劇場公開日 2019年6月22日

  • 予告編を見る

「小さな子どもと、元子ども、2人の子どもと母親への思い」アマンダと僕 chikuhouさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0小さな子どもと、元子ども、2人の子どもと母親への思い

2019年7月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

母親を突然失って混乱をしている幼い子どもと、母親との関係が損なわれたその幼い子どもの叔父と、各々の母親への思いが再生への契機となっていく話  親族を突然失うようなテロは日本では考えにくいけど、京アニの被害者家族の方々が報道されているのをみて、一人の被害者には多くの家族・知人の消えることのない哀しみが連なっていて、その家族・知人たちのその後の人生を大きく変えてしまうことに胸が痛くなります 「アマンダ」の哀しみも母の死を受け入れつつも、最も近く母と親密だった「僕」に反発の姿勢をとりつつも、「僕」しか頼る人はいない  施設や福祉の受け皿があったって、そんなところに委ねられないという思いが、葛藤しつつも固まっていくのがうれしかった  恋人のこと、仕事や今後の生活のこと、順番や選択のできないなかでの「僕」の思い、清々しかったです  母と観るはずだったテニスの試合で、アマンダは母への思いとしっかり向き合うことができたのでしょう(7月25日 シネリーブル神戸にて鑑賞)

chikuhou