劇場公開日 2019年11月8日

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「功労者は甥の丸井。」ひとよ 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0功労者は甥の丸井。

2020年7月2日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

子供達に暴力を振るいまくりの父を母(こはる)が殺して警察に出頭、15年後母が帰ってくる物語。

まぁ、「壊れた家族」とはポスターに書かれてはいますが、私とすれば序盤壊れますが後はスレ気味なだけでまだマシな家族に見えましたけどね。
なんだかんだでも地元に子供が2人残り、なんだかんだでも都会に行った息子は里帰りするんだから。

普通はこれ以上にバラバラよw

甥の丸井が(こんな超良心的甥いないって💦)あまり表沙汰に感情を表さず、こはるが戻るまでこの子供達およびタクシー社員を家族的扱いして大事にした事によりこの映画のステージ(舞台)があると思う。映画らしく。

また、あまり社会に成功していない子供達もこの映画の面白味に一役買っていると思った。

家族の話が描かれておりますが、キチンとした形には戻らないにしろ、その家族が一応納得した形であれば問題ないと思うし。
だから「外にいる人間はガタガタ言うんじゃねぇ‼️」と思わせる映画でしたし。

家族についてあまり飾ってもおらず、それならば「壊れた家族」なんて飾り文句(フレーズ)も要らなかったのでは?と思う(繋がりは壊れてないんだから→期待値からは外れた)ので、鑑賞後私の感想とすれば展開まずまず、俳優演技もまずまず、田中裕子も吉永小百合の演技以上に想定内。

だから総合的まずまずな星評価。

巫女雷男