劇場公開日 2019年4月5日

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「なんなんこれ?最低最悪(もちろんそのまんまの意味で)のラストに軽~く殺意さえ。」デッドトリガー 野球十兵衛さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0なんなんこれ?最低最悪(もちろんそのまんまの意味で)のラストに軽~く殺意さえ。

2022年6月3日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

寝られる

あいつらがメンバーに選ばれた理由がイマイチよくわからんかったのね。
一番まともそうなヤツが、訓練中にいきなり自爆とか。
てか、まさか!と思って調べてみると、隊長役はイワン・ドラゴこと、ドルフ・ラングレンじゃぁないですか!
無駄弾の使い過ぎ!

して、訓練を早々に繰り上げたものだから「こいつら大丈夫なんかな?」と思ったのね。
でも訓練たって、どうせ同じシーンの繰り返しだし、あれはあれでよかったのかも。
お話がテンポよく進んでたもんね。
ところが、いきなりかなり重要な任務についてた理由もほんとによくわからんかったのね。
「この国の最後の精鋭部隊だ」とか言われてたけれど、ほんまに大丈夫なんかな?
“本物の”精鋭部隊送り込んだ方がよくね?

でも、このあたりの展開は、まだワクワクしてたの。
「ヒャッハー!ゾンビ屠りまくるZE!」系の映画かと思って。
でも、やっぱり予感していた通りに、選抜メンバーの子たちがジャンジャン死んじゃうのね。
一番強そうだったキックボクサーの女の子とか、VRゴーグルで遊んでいて、よくわからんが選抜されてた子だとか。なんやねんな、アレ…←これが伏線だったとわ!

ほんとよくわからん話なのよ。
いきなり出てきてちゃぶ台ひっくり返すかの如く、全部をパーにしやがった、あのいやーなクソビッチ(ピー)とか。
ゾンビハンターの双子の姉妹だとか、教会の牧師さんだとか、色々と訳ありのキャラ詰め込み過ぎで。
もっと、ドストレートに「ヒャッハー!\(^o^)/!」と楽しめる映画かと思っていたのね。
少しでも映画の筋を追いたくて、Wikipedia先生にお伺いをたてようとしたがダメ。
こんな映画のアーカイブまでは用意してくれていなかったです。
ですが、調べてみると、コレどうやらスマホゲームが原作なのですね。
ゲームは一切やっていないから、わからんはずだわ。
てか、キャラは食玩のガム程度の扱いで、メインは銃器なのね。それ描きたかった映画なのね。
そっち方面あまり明るくないから、楽しめないはずだわ。銃器好きっちゃあ好きなのですけれど。
(今はもう全部売っぱらちゃたけれど、一時期、エアガンにハマってたことあったし)

して、肝心の主役ですよ。ゾンビさん。
これが徹頭徹尾怖くない。「気が付いたら、そばにいた」程度で。
“ステルス系”ゾンビさん?
“のそのそ歩き系”ゾンビさんは好きなのですけれど、こっちはなんか全然怖くない。
ゾンビ物に付きものゴア描写がまるでNothing。血しぶきがちょっと飛び散る程度。
走り回らないだけマシだけれど。“体育会系”ゾンビさん好きじゃない。

そんなこんなでクライマックスシーン。銃器を魅力的に描きたいはずが、ドルフ隊長のコルトパイソン。火を噴く火を噴く!
リロードもせずに、よく弾がそこまで撃てますねって感じ。←このくらいはわかるもん(笑)

でよ!衝撃の最低最悪の悪夢のラスト!なんなんアレ!(笑)
失意を通り越して、軽~く殺意さえ覚えちゃったよ!
斬新っちゃあ斬新なの?ゲーマーさんたちには。
唯一の見どころは…  何もなかったです、はい…
エンディングのテーマソング?も“嫌いな系”でイラっときちゃったし。
こんなクソ(ピー)映画にここまで長文ビュー書いた自分乙。

つい先日『トップガン:マーヴェリック』って神映画観ちゃったでしょ。
そこへ朝イチに劇場で『ガンダム』観て煮え切らないところに、コレきちゃったもんだから。
初見の作品観るのはもう、しばらくうんざりかな…って思っちゃうの。
ハズレばかりだもん。つまんねーのばかりだもん。
次回はハズレ無し安定王道の『スゥイングガールズ』のDVDを観ようかな。
それとも変化球系で大好きな映画『ダークスター』のDVDとか。
それともバカの極みの私が「ヒャッハー!」と楽しめる、何か面白い映画をアマプラで発掘できないかなぁ…
思いっ切りはっちゃけて、400円課金で『メガシャークvsメカシャーク』とか(笑)
アレ、本当に面白かったもん。←私脳はこの程度なんですよ…

野球十兵衛、