劇場公開日 2019年3月16日

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「流し見なので恐縮ですが…」映画プリキュアミラクルユニバース BBさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5流し見なので恐縮ですが…

2019年4月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

主軸は「自分たちが頑張ってミラクルライトを作っているからこそ、プリキュアは輝けているのに、
自分たちは感謝もされることなく、
プリキュアだけが感謝され、応援される側であることに不満を持った」キャラの話って感じなのかなー、と。

そこに色々なキャラのサブエピソードが無駄に絡みすぎていて(自分たちが大変な時も他人をまず思いやれるプリキュアって素晴らしいと感激するとか、そもそもピトンとか)主軸が見えづらくなってしまったのかなーと、
ぼんやり流し見(かつ「スタートゥインクルプリキュア」は未視聴)しながら感じていました。

敵の主張も、心情も理解できるところが大いにあると思うので、
テーマと関連する結論があれば、もう少しスッキリしたんでしょうが…。

旧作ファンにも離れずについてきてもらいたいから、
前作までの人気キャラも出さなきゃだし、
そのキャラたちの変身シーンと名台詞は入れなきゃダメだし、そのキャラたちのそれぞれの必殺技を入れなきゃダメだし、90分くらいで終わらさなきゃいけないし、おもちゃ売りたいし…みたいないろんな大人の事情がプリキュアシリーズの映画を雁字搦めにしていて、あまり自由に制作できてないのかなーとか、大人だから考えちゃいます(OvO)

そういう意味では、
●どんどんキャラが襲われて食べられてしまう(キャラが減るから助かる)
●食べられたキャラのセリフを敵キャラが喋るようになる(名台詞要素カバー)
●でも一番活躍すべきは新プリキュアであるべき(最後は1人で頑張るからオッケー)
が自然にカバーできていた前作は、
大人の事情もカバーしつつ映画として成立させる絶妙な敵キャラ設定だったのかなー。

子ども(4歳)は楽しんでいました!
ここのレビューがあまり良くない話を事前に雑談的にしていたので、
終わった後「なんでみんな面白くないとかいうんだろう、普通に面白かったけどなー」って言ってて和みました。

HB