劇場公開日 2019年11月15日

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殺さない彼と死なない彼女のレビュー・感想・評価

全136件中、101~120件目を表示

5.0オムニバスとは正に此なり

2019年11月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

濃い人物像に特色有る映像、
若干無理やりでもいいから、
浸食されるに身を任せれば、
息騰がる鼓動、理解進む感情、
そしてクライマックスの高潮へ、
と思いきや急発進からの着地、
全てが合点、交差する終幕、

久方ぶり、軽い虚無感伴う、
素晴らしい映画でした。

れいと出合ってから、少しずつ綺麗可愛くなっていく、なな役の桜井日奈子さん凄く良いですね( ^ω^)

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褐色の猪

4.5お前、マジで死にたいの? じゃあ、俺が殺してやるよ。

2019年11月25日
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鑑賞方法:映画館

数組のカップルや友達の群像劇。詩の朗読のようなセリフ回しもある。

「殺す」
「死んでやる」
「死ねねえくせに」
「殺せねえくせに」
軽々とそんな言葉を口にする今どきの若者たちを、僕は普段から苦々しく思っている。そんなタイトルだし、間宮祥太郎は好きだが女優はどちらかと言えば嫌いだし、高校生の恋愛映画だろうし、なのにこの高評価はどこに理由が?と興味が湧いて観てみたが、実に純心さに溢れた映画だった。
口にする言葉とは裏腹の無垢な感情。むしろ、それを守ろうとするがゆえの鎧のような荒い言動。他人の評価なんてどうでもいいじゃない?自分はどうしたいの?そんなメッセージが言外からひしひしと伝わってきて涙があふれてきた。ようやく二人に寄り添えて、こっちも鎧を脱いできたところであの結末。そりゃフラグはあったけど、そこかあ!って苦笑いしながらまた涙があふれてきた。公園の桜並木のその時、ずっとそよ風のような映像と日常の雑踏にまぎれた音源に包まれていたことに、改めて優しさをかみしめた。そこで「ねえ、未来の話をしましょう」って言うなんて、反則級のボディブロー。「死んでやる」って言ってた君がそれを言うか?と。今更だけどそれに気付いた君が言うか?と。そのセリフをそんなやわらかな笑顔で言うか?と。その瞬間、僕の脳裏にも小坂、いや間宮祥太郎の不貞腐れた横顔が浮かんできた。

ほかの二組のエピソードもいい。エピソード同士のからみ合いもしつこくなく、思い悩む本人ほどには他人からは気にかけてもらえない不満や葛藤が軽やかに描かれている。素敵な涙を流せる映画だ。

死ぬだ、殺すだ、言いあってた二人が、打ち解け合った頃に交わす会話を思い出す。
「未来の話をしないか?」
「明日だって未来よ。もう始まっているわ、未来が。」

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栗太郎

3.5未来志向

2019年11月25日
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鑑賞方法:映画館

こちらのレビューで、高評価なので観に行きました。
3つの物語が、オムニバス形式でパラレルに進む。どれも、普通の少女漫画的な設定の恋愛ドラマで、単体だったら飽きてたかも。
本編は留年した小坂と、死にたいが口癖の鹿野の話。ふたりのどつき合いの会話と、「コロス!」「シネ!」のネガティブなワードの投げ合いの中に、ちょっとした想いが見えてきてが、なんだか微笑ましい。どう見ても間宮翔太郎は高校生に見えないけど。
次は地味子と、きゃぴ子の友情。愛されたいキャラのきゃぴ子と、ひたすら真面目な地味子。正反対ながらの親友。地味子はきゃぴ子に憧れ、きゃぴ子は地味子に精神的にもたれかかる。普通なら泥臭くなるが、そこは綺麗にまとめた感じ。
次に八千代くんを一途に想い続ける撫子さんの話。キミと付き合うとつもりはないと明言されても、毎日好きと言い続ける撫子。何故そこまでできるのかは、本作の重要なネタとなる。

現実にはありそでなさそな物語を3本、丁寧に描いて上手くまとめた印象。いろいろありすぎるけど、未来志向で行こうよというメッセージが、後味爽やかにさせる。

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AMaclean

5.0おー!!

2019年11月24日
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すごい!男女皆美人!画が綺麗!
話の奥が華子!
合掌しながら鑑賞してもうた!

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ザルソバ星人

4.0何も知らずに鑑賞しました

2019年11月24日
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いかにもアオハル味の強そうな物語っぽいので、「そのテの映画なんでしょ?」と特に注目はしていなかったがナニやら評判がいい…という情報が入り、日曜夕方の映画館へ。

案の定、ほぼ満席となった客席の9割以上は20歳前後のカップルや女子同士。アラフィフのオジさんが彼らのステージを汚してはいけないので、私は最後列のプレミアムシートへ退く。(気付いてみればプレミアムシートは私の様なオジさんばかり。皆思いは同じ、か)

高校を舞台にした群像劇っぽいつくりだが、いろいろな仕掛けもあって油断がならない。
…と言って、どこを切り取って話してもネタバレになる様なならない様な…ということで内容について書くことは控えよう。

役者たちはもちろん皆若い訳だが、誰だって思春期に通る、不器用に生きる(不器用にしか生きられない)高校生をキュートに、またシニカルに見事に演じてくれている。
※個人的にすごく好きなのは地味子の「40秒で支度しな!」の可愛さです…

若いコ達には勧めたい映画。

「未来の話をしよう…」

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キレンジャー

4.0桜井日奈子目当てで観ました

2019年11月24日
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泣ける

笑える

萌える

上映館少ないのが勿体ない。
不思議な気持ちになれる作品でした。オッサンでも大丈夫(^_^;)
劇中衣装が置いてあったのはロケ地だったんだと。

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kazoo!

5.0詩的

2019年11月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

萌える

一つひとつのセリフがとても詩的です。

10代の不器用で乱暴な言葉も10代ならではの感情がいっぱい詰まっていると思うといじらしく、せつなく思えます。

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おっけ

5.0「今日は2本連続☆5.0」

2019年11月22日
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鑑賞方法:映画館

知的

今年124本目。

今日は「ハッピー・デス・デイ2U」と2本続けて☆5.0。ちょっと高めかな。しかし☆5.0を付けざるを得ない程2本共いい映画でした。
今作は皆さんの評価が高いので早目に行きたかった作品。Twitterの人気漫画が映画化。
"普通の恋愛"ではない新感覚ラブストーリー。
見所は3つの恋物語。
小坂と鹿野以外にも、地味子(恒松祐里)やきゃぴ子(堀田真由)、撫子(箭内夢芽)の恋愛、友情が見所。

ゆうたろうが好演。演技は素晴らしいです。
主役の不器用な2人の想いにじーんと来ました。

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ヨッシー

4.0純愛です。

2019年11月21日
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予備知識無くて観ましたが、こんな、純愛の描き方がアルんですね♪って映画の深さを感じました。

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酒呑童滋

4.5嫌な絵、嫌な音楽、嫌な展開…で泣く

2019年11月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

ホワイトぼやぼやで逆光の絵がすごく嫌で、感情操作しようというあからさまな音楽が嫌で、結局は命で泣かせようとするのか!と呆れて怒りのようなものを感じたけれど、ボロボロ涙が出て…完全にしてやられたといったところ。
でも、このストーリーはかなり良かった。自分が生きてきている中で、失われた命というものを思い起こさせるような、何かしら感情に訴えかけてくるような、正真正銘、お涙ちょうだい映画でしょう。
主演の2人、もともと好きな方だったけれど、やっぱいいなぁと思ったり、終わってみれば単に泣かせるだけのものではないということが分かったり、表面的な印象とはかなり違った作品だった。

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SH

4.0自己中から他己中へ

2019年11月20日
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泣ける

笑える

幸せ

「好き」っていろんな表現があるなぁ〜って思った

1つ言えるのは、大切なモノ守るモノを見つけると、人は変わる

恋愛もそう

自分の事だけしか、いや、自分の事さえ大切に出来なかったのが、他人まで助けてあげられる様になる

他己中 ←ホントにこの言葉あるんですよ(笑)
鮹チュー🐙😗💕

確かにブスだったのが、可愛くなってましたね〜(^^)

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H1DE!

4.5一人一人が愛おしい

2019年11月19日
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泣ける

笑える

幸せ

原作を読んだことはなく、
タイトルが気になって観に行きましたが、
こんなに泣くなんて、、と思うほど号泣でした。
どのキャラクターも個性的で可愛らしかったです。
口が悪くてぶっきらぼうな2人の関係性(小坂鹿野ペア)が、すごく愛おしくて大好きになりました。
(それぞれのペアも、もちろん大好きになります)
どのペアも素敵で、とにかく愛おしい!!
そしてみんな適役です!
役柄がみんな合っていて素晴らしかったです。

衝撃のラスト、タイトルの本当の意味、
涙が止まりませんでした。
何度でも観たくなる作品です。

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まなみん

4.0こんなに泣ける映画だとは思わなかった

2019年11月19日
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鑑賞方法:映画館

説明口調や泣かせようとする展開なのに、悔しいが泣けました

共感出来る台詞がいくつもあったし、素直になれないのは自分だけではないのだと思わせてくれた。忘れて来た青春を取り戻すよう

どんな人にも過去があるから現在があり、そして未来に繋がる。ラストで伏線が回収された時に感動した

思い出しただけでまた泣けてくる

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Daiki Sugiyama

4.0単なるラブコメだと思ってたのに、かなり奥が深い・・・「今からが未来だよ」と言う撫子が好き。

2019年11月19日
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 3組の高校生カップルが時間軸を超えて交錯する(SFではありません)。中心になるのは留年高校生・小坂れいとリスカ少女の鹿野なな。高校生で留年するのは海外留学した生徒か、病弱な生徒が定番だったけど、虚無感いっぱいで成績優秀でもある小坂れいはどことなくカリスマ性のある、冷静沈着な青年。「殺す」とか「死ね」が口癖である割にはその本気度も薄いけど、とらえ方次第では「死ぬなんて言うな」という愛情と、「俺にかまうな」という孤立感の両方が受け手によって変化する。一方の鹿野ななは、トイレに行く感覚でリストカットするほど死にたがりなのに、自分の存在に気づいてほしいという潜在意識の中でのかまってちゃんが見え隠れするのです。この二人のやりとりにクスッと笑ってしまい、真逆の口癖が心を通わす原動力となってくるのが面白い。また、泣かないななの心も妙に伝わってくる。

 地味子とキャピ子という、これもまったく対照的な女子高生だが、「可愛い」と言われたい症候群に陥ってるキャピ子は地味子を引き立て役として利用していると噂されたりする。恋愛中毒気味だが冷めた部分もあるという、わかりやすい性格のキャピ子に対して、もうちょっと描いてもらいたいくらい興味深い性格の地味子。こんな関係の女子は昔からどこにでもいたような気もします。

 撫子と八千代。「好き」を連発して、「好きでいてくれない八千代が好き」という撫子の弁証法的恋愛劇が面白い。逆に考えると、八千代も根負けして好きになってしまうと嫌われるという矛盾から、「好き」とは言えないでいるのだ。ようやく映画館デートへと発展するが、帰り際での会話シーンがなかなか深いのだ。

 こうした3人の物語が進み、老舗を手伝う姉弟、地味子と八千代という関係。そして意外にもラスト近くでななと撫子の学年が違うことがわかる。また、八千代にさっちゃんと呼ばれていた女性は5歳くらいの子供を連れていたので、時間軸もややこしくなってきた。産んだのは中学の時か?!となってしまう。この時間軸の波乱はストーリーには影響しないものの、全体を考えると混乱してしまいます・・・俺だけか?(泣)

 いわゆる脱力系のゆるい展開の映画ではあるが、デビュー当時の山下敦弘監督や三木聡監督作品とも違い、ハンディカメラ中心で心情表現が上手く撮られている感じがする。シュールな部分、意外な展開、驚愕とまでにはならないが非日常を描くことのできる監督だと思う。

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kossy

5.0この映画を観たあとは何かが必ず変わるだろう。You can change your mind

2019年11月19日
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泣ける

笑える

楽しい

かなり前、私が17歳位の事である。植物好きの
父が庭にマスカットを植えた。庭と言っても下町の建売住宅である。50センチの隙間である。

ところがマスカットの生命力は凄まじい!
1日に20センチ以上成長する!朝起きると私の
部屋に侵入している事もあった。植物というより動物だよ!

当然、私の家はマスカットの蔦に覆われ、緑の館になった。「クリープショー」のスティーブン キングの様に私が植物になる恐怖を感じた。
近所の子がからかいにくる。

「やーい お前んち おばけ屋敷!」

その子の名前は確か勘太かな・・・
農薬は使ってないので、芋虫が発生する。しかしその芋虫を狙って捕食者の昆虫が集まって来た!カマキリやアシナガバチだ。小さな生態系が形成された。

アシナガバチはひさしに巣を作った。私の枕元からほんの二メートルの距離だ。雨、風、を凌げ餌も豊富。最高の立地条件。私は・・・正直嬉しかった。可愛いと思った。

8月の最も暑い頃の事である。家には水草用の鉢があった。直径50センチくらい。そこにアシナガバチが水を飲みにくる。一時間に20回
くらい。なんで回数が分かるかと言うとずっと観察してたからだ。

虫も喉が乾くんだね。いや違います。
彼女達は妹達が暑さで死なない様にその水を妹たちにかけ、羽で扇いでいたのです。

気化熱を利用しているのです。
涙が出ます。献身的です。
しかしそういう生き物なのです。
水を飲むのだって命がけです。鉢に落ちたら
死んでしまいます。
アシナガバチ・・・は素晴らしい!

今はマスカットを切ってしまい、アシナガバチも消えた。遠い夏の記憶だ。

蜂の話が多いんじゃー!!
(何故岡山弁?)

さて長いまくらが終わり、ここから映画の感想に入りますが、この先は読む必要がありません。ネタバレせずにこの映画の素晴らしさを伝える自信がないのです。泣いて笑って喧嘩して・・・その位しか言えない。チョー気持ちいい、
何もいえねー・・・やはりその位しか言えない。今すぐにシアターへゴーです。

物語の主要な登場人物は6人です。
小坂れい(間宮祥太朗)と鹿野なな(桜井日奈子)

地味子ちゃん(恒松祐里)とキャピ子ちゃん(堀田真由)

撫子ちゃん(箭内夢菜)と八千代くん(ゆうたろう)

この三組の微妙でユニークなやりとりが暖かく描かれます。れいくんは無気力で口癖が「殺すぞ」です。ななちゃんはいじめられっこでトイレに行くのと同じくらいリストカットをしています。口癖は「死ぬ」です。
ある日教室にアシナガバチが迷い込みました。
別の生徒がそれを殺し、ゴミ箱に捨てます。
ななちゃんはアシナガバチを手にしてお墓を作りに校庭に行きます。

もうね、この時点で大共感!
ぼっけえ(凄く)いい子すぎるんじゃ!
アシナガバチだって生き物じゃ!

れいくんは、何故か気になって後を付いて行きます。これをきっかけにこの二人はつき合うというか一緒にいるというか・・・そんな関係になります。

便宜上ななちゃん、れいくんと書きましたが、二人とも相手の事を「お前」と呼んでいます。
会話も「なんだお前殺すぞ」「じゃあお前殺してみろよ」こんな感じです。結構笑いました。
場内は笑いに包まれていました。

ここから先は書きません。皆様方のこの映画を観た時の楽しさ、悲しさ、感動、を奪いたくないからです。

他の二組の関係も最高です。この映画のビジュアル、タイトルから観る前はかなりナメていたのを告白します。その頃の私を殺したい!

映画を観たあと丸善(書店)に行きました原作の漫画を買う為です。しかし見つかりませんでした。勇気を出してレジに行き、お兄さんに聞きました。タイトルが長いのと気恥ずかしいので
買ってきたパンフレットを見せて、聞きました。
「あのう、この映画の原作の漫画なんですが、
有りますか?」お兄さんは快活に答えた。
「 はい!有りますよ!」売り場まで行き。
「最後の一冊ですよ。良かったですね」

なんと平積みにしてあり、低くなっていたので
視界に入らなかったのだ。お兄さんの気持ちが伝わった。(また売れた!また仕入れなきゃ)

映画鑑賞後、本屋に駆け込んだのは「海街diary」以来だ。4コマ漫画で脱力系の絵だ。普段なら絶対に手に取る事のない漫画。会話中心の漫画。
一読してビックリ!今観てきた映画が忠実に再現されている!いや逆か。

きっとこの漫画は私の宝物になる。ギュッと抱きしめたくなる感じだ。

そしてこの映画を見終わった後、なにかが変わるだろう。私は変わった。

沢山お礼を言いたい人がいる。

まず漫画家の世紀末さん。こんな素敵な漫画を描いてくれて、ありがとうございます。好きです。

監督、脚本の小林啓一さん。原作への深い愛情とリスペクトを感じました。ありがとうございます。好きです。

スタッフの皆さん。撮影のソフトフォーカスと逆光素晴らしいです。音楽の使い方もいいです。ロケーションも気に入りました。ありがとうございます。好きです。

俳優の皆さん。瑞々しく自然体の演技。何回も笑い、何回も泣きました。ありがとうございます。好きです。

高く評価して私をこの映画に導いてくれた皆さん。ありがとうございます。好きです。そして今、今です。

私のこの、長文、拙文、駄文を読んでくれている皆さん。お付き合い頂きありがとうございます。好きです。

この映画を本当に観て欲しい方々は三組います。現在高校生の皆さん。かって高校生だった皆さん。これから高校生になる皆さん。しかし一番観て欲しい人がもう一人います。それは・・・

あの夏の日、飽きもせず、ずっとアシナガバチを見ていた私に・・・

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masami

1.0おじさんにはとてもついていけませんでした

2019年11月18日
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3組の高校生カップルのお話し。原作未読、出演者についても知識なしで、なんとなく評価が高いのと題名の面白さに惹かれて鑑賞した。
ざっくりいえば高校生の青春群像劇だが、はるか昔の高校生時代の感性にはとても戻れず、途中からは完全に諦めの境地でした。無理して世代を越えようとしたことを後悔するばかりでした。
この手の作品は苦手だなと痛感しました。泣けるというレビューが多かったのですが、僕は作品の世界観との越えられないギャップの大きさに泣けてきました。

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terumin31

4.0不思議な後味

Kさん
2019年11月18日
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鑑賞方法:映画館

デフォルメされた記号的な高校生が出てきて、このままマンガっぽく話は続いていくのかと思いきや、いつの間にか現実感のあるいい話になっていた。でも重すぎずリアルすぎず、構成もトリッキーで、不思議な後味が残る。ただきゃぴ子ちゃんのパートは物足りなさを感じた。また欲を言えば、物語の大事な小道具なのだから、リスカ痕はもっと丁寧に隠すか見せるかして欲しかった。

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K

5.0ただの青春恋愛映画じゃない

2019年11月18日
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やばい。観終わってからずっと鼻の奥がツーンとしてる。安直に泣ける映画ですよ〜とかは言いたくないんだけど、想像以上だった。全然ただの泣ける恋愛映画じゃない。
映画を観ているというよりは、劇を見ている感覚。登場人物たちの言動も、哲学的で、どこか非日常。だけど自分たちの周りにも当たり前に居るような不思議な感覚。そしてそれに体が慣れてきたかな〜と思ったらラスト30分で怒涛の展開。123分があっという間だった。映画をみてこんなに心揺さぶられたのは久しぶりだぁ。
個人的おすすめポイントは、光の演出。
小林監督は自然光撮影にこだわっていて、この映画には照明部がいないそう。だから全編通してすごく優しい柔らかい雰囲気が出ているように感じた。さらに画質がめちゃくちゃ良い。
あと、間宮さんが舞台挨拶で言っていたように、監督は女の子を綺麗に撮るのがすごく上手いなぁと思った。桜井さんのファンとしてはものすごく可愛く撮っていただいて嬉しかったし、もちろん他のキャストの方も漏れなく全員可愛くて上映中ずっと「監督凄え…」ってなってた笑
これは完全に俺の趣味ですが、鹿野の役が俺が観てきた桜井さんの役の中で1番好きでした。寂しがり屋でかまってちゃんで口が悪いし不器用なんだけど小坂といる時は本当に幸せそうな顔をするのがめちゃくちゃツボでした。良い演技だった!CMのイメージしかないなぁって人にこそ観てもらいたいなぁ。
永遠に続きそうなのでこの辺でやめます。
原作を買ってあったのですがあえて読まずに封印していたので今から読もうと思います。
おやすみ〜

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いそべーこん

5.0「最後にタイトルの意味を知る」

2019年11月18日
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まさに。

久しぶりに映画観て泣いたなあ
「バナナ」以来かも
女子中高生目当ての「かぐや様」系の作品かもと思っていたけれど

帰りに原作本を買ってしまう始末

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はうる129

4.5じんわりするストーリーだが惜しい

2019年11月18日
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3ペアの交流(恋愛?友情?)をごちゃ混ぜに描いた作品。バラバラの3つのストーリーをごちゃ混ぜにしながらも違和感が無く、叙述トリックの如くラストに収束させる手腕はお見事!
主演は桜井日奈子さんと間宮祥太朗さんとのことですが、惜しむらくは、桜井日奈子さんがやや力不足なことでしょうか。地味子ときゃぴ子、撫子と八千代のストーリーの方が印象が強く、ラストの衝撃がなければ主演の二人は完全に食われていました。

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あいわた