劇場公開日 2019年10月4日

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「素晴らしいけど松岡莱優が物足りなかった」蜜蜂と遠雷 ONIさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0素晴らしいけど松岡莱優が物足りなかった

2019年11月10日
iPhoneアプリから投稿

個人的に天才の話が大好きなので、途中まではかなりの傑作!と観ていたけど、中盤、終盤がなんかもったいなかった。コマーシャル映画かアート映画か、タイトル含めて微妙な立ち位置の映画だけど、これなら2時間半くらいやってもよかったのでは。
鈴鹿央士は素晴らしかったし、森崎ウィンも、いいキャスティングだったけど、松岡莱優がちょっと残念だった。割と器用な女優さんだと思っていて、天才役にどういうアプローチでくるか予告編みて期待してたのだけど、前半の冴えないところは仕方ないとして、クライマックスでの演奏は、ほかのキャラクターとの邂逅を経て、もっと軽やかで伸びやかにいきいきとしてないといけないのではないか、というか、そこの演奏だけで圧倒できるとこだと思うのだけど、どうしたのだろうか、と。

ONI