劇場公開日 2019年7月27日

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「予想できない結末へと ゆっくりとじっくりと物語は進んでいく。 緊迫感が途切れない。 サスペンスものとして秀逸な脚本だと思う。」隣の影 ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0予想できない結末へと ゆっくりとじっくりと物語は進んでいく。 緊迫感が途切れない。 サスペンスものとして秀逸な脚本だと思う。

2022年12月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

動画配信で映画「隣の影」を見た。。

劇場公開日:2019年7月27日

2017年製作/89分/アイスランド・デンマーク・ポーランド・ドイツ合作
原題:Under the Tree
配給:ブロードウェイ

聞いたことのない言語。
少しドイツ語っぽいがドイツ語ではない。
アイスランド語らしい。

アイスランド語は、インド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派北ゲルマン語群に属する言語。使用範囲はアイスランドのみで、使用人口は約30万人。

夫は以前の彼女とのセックスビデオをパソコンに保存していた。
ときどきそれを見て楽しんでいた。
その光景を妻に見られた。

嫌悪した妻は怒りが収まらない。
夫を家から追い出した。
居場所がない夫は両親の家にいることにした。

両親は隣家の住人夫婦から
自宅庭の木の葉が影になって
日光浴の妨げになっているとクレームを受けている。

夫の母親はイヌのフンのことで逆に隣家にクレームを言う。
両親の車のタイヤ4本がパンクさせられる。
両親の飼っているネコがいなくなる。

誰の仕業なのか定かではないが、
隣家の夫婦の嫌がらせだと決めつけ、
お互いの応酬が止まらなくなる。

そして予想できない結末へと
ゆっくりとじっくりと物語は進んでいく。

緊迫感が途切れない。
サスペンスものとして秀逸な脚本だと思う。

アイスランドのアカデミー賞にあたる第20回エッダ賞で、
作品賞や監督賞など主要7部門を受賞した。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です

ドン・チャック