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ネットの画面だけで作るという挑戦が刺激的だった。タイプを途中まで打...
ネットの画面だけで作るという挑戦が刺激的だった。タイプを途中まで打って消すという表現で気持ちをあらわすなど、ネットのあるあるネタが盛り込まれてる。時代の雰囲気をうつしているという意味でも、意義が100年後とかのちのちまで残りそう。タイトルをサーチにしたのも、ネットとは?をよく表してる。最後、助かるだろうというのがなんとなく分かった状態で、どういうカットが来るかなと思ったが、なるほど、予想を超えた構成でした。
独創的な表現と、目を離せない展開
この作品の特徴として、パソコンのデスクトップ上のみで、ストーリーが進んでいくことが挙げられるだろう。FaceTimeでのやり取り、送信せずに消したメール、SNSを頼りにした捜査といった、この作品ならではの表現が素晴らしかった。
またストーリーそのものも非常に良く、二転三転する状況に目が離せなかった。
正直あまり期待せずに見始めたが、大きく期待を裏切られた。
普遍性の中にある新しさ
まず全てがPCやテレビなどのモニター画面のみで物語が展開されていくというアイディアが秀逸。
しかもアイディアだけで終わらずに、それを表現する手法やサスペンスとしてのストーリーテリング、込められたメッセージ、どれもが素晴らしい。
親子の愛とすれ違いという普遍性のあるテーマを今の時代だからこその表現で描く、完璧な映画だと思う。
途中、Macの待機画面で光がゆらゆらと揺れているシーン、いつも見ている身近で何気ないものが、この映画ではものすごく不穏で恐ろしいものに見える。物の見方を変える事こそがアートだと思うので、エンタメとアートと両方を兼ね備えているという点でも文句なしだ。
ストーリーが自分とだぶっていてやばかった
留学している娘に家族で会いに行った帰りの飛行機で観た。
最初は「ずっとこのままPCかよ」「何ですぐに直接会いに行かないんだ」と思ったが、後の主人公父の凄い行動を見て、納得できた。
ネット社会、SNS社会のデジタルネイティブの時代に生まれた子供達は、我々アナログネイティブ世代が想像できないほど周りに気を使い、生きている。それを我々アナログ親が察知してあげないといけない。そうしないとデジタルネイティブは突然萎んでしまう。
今娘が欧州に留学しており、今回娘に会いに初めて欧州に行った。言葉が通じない以外に、これほど怖い、常に周りに気を配らないといけない(スリや窃盗など)場所に日々いるのだと思い、この映画が他人事に思えなかった。幸い妻は健在で、今回も娘にずっと寄り添ってくれていたが、「本当に苦しかったらいつでも帰っておいで」という逃げ場を作ってあげなければいけないんだということを、わかっていてもなかなかできないそのことを、この映画は教えてくれた。特に親父は「娘は一生懸命自分の夢を叶えるためにがんばっているんだ」と思い込んでしまう。
もう一つわかったのは、すべてがデジタルになる近未来の日本の社会はこうなるのでと思った。WEBからすべてがわかることは便利でもあり、怖さでもあることを理解した。
帰国して日本の安心さを実感しつつ、この映画のことを妻とも共有し、今後も娘にできる限り寄り添っていこうと思った。
pc画面で進む物語。
発想の大勝利!そんな映画があり得るのか…と思っていたが、ストーリーもわかりやすいし、更にどんでん返しがあって面白い!もっとだれるかと思っていたが、進行速度も早くて全く飽きなかった。
pcという誰もが持っている物を通じることで、より父親の緊迫感、焦燥感が伝わる映像になったのでは。
映画の中でのSNSの使い方が見事
パソコンの画面のみで物語が展開されるのは非常に斬新で面白かった。
ただ、物語の中身がやや中途半端な印象だった。
犯人逮捕のサスペンスとしては、途中の展開に明らかに違和感があったし、家族愛という点では最後に父親が娘と関係を改善しているもののそこに至る過程は描かれていない。
娘の心情を理解できていない父親に焦点が当たりすぎて、娘について描かれる部分が少なく、物語に深みが足りないと感じた。
意外なほどハイレベル。
なんですかこれは。
めちゃめちゃ面白いじゃないですか。
いやー面白かった。
スクリーンに映し出されるのは、最初から最後まで全編PCの画面という奇抜なもので、もしかしたら、とても見辛いのではないかと、少々不安な気持ちでの鑑賞でしたが、そんなことは心配無用でした。
むしろ見せ方が巧い。
細かいところが実に巧みだ。
頻繁に出てくるタイピングの様子も、タイプミスがあったり、一瞬迷って削除したりと、とてもリアルで、インターネットやSNSを積極的に利用している人にとっては、何の違和感もなくすんなり受け入れることができたでしょう。
ただし、あまり馴染みがない人には、分かりづらかったかもしれません。
PCの画面上で繰り広げられる、本格的なサスペンスは、もちろん斬新で新しい手法ではあるが、故にそれが仇となり、圧倒的に臨場感が足りない。
父親が娘の捜索に向かうところなど、肝心なところでは、PCの画面でない方が良かったと思うが・・・。
ビデオ通話にインターネットバンキング、欲しい情報は何でも手に入る反面、匿名性を利用した誹謗中傷や卑猥な書き込み、情報操作など、利便性の裏側にあるネットの怖さを思い知らさられる。
そして親子のあり方、絆。
子を思う親の気持ち。
娘を思う父親の執念。
実に面白かった。
これはもっと注目されても良い作品ですね。
とりあえず残虐なシーンが無くて良かった。
少し残念に思えたのは、娘役の子がもう少し美形だったらなぁ、なんてね。
タイピング速い!
パソコン画面やチャット画面をメインにした映画は色々あったけど、全編通してという作品は初めてなのかな?動画を駆使すれば何とかなるもんだと感じたけど、父ちゃんのデビッドが常にカメラをオンにしてあるのが嘘くさかった。ニュース映像も画面いっぱいに広がってるし、これもパソコン画像だよと訴えてくるようだった。
とにかく凄いと感じたのは、タイピングの速さと娘マーゴットのPCを操り、gmail、インスタ、Facebook、Twitterと次々にパスワード変更して中身を見て、友達にすべて電話するシーン。“友達”も知らないおっさんから電話がかかってきて困惑しただろうなぁ。それからコピペ、コピペ、グーグル検索・・・PC依存症だよ。あ、画像検索なんてやったことなかった。
斬新な手法のみならず、ストーリーや細かな伏線もお見事。序盤に愛妻パムとの闘病記みたいな展開があって、これがまた泣けてくるエピソードだった。終盤の葬儀社からの案内なんてのがミスリーディングもあり、絶妙でしたね。
今どきサスペンススリラー映画
画面がずっとパソコンの画面だけで進行するサスペンスで、消えた娘の行方を探す父ちゃんの話。
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途中で娘のパソコンから手がかりを探そうと、無理くりインスタやらFacebookやらGmailをパスワードの再設定でこじ開ける。娘の気持ちになればほんと勘弁してくれとヒヤヒヤして見てた😅.
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この映画普通にサスペンスとしても楽しいんだけど、英語とパソコンの勉強に丁度いい(笑).
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英語は会話がほとんど電話での会話だから簡単な日常英会話。これなら字幕なくても何となく分かるかも?あと、メールの文章も簡単な英文だからね。
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パソコンは結構自分マップとか使いこなしてないなって思った(笑)位置とか設定できるんだぁって1人で感心してた(笑).
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ノートPCで観たい映画
SNSが効果的。カーソルの動きで感情がうかがい知れる演出
無理して全部が全部PCの中ではないのも好感
最初の10分で泣かされた
リンパ腫
カリフォルニア州サンノゼ
父子と母子。
ネカマ
偽装
思わぬ展開にしてやられた
確かに最初のフィッシュアンドチップスのアイコンは無かった
細部までちゃんとみておかないと
イライジャウッドプロデュースの「ブラックハッカー」も似たような手法ながら完成度は雲泥の差
タイトルなし
面白かった!
パソコンやカメラ映像のみの画面なのにすぐ違和感なく慣れてのめりこむことができる。
言葉を選ぶ父、薬やってる弟の違和感ある来客、息子の署名活動をかばった母、さりげない出来事が全部伏線になってる…!
ネットの相手に2500ドル出しちゃう娘はたぶん、優しいだけじゃなく心の拠り所や素を出せたり話せるのが彼女だけだったからじゃないかな…ていうのが感じられて切ない。
知り合い程度だったクラスメイトが注目や閲覧数稼ぐために「親友」とか「悲しい」とか声あげだすのまじリアルだしえぐいなって思った。
あとラストは父娘のやりとりで締められるのがよかった。
娘絶対助かるし助かって…!まだ親子のわだかまりとけてないじゃん…!て観客の期待を、変に感動ぽくせず淡々と見せることで逆にぐっときて泣きそうになった。
父親の娘への対応が過干渉だな〜〜て思ったけど、警察官の母もそうだった。
だからこそ親子の溝だったり秘密ができたのかもしれないし、でも親ってこんなもんなのかもなぁと思ったりもする。
生まれてきてからずっと見てきた人間に、自分が知らないことなどあるはずがないって思う気もちもわかる。
でも自分が学生時代は親は基本自分をわかってくれてはいるけど、自分の深くにあるものはなかなかわかってない存在だと思ってた。むしろ時々一番わかりあえない存在に思えた。今でも、自分のこと一番知ってるのは友人かな、って時々思ったり、でもふと親の方がわかってくれてたり。
親子でも他人なんだよなぁ、って改めて映画を観て思った。
珍しいでおわらない!
全編PC画面のみというキャッチにつられて見たけれど、それのみで終わらない、それを最大限生かしたサスペンス映画でした。
公開してから大分たって見に行ったのですが見終わったあと、小さいスクリーンに満杯に入った観客は口々に「おもしろかったー」といっておりました。
こういう観客が裏切られて裏切られて裏切られる!っていう話が基本的に好みなんですが、父親の心情や、犯人の動機も納得(しちゃいけないけどありえそう)で、ハラハラハラハラの後にもスッキリとした後味でした。
途中で父親が疑っていく、
チンピラ男、娘とSNSで絡みのあった女性、弟、達との絡みは、ただミスリードするだけでなく、父親と娘のこれまでの関係性をうまく表してます。
このお陰で最後の「She would be too.」(だったかな?)のチャットの一言でとてもグッてきましたね。
全編PC画面でやる珍しい映画だよーだけじゃない、素晴らしいストーリーでした。
あと関係ないけど、SNSは基本facebook、Instagramなど本当にあるものだったけど、葬式の配信サービスも本当にあるのかな?そしたら、大分宣伝になっただろうな。
してやられた!
全編カメラ映像ごしの映像という、挑戦的な作品です。それ故か、観ている側がインターネット越しで観ている大多数の気分にさせられます。SNSの危うさを表しているようで面白い試みです。マーゴットがいなくなった時の手のひら返しの、みんなの反応が、、、やっぱり人間関係は直接会って話ししないといけませんね。
ストーリーも見事に騙されました。インターネットを使った上手いプロットです。ちょこちょこ入る伏線の使い方が上手いです。いろいろご都合主義やツッコミどころがありますが、面白いからオッケーです。
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