劇場公開日 2019年11月1日

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8番目の男のレビュー・感想・評価

全18件を表示

4.5人の人生に大きな影響を及ぼすこの制度

2024年1月15日
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鑑賞方法:VOD

大きな負担と大きな責任がある。
間違える可能性だってある。永遠に心に残りそう。
人が人を裁く事に改めて考えさせられる。

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hoo

4.0シリアスを混ぜてきた

2022年9月12日
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コミカルかなと思いきゃ
シリアスに進む

韓国の映画は痛みを
画面越しに伝えるのが
とてもうまい

観ていて痛かった
いい映画でした

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西の海へさらり

4.5社会性、ユーモアもある法廷ミステリー

2022年8月18日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

興奮

知的

以前、映画館で何となく観たら凄く面白いと感動しました。数年たって、Amazonプライムで改めて見直しましたが、やはり素晴らしい映画でした。
韓国で陪審員制度が導入されて最初の裁判という設定。裁判に参加することに慣れない8人の陪審員たち(普通の人々)が、殺人事件の有罪・無罪を判断することになり、戸惑いながら互いの意見、疑問、本音などをぶつけ合い、真実に近づいていく様を、事件当事者の置かれた社会的背景なども織り混ぜながら描いていく。
ストーリー展開も非常に上手いのだが、8人の陪審員たちが、最初はバラバラな人たちの集まりだったのが、映画の終盤には、見る者に一人一人の個性をクッキリとした印象で残していく。また裁判の場面では法の番人としての威厳と誇りを持つ裁判長が、陪審員たちの判定に耳を傾け、最後は裁判官としての原点に立ち返って判決を下す。
これらのストーリーを、硬すぎず、所々にユーモアも織り交ぜながら、緊張感を保ちつつ最後まで一瞬たりとも飽きることなく見せる展開、韓国映画の幅の広さを改めて思い知らされる一作だった。

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Rosa

3.5バランス絶妙

2022年7月6日
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韓国映画って、バランスうまいなぁ。
世界で売ろうと思ったら、「人間が普遍的に共感できるポイント」は必要で、そこはきっちり押さえてる。
そのうえで、「んなことあるわけないじゃん」みたいなことも軽めに放り込みつつ、韓国の陪審員制度の問題点を突いてくるんだからすごい。

アメリカ映画はわかりやすい勧善懲悪大好きだけど、結局、「人類」が勧善懲悪好きなのかもな(だから稼げる)。
裁判長かっこよかった。

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UNEmi

3.5娯楽フィクションと割り切れば

2020年12月26日
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鑑賞方法:DVD/BD

実話を元にしているとうたいながら、非現実的なことが多いです。弁護士や検事が仕事しなさ過ぎ。陪審員は弁護士と検事の主張から判断するもので、自分たちが現場検証し出すのは違うのでは...ってモヤモヤします。それを言い出したらドラマHEROみたいな検事もいないわけで、娯楽作と割り切れば面白く楽しめました。

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Misty

4.0Amazonプライムでみた!日本と差が着いたね

2020年10月9日
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これ、拾いもんの映画でした!
韓国映画は普通にクオリティ高いと思う
演者にヘタクソがまずいない!
内容も面白いつくりで楽しめました
ほんと、日本も頑張らないと、差をつけられてるよ

お涙系ややっすい恋愛もの
ナントカ作品委員会系は卒業して、お金掛けて
上手い演者さんばかりで作って欲しいと切に願うわー

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The music

4.0初心忘れるべからず?

2020年10月8日
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どんな界隈にいても、その世界に染まらないって難しいと思います。
法廷はそんなこと許されない場所であるべきだけど、それでも人の働く場所なんでそこの慣習などに染まるのでしょうね
だから、この映画の基になった陪審員裁判があったんだから。

裁判長の心の変化を表情で演技されてるところにグッときました。

シリアスな内容の映画なのに随所にコメディな雰囲気もあって楽しめました。

えぐい描写もあって見たあと考えさせられることもあるけれど、その後のご飯は全然美味しく食べられる、みたいな良い意味でずっしりくる映画でした。

ノンフィクションの重い?題材の映画ってそれだけで覚悟持って見た結果無論引きずるから、この映画もそうなるのかなって鑑賞中思ったけどそうもなりませんでした。

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担々麺

3.5自戒を込めて

2020年8月13日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

悲惨な事件がマスコミによってセンセーショナルに報道されているのを見る度に、いつも複雑な気持ちになります。そもそも、報道は本当なの?容疑者の判決が出る前なのに、報道で感情を煽られて良いの?

社会が感情に左右されると健全ではなくなるということは、長い人類の歴史の中で発明された叡智なのですよね。今作でも、裁く側の責任を考えさせられました。

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ミカ

5.0ある意味、斬新。

2020年7月13日
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一言「面白かった!」。

◎よかった点◎
・裁判員ものといえば、数多くの名作もあるし。たいてい外さない。
閉ざされた密室での議論云々、まよくある話かなと思いきや。
途中から「ええ!」な、斜め上を行く展開に釘付け。

・最初は「よくわからないから」と「有罪か無罪か」を登場しない裁判員8番。
正直「はっきりせーよ」と思ったけど、8番の小さな疑問が他の裁判員にも派生して。
「これは、はっきりさせないと」と裁判員が動き出すところが。
驚きでもあり、でも納得でもある。

・裁判員それぞれのエピソードも挟みつつ、判事の心の動きも描いている。
また裁判の話と並行して、事件の真相を挟んでいくのもナイス。
判事(裁判長)にもスポットを当てるって、あまり見ないような。
この女優さんが、個人的にツボ。クールさがかっこいい。

△イマイチな点△
・フィクションだから仕方ないのですが。
裁判員は審議室で電話をかけていたり、報道フラッシュを浴びるのは。
お国柄なのかしら?。

たまにコミカルな点があるのに、最後涙が出たのに自分で驚きました。
機会があったらおすすめ。

⭐️今日のマーカーワード⭐️
「疑わしきは被告人の利益に」。

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ゆき@おうちの中の人

3.5韓国の陪審員制では、陪審員の評決は参考意見に過ぎず、裁判官はそれに...

2020年7月11日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

韓国の陪審員制では、陪審員の評決は参考意見に過ぎず、裁判官はそれに拘束されることなく独自の判決を下すことができるらしい。
驚いたな。
いったい何のために陪審員を選抜して討議させるんだ。
本作品の場合、陪審員があれほど熱心でなければ冤罪が生まれていた可能性が高い。
まあ、無罪判決が出た時は泣いたが。

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省二

4.0疑わしきは被告人の利益に

2020年7月9日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 日本では2009年から始まった裁判員制度。2008年には韓国で国民参与裁判が始まった。韓国の場合は8人で日本は6人。それ以外にも違いはあるが、それはさておき、『十二人の怒れる男』にそっくりやろ!てな感じで、ちょっとしたことから疑問が生じ、ちょっとチャラ男的な8番目の男が有罪無罪を保留したことから全員が悩み始める。

 6番目の男がいきなりの退廷、裁判官(ムン・ソリ)への金槌事件など、問題山積状態で裁判は進むのですが、自白を強要されたことや金槌に血痕がなかったことなど疑わしい点が続出する。被告人が母親のミスにより大やけどを負い、彼の人生においてもマイナスとなったことも大きかった。

 10人の犯人を取り逃がすのと、1人の冤罪を作るのは・・・色々司法制度の問題点をえぐっているかのような社会派法廷劇でもあり、捜査の杜撰さや事なかれ主義的で「長い物には巻かれろ」といった矛盾をも感じる。11時から始まった裁判も、6時には帰れるかと思ったのに、現場検証までやっちゃうことになり、意見がまとまったのは朝の4時。初めての国民参与裁判がこんなに面白くなるとは!どこまで本当なんでしょ・・・

 被告人の指がないところや、火傷の痕が痛々しくてたまらなかった。偏見を持たずに逆の可能性を常に考えることがいかに大切か痛感しました。

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kossy

4.0韓国の陪審員裁判

2020年7月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2008年、初めての韓国の陪審員裁判を描いていて、とても感動的。
被告人は母親をマンションのベランダから突き落とした、と自白していた。
当初は量刑だけか、と思われたが、いろんな疑問が湧き出してくる。
疑わしくは罰せず。

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いやよセブン

4.5【"疑わしきは、被告人の利益に" 「12人の怒れる男」韓国コミカルバージョンであるが、見事な法廷劇でもある。】

2020年7月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

知的

幸せ

-被告人、カンは母親をベランダから突き落とした尊属殺人犯として、韓国初の"国民参与裁判"に掛けられる。法曹界のトップを狙う男は"簡単に"処理し、自ら韓国の法曹界に民意を入れた事を手柄にしようとするが・・-

・ 2008年、韓国で初めての裁判員裁判が取り入れられたが、最初の裁判には様々な疑念があった。

・幼き頃、母親の瑕疵により顔面と手に大火傷を負ったカン。状況証拠も十分である。更に韓国の儒教思想から尊属殺人は死刑が妥当。だが、少し天然な"8番さん"は、ひょんな事から勾留中のカンと会った際に気付いた事に拘る。
-この辺りのコミカル的な見せ方が絶妙に上手い。何故なら制度上、裁判員と被告人が直接会う事は出来ない。-

・裁判員の"遺体清掃30年の6番さん"は被告人が金槌で母親を殴ったなら、血痕の付き方がオカシイと主張するが、退廷させられる。
-韓国、法曹界の従来の姿勢は変わっていない・・-

■ だが、被告人が書いた"家族解体理由書"の真偽に疑念が生じる所から流れが、変わる。早く終わらせたい裁判員達の心が、変化していく様、徐々に明らかになる事件の真実。そこには、被告人カンの母親の深い息子に赦しを求める想いがあった・・・。

〈白鳥事件をテキストに学生時代、嫌という程叩き込まれた"推定無罪"をテーマにした、実に面白い韓国法廷映画である。〉

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NOBU

3.5意外と硬派で意外と感動的だった

2019年11月9日
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鑑賞方法:映画館

陪審員裁判の映画というと思い浮かぶのが「12人の〜」で始まる2作品。どちらも好きな映画だ。
さて、本作は韓国の陪審員裁判を描いた映画。陪審員裁判を扱っただけであの2作品を連想してしまう。そりゃそうだ。本作は実際にあった事件・裁判を基にしている。そして陪審員の人数は8人。これがちょうどいい人数だった。あまり混乱せずに陪審員のキャラクターを理解することができた。
量刑ではなく有罪無罪を審判することになった陪審員たち。彼らの人間性と協議過程と明らかになっていく事実。法廷劇として完成度は高いと思った。
さらには感動もさせてくれるんだからなかなかお得な掘り出し物の映画。主演のパク・ヒョンシク目当ての客も多かったと思うが、幅広い客層に受け入れられる映画だ。

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kenshuchu

4.5ちょっとミステリアス

2019年11月6日
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裁判の話だけど、ちょっとミステリアス&笑いあり。パクヒョンシク人気で、お昼の時間帯は立見が出てましたよ。脚本がしっかりしてるから安心して見れました。 映像も綺麗だし、先行ってる感じします。

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ミヤミヤミヤ

3.0「十二人の怒れる男」のパクリですが

2019年11月5日
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鑑賞方法:映画館

2008年に韓国で導入された国民参与裁判で実際に事件をベースに、陪審員に選ばれた8人の一般市民たちを描いた法廷ドラマ。

物語は陪審員8号役を中心に他の7名の心理が変化していくという完全な「十二人の怒れる男」のパクリですが、唯一違う点は韓国の裁判は、陪審審が「無罪」としても裁判官が「有罪」に変えることが可能ということをこの映画で初めて知りました。

まぁ映画としては、気楽に鑑賞すればそれなりに見ごたえ有りでした。

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aki007

3.0普通には面白いけど、、、

2019年11月4日
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「怒れる12人の…」系の陪審員もののパターンそのままの展開。なので、普通には面白い。

ただ、突っ込みどころは満載。
セキュリティカードがないとどこにも入れないはずの建物の中で、一番セキュリティが厳しいであろう場所にはなぜか入れてしまうし、しかもそこには絶対にいるはずの監視員もいないとか、あり得ない展開が多過ぎ。

映画の中のK国は裁判も検察の取り調べも司法制度もとにかくいい加減過ぎだし、法律やルールよりも感情が優先されてしまうし、、、それらがすべて誇張されたフィクションであることを切に願いますわ。

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ただの映画好き

3.5「良くわかりません」

2019年11月3日
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単純

興奮

知的

2008年より韓国で導入された国民参与裁判で、陪審員と判事が母親を殺害した男の有罪無罪を問うた実話をもとにした話。

本人の自供も有り、開廷前は有罪は確定で量刑を決めるだけと思われていた中で、8番目の陪審員が疑問を呈して裁判の流れが変わっていくストーリー。

当初選任された陪審員の一人がマスコミ関係者だったことから、急遽選ばれた近くにいた補欠候補だった適性があるとは思えない男が軸になるという惚けた始まりで、ちゃんとした法廷劇だけど堅苦しい空気感はなし。
いとこのビニーみたいなコメディではないけど、BGMもわざと軽妙にしていたし。

一見ただ決められない男にもみえた主人公の発言が徐々に賛同されて行く様子はなかなか痛快だし、最後にはちゃんと響くうまい流れで非常に面白かった。

裁判長の役の方の表情が終始絶妙だった。

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Bacchus