劇場公開日 2019年9月27日

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パリに見出されたピアニストのレビュー・感想・評価

全57件中、21~40件目を表示

3.5フランス映画が苦手な人でも大丈夫です

2020年4月1日
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鑑賞方法:VOD

ピアニストが主人公と言えば、『ピアノレッスン』『戦場のピアニスト』『ラ・ラ・ランド』と、悲しい作品を思い出すのですが、今作は意外にもベタに良い話でした。主人公の周りの人達も良き人が多かったですし、小難しくないのでフランス映画が苦手な人でも鑑賞できると思います。個人的には、『4分間のピアニスト』の様な作品を期待してました。

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ミカ

4.0音楽が人生で人生が音楽になる

2019年11月15日
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鑑賞方法:映画館

経済格差から来る壁と苦悩を乗り越える物語。ある意味で、よくあるストーリーだが、クラシック音楽のピアニストを目指しているというのがモチーフとしては珍しい。バッハ、ラフマニノフなどのピアノ演奏が素晴らしく耳心地が良い。何度も折れる、折れそうになる主人公と指導者二人の熱意のぶつかり合いが感動的な作品。

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こばりん

3.5生きて行くのに不可欠でないものが…

2019年11月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

一言で言ってしまえば、
シンデレラボーイの物語。
不遇な境遇から、ピアニストとして
栄光の道を歩み出すというベタな
内容かもしれないけれど、私は
もっと重要なメッセージを受け取った
気がします。
ある友人が本の虫でもある私に
本を読まなくたって死なないし。と
言われた事があります。
ふむ、確かに…妙に納得する言葉でした。
でも、生きて行くに不可欠な
物ではない物が、実は人生にとって
大切ではないかと…
悲しい時、切ない時、この世に1人だけと
思い悩む時に、音楽は答えを出しては
くれないけれど、救ってくれる
1番の特効薬だったりする。
自分が好きな音楽や美しいクラッシック
音楽が、今の状況を決して変えては
くれないけれど、心を整えてくれる。
音楽や小説や映画は、なくても
生きていける。だけれど、目には
見えない喜びや豊かさを与えてくれる。
明日へ踏み出す力になってくれる。
そんな思いを、この映画を観て
改めて感じさせられました。

彼が幼い時に、老齢のピアノ教師
ジャックに出会わず、ピアノを
知らないまま育ったら、
彼の人生は悲惨な末路だったに
違いないでしょう。

観なくても生きて行けるけれど
こういった映画と出会える事が、
この先また
思い悩む日の、心の糧になります。
こんな出会いを重ねて行けたらと
思わせてくれる作品でした。

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shokoten

4.5この指で未来を拓く❗️ 良かったです❗️

2019年11月3日
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音楽の才能はこうして見出されるのかという一例。「蜜蜂と遠雷」より分かりやすくてハートフルなピアノコンクール映画。とにかくストーリーが分かりやすくて直球で全く疲れなかった。若き天才とそれを見抜いて押し出そうとする二人の大人の見事なトライアングル。そこに散りばめられたドラマが凄くいい感じにハマっていた。ラストも予定調和で予想通りの終わり方でgood❗️ラフマニノフの協奏曲第2番を何度も聴きたくなること請け合います。

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terumin31

4.5最高です❣️

2019年10月26日
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泣ける

知的

幸せ

素晴らしい映画でした。
劇中で演奏される曲の選択も秀逸です。
音楽を愛する表現としてのセリフも素晴らしかったです。
ふんだんに演奏シーンがこれでもかと盛り込まれ、ピアノの音色が美しく、幸せな気分になれます。
クラシック、特にピアノが好きな方は絶対聴きに(観に)行くべし。

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ゆかり

3.5気持ちよかった

2019年10月24日
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鑑賞方法:映画館

パリの下町のピアノ好きな若者が、音楽院のディレクターに見出され、コンサート出場者に抜擢される話。綺麗なピアノ演奏が全編を通して聞ける。

ストーリーはまっすぐ。いろいろな必須エピソードが出てくるけれど、どれも必要以上には描かれない。というより、必要未満と言った方がいいか。
そんなことより、ピアノを聴け!ということなのだろう。好意的な解釈が、この映画を心地よくする。その結果、安心して気持ちよく観られました。

追伸(ここ、ネタバレです。ご注意下さい)

ラストシーンで、恩師が隣にいたことに気づかずにいたアホは、私です。一緒に観ていた人の「次回作があるとしたら、『あるコンサートから、恩師が現れてくれなくなった』という展開から始まるかもね」というコメントにキョトンとしたことから、指摘されて初めて知った…

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CB

2.5全世界が主人公を中心に回る独善的な世界の話

2019年10月20日
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天秤座ルネッサンス

5.0はっきり言って最高です。

2019年10月19日
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泣ける

興奮

幸せ

他の映画の前に流れる予告を見た時からずっと気になっていました。はっきり言って最高です。
苦悩や葛藤がありながら、どんな環境でもピアノに対してはまっすぐな青年に心が動かされました。コンクールのラフマニノフはその時の彼の様々な想い(ネタバレになるので割愛)が伝わってきて涙腺が崩壊しました。
久しぶりにこんな素敵な映画を観ました。
都内で公開している映画館が6箇所しかないのが不思議なくらい良い映画です。
公開終了する前に観るべき一作です!!!

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少女C

4.0感涙。とにかく素晴らしい

2019年10月18日
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renton0409

3.0感受性の豊かさが生み出す音色

2019年10月17日
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幸せ

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J24

4.0素晴らしいストーリー

2019年10月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

"天才とは子供の心を取り戻した大人“

努力なしで才能は開花しない

自分にはコレしか無い!ってのを人前で表現するって凄く不安。だからずっと素直になれない

でも周りの人に勇気を貰い前へ進む

その心情とかやり取りなどに涙が出てきました

素晴らしい映画でした!

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H1DE!

3.5ただ、真面目なだけの人間には少し辛いよ。

2019年10月16日
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ヒノタマ

3.0まあまあだった

2019年10月15日
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吉泉知彦

3.0サクッと楽しむのにちょうどいい

2019年10月13日
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映像★★★★★おしゃれwwパリww
音楽★★★☆☆美しいピアノ
内容★☆☆☆☆ただ都合良く、
ただ天才が力を発揮した.
ライバルは捨て駒ww
.
とにかくパリ!!Paris!!
パリが美しい!ピアノが美しい!それだけで合格点ww
.
とにかく見た目が良いのでいい映画な感じは満載。深さゼロ。ライト向け。
デートとかさくっと観たい時には逆にめちゃくちゃオススメw
.
.
個人的には残念。。やっぱり天才の話はつまらん。
演出も最後のカタルシスを活かせず。

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チャンプ23

4.0青春映画でした

2019年10月12日
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萌える

ポスターのイメージは良い意味で裏切られました。
主人公が魅力的なのとやはり映画で音楽がメインというのは五割増しになりますね。
エリザベス先生憧れちゃいます
ラフマニノフ好きな方もおススメ。

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persimmon orange

2.5ベタな内容

2019年10月11日
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鑑賞方法:映画館

誰もが楽しめる内容ですが、、ややベタで何かチミツな感じは無いピアノ版:エースをねらえ!を観ている感じです(^-^)

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ATフィールド

3.0ピアノの森、だね。

2019年10月10日
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なんだけど展開が軽いなー。全ての悩みごとがほぼ自己完結で回っちゃうし。取って付けたような終盤のいろんなネタもなんだか納得出来ず。気持ちよく見れたから普通かなー。

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peanuts

5.0感動❗

2019年10月9日
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貧困や差別を乗り越えた青年にブラボーでしたわー。そして師弟の関係。誰にでも何かしらの使命がある。こんな奴はあかん?は、無いんやな。側に力ある人に恵まれたら、添え木になってくれる人に縁を結べたら、我が使命の道が開ける🎵。いやぁ、観たほーがよろしーわ。

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Cinemaオタク女

4.0音楽が奏でる喜び、悲しみ、そして希望…

2019年10月8日
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鑑賞方法:映画館

皆さんは“ラフマニノフピアノ協奏曲第2番” に
どのような印象をお持ちですか?

近年ではフィギュアスケーター浅田真央さんの
競技に使用されたあの曲!
あの伝説のソチ、フリーの演技曲として
強く印象に残っている方も多いと思います。

わたしの“ラフコン2”に対しての
子供の頃の印象は「怖い!」の一言でした。
当時の〈日曜洋画劇場〉のタイトル曲でしたので
よく覚えています。

やがて最後まで通して1曲聴くようになり
ソルフェージュすることを覚え
そして歳を重ねるにつれ、この曲の持つ深みを…
ラフマニノフ本人が、挫折の床から希望を見出だす過程を…
この曲に色濃く反映されていることに感じ入り、
そして想いを巡らす…
そう、懸命に生きているすべてのヒトに!
あなたに! わたしに!

「この指で、未来を拓く。」
というキャッチコピーさながら
主人公のマチューが“現代のラフマニノフ”のような
祝祭感に包まれるラストに、音楽の持つ力を再確認!

同日に『蜜蜂と遠雷』をも観賞。
互いに補完して感性を満たしてくれてイイ感じ♪

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野々原 ポコタ

3.5個性と自由を認める社会風土

2019年10月6日
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 世間知らずの青年が大人に翻弄されながら、少しずつ自分の道に気づいていき、逆に周囲に影響を与えつつ成長する物語である。卓越した才能が見出されたのは幸運であり、人はそれを運命と呼ぶかもしれないが、客観的には偶然以外の何ものでもない。
 才能というのはひと言で言えば、そのことが他に替え難く好きなことで、歌が上手な人は四六時中歌っているし、釣りの上手い人は年中釣行に出掛ける。人を騙すのが好きな人や留守宅に侵入するのが得意な人もいるだろう。善悪は別として、好きこそものの上手なれで必ず上達する。そして壁が訪れる。その道で食べていけるかどうかの壁である。
 詐欺師や泥棒は実利のある才能だからそれで生きていけるだろうが、音楽や芸術はどんなに才能があっても、それで食っていけるかどうかは世間の評価次第である。いまでは何百億円もする絵が画家の生前には発表されることも少なく、売られもしなかったという話もある。
 音楽の演奏家の場合は生きている間に評価されないと意味がない。コンサートに沢山の人が来てくれて、その多くが演奏に感動してくれることが目標だからである。音楽は人が演奏するから美しい。将来はAIが正確無比な演奏をするかもしれないが、熱量がないから誰も感動しないだろう。
 本作品の肝はそのあたりにあって、人がその人生を背負って演奏するから、昔の曲が現在に蘇る。個々の演奏者なりの解釈、個々の指揮者なりの解釈により、クラシックの名曲たちは常に変化していく。だからクラシックはいつも新しく、コンサートに人が行く理由となる。
 フランスは芸術と哲学の国だから、個性に対して常に寛容である。その演奏家の出自がどうであれ、演奏するチャンスは与えられるし、演奏のみによって公平に評価される。権威や権力に高圧的に支配される時代でも、芸術は誰に対しても平等でなければならない。そういう精神性のある土壌が羨ましい。権威や権力に極端に弱い精神性の国民が住む極東の小国では、同じ条件の主人公がいても、決して表舞台に立つことは出来ないだろう。
 既に日本ではあいちトリエンナーレの事件がに象徴されるような、表現の自由に対する弾圧が始まっている。これがどれほど恐ろしい事件なのか、歴史が明らかにしていくだろう。本質はナチスと同じだからである。日本の芸術家全員が声を上げなければおかしい。浅はかなパラダイムに引きづられて表現の自由を投げ出してしまうのは芸術の自殺行為だ。

 本作品はプロットでは若干ご都合主義的な面はあるが、芸術と表現の自由、それに人間の生き方の自由を認める社会風土が伝わってきて、心を和ませてくれる映画に仕上がっている。差別と格差とヘイトが社会風土の主流となってきている現在の日本の息苦しさの中で、一服の清涼剤のようであった。

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耶馬英彦