劇場公開日 2021年2月26日

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「普通な面白さ」あのこは貴族 死亡遊戯さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0普通な面白さ

2021年4月16日
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鑑賞方法:映画館

難しい

幸せ

なかなか面白い展開だったから期待したけど、まぁまぁな着地点でした。

小説が原作だけあって、印象的なセリフがたくさんありメモしたい位だった。

東京は棲み分けが出来ている

地方からの上京者は東京に搾取させる

そうかもしれないと頷いてしまったが、ユニクロ柳井のように、若者に低賃金で深夜まで残業させながら「定時で終わる仕事だ」と言い張り、自分は渋谷一等地に住む地方からの東京進出搾取者も数多いことを認識しておいて欲しいと願う。

原作には細かい描写があったのかも知れないが、映画だと結婚から離婚までの経緯がいまいち解りづらいので、ラストをアッサリ目に感じたのは、もしかしたらそのせいかも知れない。

役者に関しては、ちょい役まで含め何気ない日常会話における細かい言い回し、仕草まで非常にリアリティーがあって好感。
ただ水原希子の田舎生活やキャバ嬢は違和感しかなく、他にいなかったんかと思った。
門脇麦は水原の役でも良かったと思う。

死亡遊戯