アンノウン・ボディーズ

劇場公開日:

アンノウン・ボディーズ

解説

ベルギーのベストセラー小説を原作に、6つの首なし死体を巡る謎に挑む刑事たちを描いたサスペンスミステリー。6人の女性の全裸死体が同時に発見された。いずれも血を抜かれ、指紋は酸で焼かれ、頭部は持ち去られていた。捜査を担当するのは、はみ出し者のベテラン刑事フレディと冷戦沈着なボスで相棒のフィンケ。死体の身元は明らかになったものの、失踪時期や場所、職業や外見まで全く共通点は見当たらず、捜査は難航する。そんな中、犯人のもとから逃げ出したと思われる女性リナが、記憶を失った状態で発見される。フレディはフィンケや上層部の反対を押し切り、彼女を手がかりに独自の捜査へと突き進んでいく。出演は「ロフト.」のケーン・デ・ボーウ、「エブリバディ・フェイマス!」のウェルマー・デスメット、「人生はマラソンだ!」のマルセル・ヘンセマ。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2019」上映作品。

2017年製作/122分/ベルギー
原題:Het Tweede Gelaat
配給:クロックワークス
劇場公開日:2019年3月22日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6

(C)2017 EYEWORKS FILM & TV DRAMA - PHANTA FILM HTG VOF - ATLAS FILM - ZDF – één

映画レビュー

2.5サイコパス的な要素はなかったとも言える

2024年2月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

面白く観た。面白く観たけど凄く物足りなくイマイチでもあった。

色々なことが起こるのだが、どことなく一本調子で絡み合う複雑さのようなものを全く感じなかったのは、容疑者とされている人物がことごとく怪しくないせいだと思う。
なんとなく怪しいからアイツが犯人だ!みたいなフワフワした感じだけで、観ている私たちに対して犯人かもしれないと思わせる場面がなかったよね。

これは推測だけど、原作は十人以上いる容疑者候補が全員怪しく、それが一人づつ減っていき、犯人が絞られていく、それと同時にフレディとリナのロマンスが展開し、サイコ殺人鬼とリナの間で精神攻撃の沼にハマっていく刑事って感じのサスペンスなんだと思う。
容疑者を一人一人丁寧に、プロファイルも絡めてどいつもこいつも怪しいぞと思わせるのは必須だったんじゃないかな。

つまり、大筋のストーリーを映画の枠に納めるために本来の面白い部分を削ったのではないかと思う。
サイコパス事件でプロファイラーまで登場するのに、動機、手口、犯人のトラウマ、何もないんだもの。多分、全部切ったのだろう。
極端な話、ほとんど捜査だってしてないんだもの。

6人の首なし死体っていう言葉から連想するようなサスペンスを期待せずに、やんちゃしまくるはみ出し刑事と、それに振り回される上司の、ヒューマンドラマ寄りの刑事ドラマだとみれば、まあまあ悪くはないんだけどね。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
つとみ

3.0魔性の女の闇

2023年4月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

日本での上映は殆ど無かった、ベルギーでベストセラーとなった小説を映画化。女性の首なし全裸死体が6体も発見された、サイコパス殺人事件の犯人捜査を描いたクライム・サスペンス。ベルギー映画というのは、あまり観る機会は無かったが、ハリウッドの様々な作品のよい処取りしたような内容でもあった。

まずは、主人公となる刑事が、若く血の気の多いはみ出し刑事と堅物なベテラン刑事という凸凹コンビは、ポリスムービーにはよくあるパターン。そして、そのはみ出し刑事が、サイコパスの餌食になりかけた女性と恋に落ち、刑事としての一線を超えていくのは、『氷の微笑』でもお馴染み。しかも、その女性が精神科医の美魔女というのも、アルアルの設定。

ストーリーとしては、すべて血を抜かれ、指紋も焼かれ、しかも首まで斬り落とされた無残な6体の遺体を発見するところから始まる。現場近くを捜査していた若い刑事・フレディは、犯人の所から逃げてきたと思われる、全裸で記憶喪失となった精神科医のリナを保護する。フレディは上司の命令を無視して、彼女の記憶を手掛かりに単独に操作する中で、次第にリナの魔性の魅力に憑りつかれ、男女の関係となっていく。

そのことを上司に知られ、現場捜査から外される中で、絞り込まれた犯人と思われた者達も、次々と殺されてく。ラストに浮き上がってきた犯人は、意外といえば意外だか、ある程度、読める展開で「やっばりな」というオチとなっていた。

フレディを演じたウェルマー・デスメットは、金髪で髭を伸ばした筋肉マッチョ。その風貌が『美女と野獣』の野獣の顔を思い浮かべた。もう一人のベテラン刑事・ケーン・デ・ボーウは、役柄も含めて杉本哲太に似ていた(笑)

コメントする (0件)
共感した! 4件)
bunmei21

1.0稚拙

2023年2月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

寝られる

原作は知らないけど、ロケーションがもったいない。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
asphalt-light-moment

1.0残念

2020年6月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
KEI
関連DVD・ブルーレイ情報をもっと見る

他のユーザーは「アンノウン・ボディーズ」以外にこんな作品をCheck-inしています。