マチネの終わりにのレビュー・感想・評価
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福山雅治老けたな〜〜〜って感じ。 蒔野はかっこよくなきゃ成立しない...
福山雅治老けたな〜〜〜って感じ。
蒔野はかっこよくなきゃ成立しないと思うけど、お世辞にもそうは思わず、ますます見てられない。FC会員だけど、キツい。孤独を武器にしたナルシスト、以上。って感じ。
蒔野というキャラとして見ようとするんだけど、ちょいちょい福山雅治が顔を出すからそういう意味でも集中できず……
中盤の三谷の件は良かったけど、その前後はお腹いっぱい。
個人的にはリチャードがただ気の毒。
大人な空気感のラブストーリー
未来によって過去の思い出が変わる・・・
私にはピンとこないフレーズだったけど、
ラブストーリーはベタでもやっぱりいい。
人の不幸の上に幸せは成り立たないんだよね、
善人であればあるほど。
もっとワガママで自分のことしか考えない人間なら
桜井ユキも幸せになれたのに?
名高い名役者の演技が素晴らしい!
大好きな作品の一つ。
人生の歯車ってこういう風に廻るんだなあと思いました。
ギター好きな筆者にとってはそれだけでも観ていてうっとりするのだが、何より役者が素晴らしい。役者個人の色を出し過ぎず、かといって他であってはいけないという、絶妙な立ち位置で演技をしていると感じた。
ネタバレにならないよう文言は伏せるが、印象的な言葉がいくつかあり、大人が好む、大人のための映画だなと思いました!
欧州映画のような会話劇
未来が過去を変える、ああ、今まで考えたことがなかったが、なるほどです。
過去の出来事は変えられないけど、その意味合いは何度も更新されていく。
スジ的には、桜井ユキの行動はバレるリスクが高く無理があると思われる事と、
福山雅治はあれほど運命と思った彼女をなぜ板谷由香ルートで探さなかったのか、
桜井ユキは復帰コンサート前の大切な時期になぜ動揺させる行動を取ったのか、考えるところはないわけでは無い。
しかしそれらをカバーするのが、美人と言っていいのか悩むが間違いなく魅力的な石田ゆり子と(注:大好きです)、
ギターテクはもちろん癖を抑えた福山雅治による、欧米の風景とギター音楽をバックにした、ちょっと日常生活から浮いた会話劇だ。
大人のスターを使ったこんな日本映画もたまにはいい。
意外にドロドロ
カミサンの希望で、こちらを観てきました。
あまり、興味を持ってなかったのだけど、良かったですよ。
映像も良いし、音楽はとても美しいし、
俳優陣は非常に上手だし…
それ故に、辛い映画でした。
ドラマで見る「年齢不詳な石田ゆり子」ではなく、
年齢相応のリアルな女性としての石田ゆり子が、素敵でした。
もっと「これが真実の愛」「永遠に忘れられない人」的な
美しすぎるストーリーなのかと予想してたんですよ。
全然、違いましたね。
もっとリアルな…
ドロドロした気持ちの渦巻く…
だからこそ、ラストはアレでなくてはね。
あのような幕引きで良かったと思います。
オススメです。
胸糞、サイコ女
とんでもね〜自己中女に
もてあそばれる男女の物語
人を傷つけてもへっちゃら
だってあの人の為なんだもん
私一人が悪者になれば良い、的な
さすが大人の恋愛ですね〜(笑)
すべてわかった後の周りの反応も
結局、容認してるし
挙句の果てに、実家に帰ってるから
何してもいいよって。。。
みんなアタオカ映画でした。
「映画」として完成された作品
ストーリーはベタですが、それを役者の魅力、映像と楽曲の美しさ、上品で文学的な表現で仕立てた、完成された作品だと感じました。
ベタなストーリーだからこそ、先の読める展開をどう表現するのか期待させられ、返ってくる回答を楽しむ。
ちゃんとした映画を観たなという満足を感じられる映画でした。
天才ギタリスト(福山)と女性ジャーナリスト(石田)のラブストーリー...
天才ギタリスト(福山)と女性ジャーナリスト(石田)のラブストーリー。
滅多に会えないがお互いに惹かれ合っている。
石田は婚約者がいたが、それを承知でアプローチする福山の強引さ。
石田も一大決心をし、一度は婚約者と別れて福山の誘いに乗ろうとするが・・・。
2人がすれ違うシーンは観ていて悲しくなった。
あの程度の妨害工作で壊れてしまう関係なら所詮その程度のものだともいえるが。
事実は小説より奇なり運命なり!
原作の小説は、事実をもとにしてプライバシーに配慮して架空の設定で描かれているそうです。
フィクションも含むとはいえ、なんてすごい運命なんでしょう。
ーーーーー
冒頭の数分が本当に素晴らしいと思います。
人付き合いが面倒で小難しそうな蒔野が、初対面の洋子に心をひらいていくかのような変化。洋子はずっと前から蒔野のことを知っているが、蒔野はただの尊敬している憧れのギタリスト。その二人の様子を見てただならぬ空気を感じたマネージャーの三谷。
他の人のレビューで、三谷が洋子の邪魔をするほど蒔野を好きかだなんてわからなかったとあるのを見ましたが、十分散りばめられていたと思います。
レコード会社との打ち合わせで「蒔野が、蒔野のために、蒔野は…!」どれだけ必死やねん笑、単なる仕事のパートナーではない感情がのってたし、バーで蒔野と洋子の間に割って入ったこと、方言トークで蒔野に会話に加わらないようにしたこと。思い出すのはそのくらいですが、十分伝わってきました。
ストーリーの展開も素晴らしかったです。
20年来の恋人でフィアンセのことは、多分もとからあまり愛情はなかったのかもしれません。40 歳前後という自分の年齢、社会人として立派である彼氏、自分のことをよく知っているであろう彼氏。彼氏は仕事人間で自分の仕事の出来を話すばかりだから、心からの愛情を感じるには足りなかったのかもしれません。
そこに、蒔野と会うのはたった2回だったとしても、自分の心を穏やかにしてくれる、不安なときに寄り添ってくれる、遠いのに包み込んでくれるような愛情を与えてくれる(恋人ではなくても)ところに、惹かれてしまうのは仕方のないことだったのかもしれません。
早苗のしわざによりすれ違った二人。
2019年はラインの過去のトークはスマホが新しくなったら引き継げなかった時代だったのかな。ラインの僅かなやり取りだけで自分の心を塞いでしまう。それ以上詮索しないのは、大人だからなのか…
早苗の告白ラインを見た蒔野、台所での演技は圧巻でした。
コップを割ったかと思いきや割ってなかった…ちょっと見てて紛らわしかったです
なんで早苗と離婚しないのか疑問だったけど、他の人の検証ブログで「蒔野は子供を愛しているから、今の幸せを壊したくないのではないか」になるほど〜と思いました。(とはいえ、早苗を憎くないのか??よく、普通に接していられるね?!)
私は、二人がセントラルパークで再開したあと結ばれるんだろうと思ってましたが、先のブログの方はこう考えていました「蒔野も洋子も自分の子供を愛している。子供を大切に思うので、自分たちが結ばれる選択はできない。お互いに、心で強く結ばれ愛し合っていることを確認できたことで、それぞれの場所に戻って生活しているだろう」とあって、とことん大人だなぁ、と思ったのでした。
とても素敵な映画でした。
美しい街と、美しい洋子さん
原作も読みました。
あまり期待してなかったので、よかったと感じました。
小説ではちょっとぐだぐだしたところも(そこが良いのかもしれませんが、、)
映画ではドライになっていてよかったのかな。
大人の恋愛は近くて遠い
数日、数ヶ月の話じゃなくて、
深く心に残る恋愛の後味が、
その年月が、丁寧に描かれていてよかった。
三谷さんは小説では本当に理解できなかったけど、
映画になったら憎めない感じに表現されてて
演出の良いところだなと感じました。
パリとかニューヨークとかちゃんと撮影されてたのが良かった。美しかった。
マキノ夫妻の家はなぜあんなに実家感のある普通の家にしたんだろ、、。
ギターから離れていた時期だったとはいえ、マキノはずっと独り身で自分だけの世界で生きてたはず。
家庭を持っても、もっとスタイリッシュな生き方かと思ってたけど。
洋子の部屋も意外と生活感のある物の多い部屋でびっくりしました。
仕事道具とかでごちゃついてはいるかもしれないけど、もう少しスッキリとかっこよく過ごしてる女性のイメージでした。
ほろ苦い大人の恋愛
大人のビターでほろ苦い恋愛映画。
言葉が交わされるシーンが少ない分ギターの音色が繊細に心の機微を表現しており、福山さんのギターテクを存分に味わえる作品でもある。石田ゆり子さんがお奇麗なのは例にもれず、マネージャー役の桜井ユキさんもとてもかわいらしい人で終始眼福。私の中で特に印象に残っているのがマネージャーの三谷というキャラクターで、アーティストであるマキノを想い自分のすべてをかける女性でいて、このストーリーでは二人の仲を裂いてしまった原因。しかし、彼女の思いや最後の自分勝手なマキノに対する言葉は人間臭く、憎めない人に思えた。この映画の中で一番自分に正直で人間的な魅力を感じられた役だ。
ストーリー全体を通しては、少しご都合がよすぎるくらいすれ違っていく恋愛模様だが静かな夜に楽しむにはぴったりな映画だったと総評する。
言葉の数は決して多くなかったです。 言葉だけでは伝えきれないもの、...
言葉の数は決して多くなかったです。
言葉だけでは伝えきれないもの、
言葉で伝えるより大切なこと、
そんなことを想いながら観ました。
ギターの音にも癒されました。
全てが下手そうな石田ゆり子だから良い。
今更のベタにやられた。
キーの台詞(泣く程良い)でターミネーターにテーマを被らせ分かり易く咀嚼したのは狙いか。
石田ゆり子は全てが(演技も)下手そうだからこそ良いと知る演出も買おう。
年テン入り。
いやあ映画ってほんとにいいもんですね。
キレイな映画。ただそれだけでしたが、
パリやニューヨークが舞台で主演の二人も美男美女。見ていて「キレイだな~オシャレだな~。」と感じましたが、ただそれだけでした。正直、物語の中には入り込めませんでした。
2,3度会っただけの相手に運命を感じて、20年来の婚約者との別れを決めるのって現実的ではないし、ちょっと引いてしまいそう。でもそれをドラマチックな物語にできたのは石田ゆり子の魅力なんだろうなと思いました。
ただ唯一現実的で人間的でドロドロしていたのが蒔野のマネージャーの三谷早苗でした。
蒔野の落としたスマホを拾いに行って偶然蒔野と洋子との関係を知ってしまう。蒔野になりすまして洋子にメールを送り、二人の関係を終わらせてしまう。その時の三谷早苗の葛藤とか罪悪感とかがジワジワと伝わってきました。
洋子目線で見れば人生の一大決心をズタズタにした許せない女ですが、早苗目線で見れば、洋子も許せない存在だったはず。
早苗は人生の全てを蒔野に捧げ、ギター奏者としての蒔野を尊敬し、常に支えてきた。そんな中で洋子が現れ、たった2,3度会っただけで蒔野の心を動かそうとしている。
「蒔野が主役の人生の脇役でいたい」「蒔野が私の人生の目的なんです」そんな早苗にとって洋子はどんな存在だったのだろう。
蒔野だけを見ていた人生に洋子が現れる。蒔野の音楽人生に影響を与えてしまうのでは?蒔野の心が洋子に傾いてしまったら?そんな危機感や焦燥感が渦巻いていただろうと思われますが、後半、早苗の告白によって物語が大きく転換します。
蒔野の再起をかけたコンサート前。この大事な時期に自分に何ができるだろうか。その答えが告白でした。それはつまり、蒔野に必要なのは自分ではなく、洋子だと認める事であり、蒔野との別れを覚悟した上のものだったでしょう。蒔野と、その音楽を愛しているからこその決断であり、ある意味究極の愛の形でもあるなと感じました。
前半格調高く後半は、、、
原作は気になりながらも未読。日本の映画としては、なかなかに格調高く意外と陳腐なかんしもなくよいな、と思いながらみておりましたが、大崎バスターミナルあたりから、下卑た感じになり、ついていけなくなりました。このような格調高く教養高く志高い方にこのようならマネージャーさんがつくか、マネージャーさんも中学生じゃないんだから!と思っていたらますますまさかの展開で、雲上人がいかにして庶民的な信念や魂が薄っぺらな俗人になりかわり適当に結婚したりしてんのか、さっぱり意味不明。映画は最後まで見ると決めているから最後まで見ましたが。マネージャーさんの、ミスキャストかな。好きな役者さんは出てない、でもパリのシーン本当に素晴らしい撮影で圧巻だとか、石田ゆり子すごいよ、と思えた前半分だけの星数で。
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