年のイヤミス系ドメスティック・ミステリー(『ゴーンガール』など)でも多用されているものだ。
しかし、本作の仕掛けは、単なる仕掛けのための仕掛けに終わっていない。
これは、対立するふたりの「ヒロイン」(もうひとりも「ヒロイン」だということ自体が大きなネタバレだが、もはや映画公式の宣伝もそこをたいして隠していないので、お許しいただきたい)のそれぞれのキャラクターを引き立てるための「仕掛け」であり、作品のテーマを際立たせるための「仕掛け」なのだ。
いわば、トリックが自己目的化されず、物語のキモである「人」と「主題」に寄与している。
しかも、本作の仕掛けは、映画のラストで呈示されるとある事物によって、見事にメタ化され、イレコ構造の有機的な枠組みとして、再規定される。
だからこの映画は、乾くるみや道尾秀介が好きな「本格ミステリー寄り」の人にもきっと支持されるだろうし、一方で、山本一力が好きな人にも、あるいは重松清が好きな人にだって、支持されるだろう。
緻密な仕掛けが、両者せめぎあう物語の妙をいや増しに高め、
人がきちんと描かれているから、仕掛けがきれいに決まる。
こういうのが、いわゆる「本当にいい映画」なんだと思う。

それから、この映画は、「塩梅」が実にいい。
どれくらい笑わせ、どれくらい泣かせるか。
どれくらい感情移入させ、どれくらい憎ませるか。
その危ういバランスを、きわめて微細な調整を重ね、シーンの選択を重ねて、ぎりぎりのところで巧みに成立させている。

たとえば、主人公一家それぞれのキャラクターを観ても、人物造形の匙加減の巧さには舌を巻かざるを得ない。「善良さ」のなかに、「諍いの種」をひそませ、一滴の毒で客の心を波立たせるのが、本当に巧いのだ。

ヒロインの作家、吉岡真紀は、魅力的でかわいい奥さんではあるが、出産後続くスランプの影響で若干意固地になっていて、視野が狭くなっている。それについて、本人もある程度は自覚していることをアヴァンの自分語りで語っているから、あとからそういうシーンが出てきても、観客は軽く「いらっ」とはするが、ぎりぎり寄り添って観ることができる。娘を可愛がっていることも、旦那を愛していることも、ちゃんと伝わってくる。でも、執筆中はついつい娘から目を離すことも多い。非があるといえばあるけれど、在宅ワークしていれば、こんなの「あるある」だろう。
旦那の裕一は、家族思いの優しい男だが、スタジオ・ミュージシャンとして一家を支える以上、家を空けることも多いし、飲んで帰ることも多い(音からするとクラリネッター?)。奥さんサイドで不満を募らせるのはよくわかるが、世間の亭主を考えればよくやっているほうではないか(奥さんの愚痴に、旦那が常識的な返答をしたら、なんで味方してくれないの?みたいな流れは、すべての家庭で展開されている永遠の男女あるあるでは?笑)
娘の菜子は可愛いさかりの幼稚園児。でも、子供らしいわがままは言うし、大人の理屈では動かない。忙しいときには大変だが、まあこの歳だとこんなもんだろう。

三人とも善良で、愛情ぶかい人間だ。でも完璧ではない。
相手をいら立たせることはあるし、作中の誰かがいら立てば、観ているこっちもイラっと来る。
このいら立ちが、やがて芽を吹き、諍いだったり、怒りの表出だったり、あるいは心の距離へと発展してゆく。
隣家の住人については、物語の核心に関わるので、あえて書かない。
でも、人物描写の手法は、変わらない。

結局、諍いの種というのは、そういったちょっとした「いら立ち」「ささくれ」から、一定の環境要因のなかで、一定の感情を「養分」として「悪感情」へと育ち、「闘争」へと発展する。
環境要因の最大のものは、お互いに対する「無知」と、相手に対する想像力の欠如。
悪感情の養分となるのは、自らの掲げる「正義」への過信と、ムカつく相手を下に見たがるマウント意識だ。
そうして生まれるのが、「分断」だ。
その点では、ご近所トラブルもパレスチナ危機も変わらないし、
僕はネトウヨの在日叩きも、自称リベラルのトランピズム叩きも、しょせん似たり寄ったり、同根のものだと考えている。そういわれてムカッと来る時点で、すでに心は「正義」に「毒」されているのだ。

そういう「正義」の最たるものが、マスコミとSNSの掲げる「正義」である。
本作のもう一つのテーマは、まさにそれなのだが、後半の重大な内容と直結するので、ここで詳しくは触れない。
でも、僕は今の世の中の「分断」を生んだのは、淵源をさかのぼれば「SNS」だろうと思っている。
一般人が自由に自己表現を行えるのみならず、それを共有できるという、夢のような時代。
でも、それはかつて床屋政談だったり便所の落書きだったりのレベルで消費されてきた「庶民の声」に「活字」が与えられ、記者や専門家によって執筆された記事と「等価」の「文字情報」として拡散される時代が来たということだ。それは偏った情報の流布につながるのみならず、価値観を同じくする者を蝟集させ、異にする者を両極化させ、エコーチェンバーによって先鋭化させることをも意味した。しかもその原動力は、「自分が世界に影響を与えている」という承認欲求であり、猛烈にタチが悪い。
それくらい、意見を「活字」にする誘惑は、庶民にとって甘美であり(例えばこのレビュー欄だってそうだ)、いったん「活字化」された情報は、たとえ一個人の発信した一意見であっても、「もっともらしさ」を格段に増すものなのだ。

『ミセス・ノイズィ』は、この「分断」の時代に対する見事な「処方箋」であると同意に、暴走するSNSの現状に対して警鐘を鳴らす作品でもある。
でも、最初に言ったとおり、あくまで本作は、隣人トラブルに直面した二つの家族を描くコメディであり、人情もの。たとえば『シェイプ・オブ・ウォーター』のような、思想と特定勢力への憎しみが物語を食い尽くし劣化させた、こらえ性もなければゆとりもない作品とはモノが違う。

なお、僕の行った日はキャストメンバー数名が映画が終わったあと、出口でマスクを配っていた。大半の客がまるで気づかずに、スタスタ帰っていったが(笑)。ちなみに、僕はあのハサミムシ男の方にいただいた。あと、監督もいらっしゃっていて、そもそもどんな方かまったく存じ上げていなかったので、まあまあ驚いた。

こうやって手弁当で皆さんが頑張っているのを見ると、つい応援したくなる。
今年を代表する一本であることは間違いない。ぜひ、ひとりでも多くの人に観ていただきたいものだ。

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じゃい

4.5《2020年に1番「必要」な作品!》

2020年12月20日
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泣ける

笑える

怖い

・誰もが自分の「正義」を持っている
自分のことを「悪」だと思っている人はほとんどいない。それぞれ自分が「正義」だと思っている。それは家族内の喧嘩も、ご近所の揉め事も、戦争も一緒だ。
争いを終わらせるには、相手の正義は何かを考えることが必要なのだと感じました。

・見え方、聞こえ方、感じ方はそれぞれ
穏やかに接しているつもりが、相手には怪しい表情に見えたり、申し訳なさそうに話していても、相手には不満そうに聞こえたり、当たり前だと思っていても、相手には非常識に感じたり… 同じ場面でもそれぞれがどの様に見え、聞こえ、感じるかが見事に表現されています。
自分は周りからどう見えて、聞こえて、感じられているのだろうか? ちょっと怖いですね。

・SNSは「ツバ」
一度吐き出せば二度と飲み込めない。
天に唾を吐けば、自分の顔に戻ってくる。
人を助ける武器にもなるし、人を傷つける狂気にもなり得ます。

・篠原ゆき子さんの左目上の「浮き出た血管」
感情の振り幅が大きい役者さんが好き。スクリーンでドアップになった篠原ゆき子さんが感情を最大限に表していたのが、左目上の「浮き出た血管」です。グッときました。

良い意味で予想を裏切る作品でした。
多くの人に観て欲しい!!

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邪悪ばうあー

5.0教訓めいた

2020年12月20日
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怖い

お互いに「非常識!」「非常識!!」と罵りあってる。
当人視点にみると「どうみても相手が悪い!私は正しいよね?」と、助言してくれる旦那や編集者の声もイラッとしてしまうけど。
両面見せられ、引いてみればヒートアップしすぎの聞く耳持たず同士の胸糞悪い一件。

お互いの言葉足らず。
でも、日常で、全く自分がそれに陥ってないかと、思う当たるふしも出そうで、教訓を得る映画。

こんなに胸糞なのに、収まりのいいオチで、今年一番か。。な?

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ギズモ

3.0うーん、なんだろう

2020年12月19日
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面白いんだけど
この流れにするための無理矢理感を感じてしまう。主人公がただ馬鹿な女の子な人間にしか見えないし
応援もできない。
騒音おばさんの旦那な病気のリアリティもいまいち。
最初におばさんを毛嫌いするのとかも
ちょっと嘘くさい気がして入っていけなかった。
キャバクラ嬢と旦那さんはよかった。おばさんも良かったと思う。

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さばみそかん

4.5なんだか友達になれそうな2人

2020年12月18日
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笑える

怖い

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せつこん

3.5面白かったー!

2020年12月17日
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泣ける

笑える

洞口さん、どこに居たのか全然わかんなかった!伊丹十三監督の映画で透明感溢れるあの少女、どこにいたんや~!

仕事がたくさんあった日で、夕食食べて少し飲んでから映画館に行ってしまったので、最初は眠気と戦い、自分がノイズになってはいかん!と思い、次はゲロリンになってはいかん!と思い、漸く普通になってからでも追いついてほっとしました。

小説家はでも、周りに迷惑かけ、家族かえりみず、自分のことだけの人がすごく多いと思う。たまたまその小説家が結婚して子どもがいる、という女性だったから、叩かれ、だからこそ、新versionの本が評価されたような気がする。女性の作家はこうでないとね、みたいな。

布団叩く人、誰であれ大好き!

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talisman

5.0ご近所トラブルを題材にしたハートフルコメディ

2020年12月17日
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笑える

悲しい

怖い

2020年映画館鑑賞132作品目
仙台では上映最終日
大寒波のなか足を運んだ甲斐があった
直接読んだわけじゃないが脚本がとにかく素晴らしい
主人公側だけの目線ではなく相手側の目線でも描いているのが良い
立体的ってやつだ

スランプに陥り伸び悩み気味の小説家であり妻であり幼い娘の母親役に篠原ゆき子が主演
対立するのは隣に住む若田さん演じる大高洋子
2人の芝居がとても良かった
洞口さんずいぶん変わったなあと思ったら別人で大高洋子だった
娘役のちせもちびっ子なのに良い味出していた

動画にもなった布団を叩いている時のあのやりとりは最高に面白い

SNSはキモいしマスコミは東京の公害だとつくづく思った

ケーキが潰れた時は思わず「あーあ」と声を出してしまった

丸く収まって良かった良かった
思う存分に喧嘩して分かり合えることもある

残念なのは上映している映画館が少なかったこと
全国のイオンシネマで大々的に上映して欲しかった傑作

相棒で篠原ゆき子のファンになった人は必ず観るべし
これは面白い
おすすめです

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野川新栄

3.5たくさんの人に愛されるべき映画

2020年12月17日
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だと思います。笑って泣ける、がきちんとできるのってすごい!!全体感というか到達域のレベルの高さ、エキストラさんとか、ネットの画面、テレビのニュース。つまり演出がきちんと行き届いてる感じ。そして役者さんを信頼してる雰囲気が、全体を底上げしてる。ほんとは星5個。でも、両手をあげて絶賛してたら天邪鬼な人は疑うから、少し控えめに星をつけました。あーーー、泣いた。

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未だZONE

3.5売れっ子子役がひとり気を吐く

2020年12月16日
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物語を引っ張る原動力 やや凡庸な作品に一筋の輝き

彼の傑作がまたひとつ

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労働4号

4.0群れつつ異形に孤立する今こそ、この一本

2020年12月15日
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巧い。
捻りつつ直球、端整な脚本をまず評す。
心の内外からのノイズに苛立ちノイズィなのはどちらか?否、私自身か?
内外のノイズに正対し且つ互いに出し合うことをこそ肯定する人間賛歌。
群れつつ異形に孤立する今こそ、この一本。
私的年テン入り。

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きねまっきい

4.0面白い。

2020年12月14日
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良い作品てす。観てください。

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sambalsoton

4.5騒音おばさん

2020年12月14日
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十年以上前にワイドショーで毎日のように取り上げられていた騒音おばさん

当時は面白迷惑おばさんとして世間に消費されていたが、実際騒音おばさんには悲しい背景があったらしい(しかし、そのことについてはあまり報じられていないし、自分も詳しくは知らない)

映画自体は笑って泣ける娯楽作で予想以上に満足

俳優陣も皆好演(洞口依子いた⁉)

誰がいい悪いではなく(唯一主人公の夫には多少違和感が)、人生うまくいかないよね、単純ではないねってことかな?

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うんこたれぞう

4.0ご近所トラブルという身近な問題

2020年12月14日
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花散里

4.02人のミセス・ノイズィ

2020年12月14日
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1つの出来事を2面から見ることで全く違った印象を受けるという当たり前だけど案外見落としがちな現象を見事に具現化している。いやぁ~おもしろかった!!
人間ってバカなくらい流されやすい。

過去の栄光と現状のジレンマに苦しむ作家の真紀。心機一転引っ越した先で待っていたのは早朝から爆音で鳴り響く隣人若田美和子の叩く布団の音。

そのことをきっかけにやがて2人はお互いを激しく罵り合う隣人トラブルへと発展してゆくことに。
「隣のおばさんは本当に頭がおかしい!」 作家として行き詰まっていた真紀はこの隣人トラブルを小説として発表。こうして「ミセス・ノイズィ」は大ヒット作になり真紀は再び脚光を浴びることになる。

けれどこれはあくまで真紀の視点から見た真紀の物語に過ぎない。美和子には美和子の物語がある。
すれ違い続ける2人。巻き込まれてゆく家族。有頂天になっている真紀になじみの編集者が「君の作品の問題点はなんら解決していない。」と冷静になるよう苦言を呈する。
そしてある事件が起きて真紀はこの言葉の意味を嫌という程思い知ることになる。

決して真紀だけが悪いわけではないし、美和子だけが悪いわけでもない。かといって2人が正しいわけでもない。
結局一番大切なことは「人にされて嫌なことは自分もやらない」という小さな子供だって知っている最も瞭然たる思いやりの心を持つこと。

名脇役のイメージが強かった篠原ゆき子さんが圧倒的演技力で真紀を好演しています。美和子役の大高洋子さんとのバトルも滑稽でめちゃめちゃ笑えました😆

ただ、どんな理由があってもあんなに朝早くからバンバンやられたら私も絶対耐えられません😂なんなら同じことやり返しちゃうかも(笑)

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はるたろう

4.0脚本が見事過ぎる?

2020年12月12日
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ヒノタマ