劇場公開日 2019年7月19日

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「こんな映画撮ってしまう韓国は凄い!」工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男 アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5こんな映画撮ってしまう韓国は凄い!

2020年12月14日
iPhoneアプリから投稿

 停戦状態で今も38度線で睨み合って敵対している北朝鮮🇰🇵にカメラを入れて撮影したんですよね?そもそも北朝鮮がよく許可したな、と驚きである。しかもキムジョンイル(凄く特徴捉えてソックリ)まで登場させている。よく制作できたな、と感心する。
 北朝鮮の平壌の街、キムイルソンの銅像の巨大さは目をみはるものがある。それに比べて庶民の暮らしは、、、死体の山にはゾッとする。
 黒金星は実在の人物で、実際にスパイ行為はあった事。では何処からがフィクションなのか🤔
韓国が北朝鮮にスパイを送り込んでおきながら、裏では大統領選挙に関する裏取引?を画策していたことは事実?
私の脳内🧠では理解が追いつかない😩難しかった。
 韓国のパクと北朝鮮のリ所長、お互い疑心暗鬼だったのが、パクがスパイと気が付いた時には友情が芽生えていて、リ所長はパクを脱出させてくれる。
 リ所長は殺されてしまったのではないかと思い続けていたパクが5年後にリ所長と再会する場面は感動的!腕時計とタイピン、何も語らなくても男は眼と眼で心が通じる。カッコいいラストだった👍
 今回、思ったこと。日本映画は韓国映画にまだ追いつけない。がんばれ、ニッポン!

アンディぴっと
graphullさんのコメント
2022年3月20日

北朝鮮では撮影していないようです。

graphull
NOBUさんのコメント
2020年12月15日

今晩は
 韓国映画は、代々の大統領の多くが政治権力が一局集中する背景もあり、自死、投獄、暗殺・・と悲惨な末路を迎えてしまう方が多いのは周知の事実ですが、それ以上に
1.韓国映画界の反権力の気風がストレートに反映された映画を製作する熱量(場合によっては、法律までも変えてしまう気風を生み出す・・)
2.日本とは異なる法的規制(分かりやすい所では、「アイアムアヒーロー」が日本国内では撮影出来ない”本物の銃使用、火薬量の違いなど:肯定しているわけではありません・・”を求めて韓国で撮影した事実)が、迫力ある映像に結びついている・・
 など、イロイロ要因があるかと思います。
 それにしても、韓国のポリティカルムービー、ノワールムービーのレベルの高さには、ケッコウ切歯扼腕しているNOBUです。
 では、又。

NOBU