エンド・オブ・ステイツのレビュー・感想・評価
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アメリカン・アクション・ムービー
アメリカ好みのアクション・ムービーの王道。最初から最後まで、ハラハラ、ドキドキ。次から次へと、繰り出すアクションに、あっという間の2時間でした。
ドローンによるテロ、軍事企業との陰謀、大統領の暗殺、ロシアとの確執など、今のアメリカが抱える闇の部分を取り上げ、激しい闘いの最後に、スカッとさせる展開は、アメリカの世相や国民の思いを反映してるのかも(笑)
今年、ジェラルド・バトラーの主演作は、ハンター・キラーに次いで2作目の鑑賞。手に汗握るアクションは、観る人をホントに楽しませてくれます。ダイ・ハードのブルース・ウィルス以上に、死なない男としとの地位を、このシリーズで確固たるものにしました。
ストーリーを盛り上げる為か、やや不自然な突っ込みどころもありましたが、そこは、ド派手なアクションと緊迫感がまさり、気になりませんでした。
最後のG20の映像は、なかなか面白いし、監督のユーモア溢れる演出でした。トランプより、モーガン・フリーマンの方が、大統領には相応しく見えました(笑)
ハリウッドのアクション映画では、久しぶりに痛快で、飽きさせない面白い作品でした。星も⭐️⭐️⭐️⭐️⭐︎です。
荒唐無稽だけど…
まあ、荒唐無稽な話なんだけど、迫力満点だった。
ある意味、新作のターミネーターより良いかも(笑)。
でも、ツッコミどころは満載で、G20でプーチンの隣にモーガン・フリーマンはいただけないし、ナイフアクションの後の男の友情も今更いいんじゃないか?みたいな。
でも。最初の自爆型のドローン攻撃は結構背筋が寒くなる気がした。
先般、中国の軍事パレードで多核弾頭搭載型のICBMが公開されたのを見て、どこだかの大学教授が、そもそも10個も核弾頭積んだら、重くて大陸間飛べないと突っ込んでいたのと同時に、近い将来、高レーザー砲やマイクロウェイブ砲が出来れば、こうした兵器が即時に迎撃される可能性は飛躍的に高まり、重要度は極端に低下するとも言っていて、そうであれば、紛争は局地型になる可能性は高いだろうし、AI搭載の自爆型ドローンなんて、躊躇も何もない殺戮兵器で、これこそ、スカイネットかリージョンかみたいな怖さも感じた。
僕は、専門家ではないので、どこぞの大学の先生の発言の真偽も確かめようはないし、局地的な紛争より前にサイバー攻撃が行われるのかもしれないし、ウヨが喜びそうな話だが、とにかく人間はバカだなあと。
あと、パパの爆弾トラップで、敵が次々とやられるのを見て、おおっ!とか、ガハハとか声を上げてる自分もバカだなあと思う。
因みに、どうして、アメリカでは、バイブルに手を乗せて宣誓するのだろうか。
政教は分離されなくてはならないのではないだろうか。
慣例だから良いのだろうか。
これは、映画とは関係ないツッコミでした。
最強のシークレットサービス
今回もドンパチしててアメリカらしい王道なストーリーなので楽しめる作品。黒幕が結構分かりやすすぎるし、もう少し捻ってたらなと感じる。最後の大統領の攻防ほうはハラハラした。それにしても主人公は強すぎて一人で何キルもしてるし、相手は傭兵みたいなものなのに、設定が最強すぎるな。
マシーンの親父はイカレポンチ!(歓喜)
殺人マシーンとして米大統領つまりアメリカを守り続けてきた人間臭いターミネーターことバニング氏。
今回は体にガタがきてて引退の危機!?
ショボくれたポンコツマシーンなんて見たくねえよ!
しかも殺人マシーンとしての容赦ない活躍を担保する大義名分である「大統領を守る」という前提が早々に失われ、自分を守る為に戦うだって!?
あーこらもうだめだ。
だがしかし!追い詰められて逃げ込んだ先にいたのがまさかのニック・ノルティ親父!お前幾つまで現役なんだよ!
しかも絵に描いたような変人世捨て人で爆弾魔!
殺人マシーンこと息子まで呆れさせるやべー奴っぷりに大爆笑!
最後はまさかの家族団欒に落ち着いて心から良かったね!って感じ。
筋書きや誰が犯人かは秒で読めるし、明らかに予算不足なCGクオリティもかなり厳しい。
でもやっぱり観たいものは観れるし、良い意味でも悪い意味でも期待は裏切らない安定感があるよ。
プラスイカレポンチ親父のオマケ付きなんで結局オトクな一本です。
でもまぁ、もういいかな...。
ひねりがなくて最高。
ど定番過ぎるくらい話がわかりやすい。白黒はっきりしているしオープニングの湖のシーンにラストの病院内の西部劇的な打ち合いとお決まりな盛り上がりかただけど迫力満天。
ニックノルティの久々な登場も嬉しいけどさらにこの父ちゃんの活躍が笑える面白さ。
うまくまとまってたな。
突っ込みどころが山盛りのB級アクション映画だが・・・
突っ込みどころが山盛りのB級アクション映画だが、この手の作品好きなので文句は言うまい。
何も考えないとあっという間に最後まで話が進む印象だけど、ちょっと振り返るとおかしなことだらけ。
まあ、細かな点は気にせずに楽しむ作品かと。
迫力満点
このシリーズ見るの初めてだったけど、迫力満点で楽しめました。
ありがちなストーリーで、主人公は不死身ではあるがそれにあまりある爆破シーンや銃撃シーン。
私は特に戦争モノが好きというわけでもないが…
モーガンフリーマンが、しっかり脇を固めている。
【とてつもない逆境を、不撓不屈の鉄の意思で乗り越える男の物語 パートⅢ。二人の父親の物語でもある】
冒頭のトランブル大統領(モーガン・フリーマン:この老練の名優は矢張り良い、画がぐっと締まる。尚、トランブル氏、第一作から着実に地位を上げて今作では大統領になっている)を暗殺しようとする場面は今までにないパターンで少し驚く。
このシリーズは第1作から、シンプルで分かり易いストーリー且つ、アクションの凄まじさで人気を博してきた。
今作も、基本的には同じ作りである。
序盤、やや中だるみ感があるが、後半に掛けてのテロリスト集団とFBIとの激しい戦闘シーンは相変わらずの迫力である。
前作までギクシャクしていたマーク・バニング(ジェラルド・バトラー)と妻レア(ラダ・ミッチェル)の関係は回復し、娘レア(前作で殉死したシークレット・サービス長官の名前を付けた)も可愛い盛り。
だが、バニングの体は歴戦の後遺症で満身創痍であった。そのバニングがある人物に嵌められて・・。
”おお、君はコンチネンタルホテルのシャロン君ではないか!”のランス・レディックが新たなシークレットサービス長官に扮しているし(この時点で”彼は死なないから大丈夫”と勝手に決めつけ無理に安心している自分がいる。)
バニングの失踪していた親爺さん(ニック・ノルティ!)の登場に心ときめき、その親爺さんの元特殊部隊の熟練の罠が仕込まれた”山”の場面での親子の面白き遣り取りにくすりと笑う。
モーガン・フリーマンじゃなくてトランブル大統領とジェラルド・バトラーじゃなくてマーク・バニング(くどくて、すいません。3作、熱心に観てくると脳内がこうなります)との深い信頼関係が敵の思惑を撃ち砕く辺りも、現在のアメリカ国民のハートを射抜いたのかな。
<第1作、第2作を観ていなくても、問題なく安心して楽しめるサスペンス・アクション・ムービー。>
それなりです!
それなりに楽しめましたが、色々と安っぽさが目立つ作品でした。CGがなんでこんなに合成感丸出しなのでしょうか?予算不足?ストーリーも黒幕が安直?唐突?過ぎる様な?
王道アクションムービー
こういった主人公がかっよく夢想する映画はどうしても堪らない気持ちになる。最も好きなジャンル作品である。そのためどうしても評価は高くなってしまう。
ストーリー性はまぁ突っ込みたくなる点はやはりある。
ドローン攻撃はかなり有効的な攻撃手段の一つなのに序盤のあのシーン以来出てこないか、お父さん強すぎないか、奥さんと子供はもっと護衛すべきだろうとかさ。
ただこの手の作品はそういうストーリー性を楽しむというより、主人公に自分を投影し、アトラクション気分で楽しめる作品なのかなと勝手に解釈して楽しんでる。
そのためよく言えば安心感持って終始作品を堪能できる。副大統領なんか登場した時から絶対黒幕だって分かっちゃう容姿だしね。
その辺含め、安心感あるストーリー展開である。
これでこのシリーズは3部作目にあたり、一区切りつくのかな。J.バトラーもだいぶ見た目が老いてきたのは気になった。仮にも次回作があるとしたら長官としてのマニングの姿になるのだと思うが、それもまた楽しめたらなと思う。
ニック・ノルティ 78歳 健在です。
この映画のアドバイザーでもありカメオ出演をもしている元USSSであったミッキー・ネルソンが、エンターテイメントニュースに特化したオンラインマガジンのウェブサイト・TRRIのインタビューに答えていた。インタビュアから「ミッキー・ネルソン、あなたがこの映画を見たのは今回が初めてでしたね。 スクリーンでアクションを見るのはどうでしたか?」と聞かれると「昨夜において完成した映画を見るのは初めての事で、控えめに言ってもアドレナリンが湧いてきましたが、日々、努力を重ねているシークレットサービスの挑戦に対して、監督のリック(私は彼に感謝しなければなりませんでした)のおかげで、シークレットサービスのキャラクターが人間らしく描がかれ、ロボットではなく実際の真の人間として初めてそれらを見せることができました。彼らは、家族と 配偶者と 子どもたちと、そして人生の他の皆と同じように日々の戦いに対処しなければなりませんでした。」
映画の幕はこのように開ける。オープニング・クレジットが終わると民間会社の軍事訓練に参加している主人公の大統領警護官(USSS)マイク・バニングの戦闘訓練シーンから始まる。近未来型歩兵の必須条件である多角的情報を集約したものや、また詳細な的確な敵の情報なども解析できるディバイス内蔵のヘルメットを装着している。いわば小型指令室を備えている。約55年前のSci-Fiドラマ「アウター・リミッツ」の”Soldier(1964)”のワンシーンでもすでに登場していた架空の優れものアイテム。話は変わるけど、この回の内容を盗作したとしてシュワちゃん主演の「ターミネーター(1984)」は、民事裁判を起こされ敗訴している。余談過ぎる?
簡単にこの映画のシナリオを説明するなら、大統領暗殺の濡れ衣を着せられたバニングが、その汚名を晴らし、一味の壊滅を果たすアクション満載の映画となっている。
この映画の一連の前2作とも興行的には、申し分がなく、人気のある”HAS FALLEN”フランチャイズとされる映画の3回目。日本では、2019年11月15日に公開予定にもかかわらず、すでにamazon.comではレンタル配信が始まっていて、ある視聴者のコメント「バニングの父親であるニック・ノルティが、彼がいることで、すべてのシーンを完全に奪い去ってしまっていることがあげられ、陽気さの塊の彼のパフォーマンスだけでも、この非常に悪い映画を見ることができます。」
最初のドローン攻撃。大げさなまでの火薬量を観ているとジョン・ウー監督と共通するような映画作りがなされている。その貧弱な薄っぺらな”high concept”映画と揶揄される中、必須のカーチェイス・銃撃戦もあり、この作品もまた揺ぎ無く成功するように思われる。あれ~ッ?彼はいつの間にか偏頭痛を忘れちゃっていました。すみません言い過ぎでした。謝るぐらいなら、書くなってか?
アメリカ・デトロイトの主要新聞紙であるDetroit News
「 この映画は娯楽の後戻り的作品と言えるもので、かえってそれが終了するとすぐに蒸発して消えてしまい、しかも、それはまた使い捨てになっている。映画が終わる時までに、それはすでにあなたの記憶から落ちている。」(揶揄的皮肉交じりに原題の’Fallen’にかけている。)
映画情報サイトReelViews
「映画エンド・オブ・ステイツは、かつて人気だったテレビシリーズ’24’で使い古るされている、決まりきったアクションシーンや状況と一緒になっていたように感じます。」
忘れたころに第4弾のご登場ってか?
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