レッド・ブレイドのレビュー・感想・評価
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最後にもう一回、坂口拓の活躍が見たかった
家庭も学校も嫌いでふとした事から、大好きな忍者の絵本の世界へ入り込むアクションファンタジー。
監督 石原貴洋、原案 園子温、総合演出 坂口拓というかなり濃い布陣による忍者映画です。
冒頭の坂口拓の立ち回りがすごく、「狂武蔵」の時より武蔵っぽかったですね。
なのですが、坂口拓が活躍するのはここまで。
そこからは主役の小倉優香 を始めとする、クノイチ三人娘の活躍劇になります。
でも三人ともアクションはそれなりに頑張っていたとは思います。
あと敵役の岩永ジョーイの動きがよく、後半のアクション部分を引っ張っていました。
終わってみると、クノイチ三人娘が可愛いだけの作品でしたか。
最後にもう一回、坂口拓の活躍が見たかったですね。
ダメな典型
最初の30秒でダメな映画というのは予想できたが、ダメさ加減を確認した。
園子温が原案とあるので、独りよがりの妄想のようなストーリーだろうと思っていたが、期待を裏切らない酷い展開だった。
アクションを撮りたい一心で制作した映画のようだが、
(冒頭から10分、ただただアクションシーンだけ見せられたらそうとしか思えない)
斬新とも言えなくもない殺陣は、重い日本刀を振っている見えず、
軽い模擬刀のチャンバラごっこというノリのシーンに見えた。
血しぶきの代わりに小麦粉を土煙のように散らすのも意味不明。
この土煙はアクションシーンの至る所で使われているが、却ってリアルに見えない。
主人公が自転車をシーンにも なぜかピンクの土煙を使って違和感を増幅させていた。
音声に関してもチャンバラシーンでは効果音を無くし、リアルさを追求してるのかと思っていたら、忍術シーンには安っぽい効果音を使うなど一貫性がない。ひょっとしてチャンバラシーンでは手数の多さに効果音をつけるのを諦めていただけのだろうかと邪推されても仕方ないだろう。
これ程アクションに極振りしている映画なのに、主人公にアクションの得意な女優でなく グラビアアイドルを起用しているのが最もダメな点であろう。
美少女チャンバラ劇
まあ、よく言えばSFチックなファンタジー、現代と絵本の世界を行き来する美少女チャンバラ活劇だが、意味不明。
俳優陣の滑舌が悪いし音声さんの集音、整音も下手なのかセリフが聞き取り難くて往生した。
頭の固いおじさんにはついていけない漫画の世界、子供向けにしては卑猥なシーン、暴力沙汰ばかりでお勧めできない、誰の為の何の映画か困惑・・。
要するに作り手は派手なチャンバラ劇や忍者好き、忍者の本分は正攻法でなく惑わしてこそ、やられたらやり返せ、人生は本音が大事、品格なんて邪魔なだけ、アイドルにセクシーなパンちらキックをさせてみたい・・、そんな思惑で作ったのでしょう、ところが大衆迎合のようでいて浮いてしまったようですね。
忍者の常識を覆す…
そんなサブタイトルにつられてみました。
非常に残念な映画ですね。
パラレルワールドの設定は悪くないけど、それを活かしきれていない。
冒頭の殺陣は必要を感じないし、登場人物は少ないのにキャラクターがよくわからない。
アクションはよかっただけに、伝わりやすいように話をわかやすくできていれば、よかったのに。
園子温らのノリは理解できるので★5
批判的なレビューが多いのだが、中華アクション映画や国内アクション映画を昔から楽しんできた人は多分こういうノリ好き(Versus的な)。
こういう映画を作るからこそ、こういうアクション映画技術が蓄積されていくし、俳優も育成され、のちの目玉タイトルで活きてくることになる。
こういった作品を否定してはいけないし、見ていて嫌ではなかった。
芝居と同じで、「見方」というものがある。
アクションはスゴいけれど・・・。孤独な少女の孤独な戦い!!
【賛否両論チェック】
賛:殺陣はかなりの迫力で、一見の価値あり。
否:理屈で考えながら観てしまうと、荒唐無稽すぎて楽しめない。ラストもかなり唐突で、呆気ない印象。
現実世界に自分の居場所をなくしてしまったヒロインが出逢う、絵本の中の忍びの世界。殺陣のアクションはかなりスゴくて、迫力に圧倒されてしまいます。
ただ難点を言うと、ストーリーが大味すぎて全然共感や感情移入が出来ないところでしょうか。いじめのシーン1つをとっても、
「いやいや、そんないじめ・・・しないでしょ。」
って感じるような描写だったり、ヒロインの性格もポジティブとネガティブのどっちつかずだったり、原田の計画も訳が分からなかったりと、考えて観れば観るほど、ついていけなくなってしまいそうです。
あまり深く考えずに殺陣を堪能したい、そんな作品といえるかも知れません。
せっかくの小倉優香ちゃんのデビュー作が・・・・
去年辺りから注目されているビジュアルアイドルの小倉優香さんみたさと、原案が、園子温監督、この手の作品にお馴染みな坂口拓さんが活躍されているので、結構楽しみにしながら見に行ってきましたが・・・ま、正直な感想は、せっかくの小倉優香ちゃんのデビュー作が・・・・と言う感じで、もう少し考えて欲しかったな・・・・
小倉優香のファンに、見て貰いDVDを買ってもらい、後は海外戦略で儲ければいいじゃん的な空気まんまん・・・・
ビジュアルアイドルイコール忍者映画イコール海外で受ける・・・・しかし、もう少ししっかり作って欲しかったな・・・・
この手の映画、まずは、真面目に作るか、楽しく作るか、どっちかにして、そこを徹底的にした方がいいよね、どちらにも偏らず撮っていると、いずれにしても中途半端、見ていて、笑うべきかなどうか、考えてしまう・・・・
また、せっかく、小倉優香を起用しているのだから、彼女の魅力をもっと出さないと駄目、普通の演技させてもある意味駄目なんだから、その分違う形でカバーしないとな・・・・
やっぱこの手の作品は、西村喜廣監督、井口昇監督に任せないと駄目かな・・・・千葉誠治監督でもよかったかな・・・
岩永ジョーイさんは、意外によかった。
なんかやっけ仕事感的な感じで、がっかりしたな・・・・
上映中
花影香音いいよね
オープニングは拓さんが闘ってんのね。延々と闘い続けて「ひょっとして二時間、拓さんの闘い観続けんのか!?」と思うぐらい長いんだけど、まあ闘い終わんの。なんで、こんなに長かったんだろうね。
それで小倉優香の日常生活が始まるんだけど、お母さんが屋敷紘子なんだよね。「これは最後にお母さんがアクションすんのか!?」と期待してたけど、そういうのはなかった。
それで、なんだかんだやるんだよね。小倉優香は足が速い設定なんだけど、どうみても遅いなあとか思いながら観てると、花影香音と搗宮姫奈が出てきて、忍びになんのね。それで、なんだかんだ闘ったりしたかなあ。
どこかで小倉優香がバリバリのパンチラアクションやるんだよね。「これ、スパッツ履いてていいと思うよ」って感じなんだけど、原案・園子温だからパンチラすんの。
それでどのタイミングだったか忘れたけど搗宮姫奈やられちゃう。「その蹴り女優に入れていいの?」って蹴り入ってたしね。
まあそれで拓さんや花影香音の一大決心もあって、「忍びは正面からいくな」みたいな厳かなのかどうでも良いのか微妙な教えが伝授され最終決戦に。
「はいはい、そうなるように伏線はってたもんね」という展開。でもラストでドカーンと爆発して、「それが忍びよ」と唐突に小倉優香が可愛いトーンで言ってラストっていうのはとっても良かった。
花影香音が良かったな。主演でも良かったくらいだけど、企画的に小倉優香だよね。花影香音はパンチラやりそうにもないし。
清野菜名も《TOKYO TRIBE》でパンチラアクションやって、数年かかって女優としてブレイクしたから、小倉優香もそうなるといいな。
クラウドファンディングの怖さ
シネマート新宿にて鑑賞。
チケットは1800円で1日1回上映。
私は16時55分から上映されるこの作品を選びました。きっかけはクラウドファンディング!
オープニングアクションシーンの剣技もパッとせず少々落胆、ツイート上で絶賛している方の感想はまったくあてにならない物でした。
坂口さんをとても好きなファンの方は、彼が刀ではなく棒きれを持ったとしても大絶賛すると思われます。悪役の方が螺旋を描いて廻るシーンも映像効果が幅を効かせておりとてもアクションと呼べた物ではない。
劇場にてその坂口さんご本人とおぼしき人がいらっしゃいましたが、肝心なチケットは相当数掃けていないご様子。
千葉真一さん、真田広之さんと同門のJAC出身なのに技も台詞も全てにおいてお粗末です。
元々フレームアウトされてしまうアクション俳優が無理をして、主役や脇役を務めて生きてきてしまった結果なのかもしれません。
過去に少しでも出演した有名作品の名前にぶら下がって生きておられるせいか年齢を重ねても凄味というものがまったく感じられない。
RED BLADEの制作費は幾らか存じませんが、クラウドファンディングにて完成させる狂武蔵は約781万8500円のお金を投入し制作される訳ですから、この金額を使いどの程度の作品を作ってこられるか楽しみにしております。
もしも781万円程のお金を使っても質の低い作品を作ってしまった場合、業界の人達は監督をはじめ制作会社やクラウドファンディングに関わった俳優陣に協賛・投資しなくなるでしょうからね。
私はWEB配信とDVDのみの支援ですがクラウドファンディングで投資されるという事はこういう怖さと背中合わせなんだと痛感しました。
ご本人達は理解しているのだろうか?
映像効果をアクションと呼んではいけない!
とりあえず売れそうな物集めてみましたという映画
4dxでみても絶対つまらない映画です。
女子高生_ミニスカ_マフィア_忍者_イジメ_
巨乳_とかとりあえず売れそうな物集めてみたみたいな映画ಠ_ಠ
映像から空気感とか季節感は感じられるけど、シーン毎の音楽がダサい❌クオリティ低すぎるし邪魔👎誘ってきた友達も謝ってくるくらいだからファンからしてもガッカリですね。
登場する黒服マフィアが歌舞伎町にもいないような軟弱揃えていて悪の設定もあまい。自転車の使い方間違えてるのは笑えた方です。不遇すぎるのにマコの精神力衰えないのが凄い。
アクションは洋画の方がはるかに質高いです👆
会話苦手なアクション俳優が集まって難しいこととりあえずやってみて、編集頑張って映画作ってみた💪といった感じの作品🎉
黒歴史
大阪初日はシネマート心斎橋が投稿した画像を見ても空席が目立つwこういう映画も稀だから致し方ない。。。
遠出して見に行ってこれ!?いい意味で裏切って欲しかったw本当に原案:園監督なのかな?みんなも語ってる様に終始名借りしただけじゃね?となるw
しょうもない母親+父親のお陰で虐められっ子どごまでも拓さんの生い立ちと酷似してる主人公w家についてから昨年RE:BORNを見た劇場で購入した本を読み返して寒気がしてきた(^^;
結局虐めを暴力で解決してきたアクション俳優が仕切るとこういう映画になるのかと一応納得w美化しすぎていた状況から覚めて黒歴史が浮き彫りになってきただけなんだろうな。。
よく考えてみると有名な俳優を起用したRE:BORNですら一般的には知られていないし言うほど人気なかったんだ。レッド・ブレイドがヒットするのは無理だよと自分に言い聞かせたw
今作を見て思ったことは忍者はこんなもんじゃないだろ!本物の忍者は自分だけと言っていた癖に本物どこにもいないじゃんwということwどうやら自分は拓さんを神格化しすぎていたw自分しか現代に忍者はいないとかあり得ない話しだし忍野で頑張って忍者をしている仲間に失礼すぎる!
三つ子の魂百まで
RE:BORN以降熱烈的なファンでした。
今回もTwitterでは叩かれるのが分かったので本音を書かず当たり障りないコメントをしました。
ここでは本音を書きたいと思います。
※日本最高峰のアクションチームが描く※と書かれていたポスターが今では痛々しく泣けてくる。
アクション界のカリスマなのに殆どの人が彼を知らない。今回の映画で少しは知名度も上向くかなと期待していたのになぁ。
日本最高峰のアクションを歌っているわりに小細工な色の煙などの編集が目立ちアニメチックなのも残念なところ。原案に園子温監督の名前を使っているならしっかりして欲しかったです。坂口拓の名前だけでは注目されないから他人の褌使ってしまったのでしょうか?また洋画に同タイトルで似通った設定の作品があります。
坂口拓の父親の本によると小学生の時誕生会に招待した友達12人が誰も来なかったとあります。こんないじめを受けていたことが書かれていましたが、彼はそのいじめから何を学んだのだろう?今では力こそ正義と言わんばかりに自分を尊敬しない周りにウェーブパンチをし動画にあげる。強めに殴っておいて数%の力だと言う。
そんな元いじめられっ子が、いじめられっ子像を作り上げていくと家族からも同級生からも酷い扱いをされ、いじめっ子が用いる力(暴力)でしか自分を表現できず、いじめにも立ち向かっていけないだなと複雑な心境。主人公の高校生=坂口拓そのものなのかもしれない。
暴力的な強さが人の優劣をつけると思っている人には丁度いい作品です。アクション映画=ただの暴力ではないはず!本当この人が関わるとただの暴力になり下がっている。
ドマイナー映画ってこんななの?
▲イジメのなんたるかを理解せずに描いた作品
▲家庭崩壊→からの学校のイジメ?からのヒーロー?厨二的な内容
▲何が次世代かもわかりません
▲アクションは暴れん坊将軍の忍びが戦うところをずっと見させられている感じ
▲シャキンシャキン音だけ騒々しい
▲セリフがまともに言える俳優さんがいない
▲音楽は割り切って無くしたほうがよいくらい作品を壊してる
↑
▲鑑賞した方のブログにもあった通りチープな映像(本編が特に)と音楽
▲これで星2つ以上つけるって凄いと思う
▲普通につまらなかったです
▲クラファンの狂武蔵は700万円以上の支援金をかけて完成させるんだから下手な物作れないですよ
▲友達にもクラファン支援してもらったのに出来上がりが不安すぎる
内容薄い&舞台挨拶
忍者?侍?時代劇?学生?なよなよしたスーツ姿のヤクザ?色々混ざりすぎて統一感ないです。ストーリーも薄く、ロケシーンが野原や森・廃工場とどこか安っぽい。アマチュア映画でももう少しまともな環境をバックに撮影し作品を出しているのにこれは頂けません。映画の中で[らいふうじん・才蔵]といった忍者が出てきますが、この忍者集団は実在するそうで、その宣伝的な感じで作った映画かもしれませんね。他レビューにもある通り、劇伴曲が情けないほど貧弱です。フリー素材の音源を使い回し、中にはこれ聴いたことあるな?といった様なものです。殺陣やアクロバットなシーンや主題歌は良いのにもったいないです。アクションはあからさまなワイヤーアクションとかではないですが、くノ一や忍者が刀を振り回している姿は迫力があり大好きです。
[舞台挨拶]
グラビアアイドルとアイドルに釣られ舞台挨拶も見ましたが、330名収容可能なスクリーン1に4〜6割ほどの観客が埋まったかな?といった感じの中で行われました。自分が行った15日は
スクリーン1での公開。翌日以降は62名収容のスクリーン2での公開です。15日はほとんどが主演の小倉優香さん・美音さんのファンだったそうで、上映前にオフ会の仲間達に沢山会えました。純粋に俳優さんを見に来られた方も大勢いたと思われますが、とにかく小倉優香さんのファンが多かったです。しかしこの3日間で見た映画の中でもかなりの駄作でした。
翌日16日シネマート新宿にて上映中の『恐怖の報酬』を見に行きましたが、62名収容できるスクリーン2で公開をしているRED BLADEはソールドアウトしていませんでした。初日の舞台挨拶でもソールドアウトしないのだから仕方がないのかな。なんか寂しい気持ちになります...殺陣ばかりの映画というのは時代遅れなのでしょうか?とにかく映像や音を楽しみに映画館へ行っているので、せめてフリー音源のようなチャチなものはやめていただきたかった。
過去最悪
アクションや時代劇が好きなので友人4名で観てきました。パラレルワールドに迷い混んでしまい、現代と過去が繋がってしまうというお話なのですが、会話の流れや展開が良くありません。脚本の幼稚さに唖然とさせられてしまいます。
その中でも音楽が凄く合っていません。この感想は私だけではないようです。他の映画を鑑賞した後だとかなり陳腐でおまけみたいなレベル。同好会かなんかの制作なのかな?と思うほどです!!
劇場の外でも劇中の音楽最悪!これアクション映画!ちゃんと映像観てんのか!と10名弱程のグループが大批判していました。私も含めて大人げないなとは思いますが、素人映画じゃないのですからもう少しお金使って下さい。
俳優さんは口が出せない事かもしれませんが、演技をした俳優さんが可哀想ですね。同日公開の他の映画と比較して言うと見る価値なしです。アクションは◯
らいふうじん
家庭不和なうえに学校でも同級生達に嫌がらせを受ける主人公が図書室でみつけた忍者の絵本の世界に入り込む話。
ヒステリックでおかしな母親に怪しげな仕事をしている父親。更にはその父親に絡めて同級生から執拗に嫌がらせを受ける主人公。
主人公の心が強いからイジメという感じはしないけど。
シリアス一辺倒ではないもののハードボイルド感が強過ぎてちょっと空気が重めの中、アクションが曲芸っぽかったりはちょっと残念だし、アクションに拘り過ぎなのかアクションシーンが長くてテンポが落ちる。
ファンタジーなんだしもっと軽くて良かったんじゃないかなという感じ。
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