劇場公開日 2019年11月8日

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夕陽のあとのレビュー・感想・評価

全30件中、21~30件目を表示

4.0母親が子供を思う心情。それが伝わってくる作品です。

2019年11月30日
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鑑賞方法:映画館
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もりのいぶき

3.0せつない

2019年11月30日
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鑑賞方法:映画館

せつない、人間というのは本当にせつない。
他人を思いやることは、せつないとしか表現の仕様がない。

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ちゆう

4.5子供が泣くシーンで終わらなくて良かった…

2019年11月24日
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長島町を舞台にしたお話だったので観に行きました。…が、これ、別に長島町でなくても良い話でした。関係者に長島町の方がいたのかな…。
主演は、貫地谷しほりでいいのかな?子供を捨てた母親役なんて、意外でしたが、痛みとか、悲しみとか、喜怒哀楽が、とてもよく現れていました。子供を捨てるなんて…と思いましたが、同情もしました。
山田真歩さん、個性的な役が多いイメージですよね。最近だと、ドラマあな番とか…。今回は、至って普通の母親役で、かえって難しい役だったんじゃないかと思いました。
この二人で、産みの母と育ての母を演じるんですが…。なんか、八日目の蝉を思い出しました。八日目の蝉は誘拐でしたが、この作品は置き去り。どちらも、子供が、育ての母を実母と思っている点は一緒かな。ただ、この作品は、貫地谷しほりが、身を引いてくれたことで終わった点が違います。息子と暮らすことだけを考えてた母親が、息子の幸せを考えてくれたんだと思います。息子が、いつか、本当のことを知る日が来るんでしょうが、そっと受け止められればいいなぁと思いました。(八日目の蝉は、確か、目の前で逮捕されて、屈折した子に育ってしまったので…。)

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らぶにゃん

3.0予告編も解説も見てはいけない

2019年11月14日
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鑑賞方法:映画館

何の映画かさえ、知らずに観たのは大正解だった。
解説や予告編でネタバレしているのは信じがたい。

「起承転結」という言葉があるが、本作品は「起“転”“承”結」だ。
1/3も過ぎた頃に、茜(あかね)以外のすべての登場人物が、「えっ!?」となるのだが、観客も同時に「えっ!?」となるところに、醍醐味があるのではないだろうか?
「えっ!?」となった「転」の時点から、真のストーリーが動き出す。

133分という長尺で、「親権」という、ただ一つのテーマを、じっくりと追っていく映画だ。
残念だったのは、効果的に使われていた「おもちゃの携帯電話」以外では、台詞で多くを語らせてしまったことだ。
説明的で分かりやすい反面、流れが単調だし、観客をスクリーンに没入させる仕掛けに乏しい。(とはいえ、夕陽はラストシーンだけに取っておくべきだった。)

色彩は独特だった。
漁師町の生臭さを消すためか、“藍色のフィルター”をかけたような映像になっている。
前半は、明暗のコントラストが非常に強い。回想シーンでは、(お約束の)セピア色っぽくなる。そして、普通の感じになってエンディングとなる。

実際は、この映画のように簡単にはいかないだろう。
茜(あかね)のキャラクターも真面目すぎて、このような事件を起こす女性の典型的な姿とは思えない。
ただ、「子供にとって良いこと」が一番大事なのだ、というメッセージは伝わった。

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Imperator

4.5きばれ、豊和!

2019年11月13日
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ワンコ

4.0みんながお母さんなんだって

2019年11月12日
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鑑賞方法:映画館

予告ですでに人間関係が知れているので、冒頭、茜の視線の先にある、手放してしまった幸せが切ない。「海はね、夕陽のあとが一番凪いで暖かいんだよ」という。このセリフのおかげで僕は、苦しくも我慢できる。最後には誰もが納得の出来る結末が待っていることを約束してくれているようで。
どうしても、初めは五月家族に肩入れしやすい。茜の哀しさは報いだろうと突き放す。しかし、茜のいきさつが知れるにつれ、皆が皆、誰を傷付けるつもりがなくとも傷付き、傷付けあうこの関係の苦しさに胸が締め付けられていく。「八日目の蝉」的悲哀を味わい、「父になる」的結末に帰結するのか、と思いきや、それとは違った道を選ぶ茜と五月。すべてが豊和の幸せを一番に考えた末の結論。
貫地谷しおりの渾身の演技に圧倒され、「一度失敗した母親は子供を抱き締めてはいけないの?」の台詞が脳裏か離れない。

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栗太郎

4.5参りました

2019年11月11日
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U-TA

2.5子争い

2019年11月9日
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悲しい

難しい

幸せ

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Bacchus

4.5まさしく「心を削ってつくった」作品。

2019年11月9日
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「心を削ってつくった」と舞台挨拶の貫地谷しほり。その通りだったのだろうな、と観ていて思った。

海辺の町、凪の海。海沿いの街路灯。

孤独な都会。憧れの家族。暴力。子の泣き声。

あの『八日目の蝉』を思い出さずにいられなかった。

救いたかったのは子ども。

救ってほしかったのは母親。

狂気にもなる母性。苦しい、苦しい。

でも、子どもはいつかは離れていく。

狂気は諦めを得て、落ち着いていく。

おのれの魂が救われて、般若の仮面がとれていく。

進むべき道がすーっと開ける。

貫地谷しほり、素晴らしかった。

そして、山田真步。海辺の町の母にすっかりなったラストシーン、素晴らしかった。

実はこの人もかなり凄かった。

素晴らしい作品。

驚きの収穫だった。

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エク

4.0素晴らしかった

2019年8月14日
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吉泉知彦