七つの会議のレビュー・感想・評価
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前評判と宣伝の巧さ程の内容ではない
原作を読んでませんが、期待が大きすぎて私的には可もなく不可もなくでした。まず、主演の野村萬斎さんのよくある昼行灯的なキャラ。最近俳優、テレビに積極的に売込みしているゴリゴリさと、彼の俳優キャラクターで良くあるダメそうに見えて実は出来る男キャラを演じさせる事で話が読めてしまいました。また、誰がもレビューされてましたが、映画の時間に尺を収めるには、色んな所で突っ込みどころ満載で、かつ詰め込みすぎ。途中で白けてしまいました。他の俳優陣もみんないい味出しているのですが、いつもの面々が悪い意味で出て、新鮮味がほぼありませんでした。ここまでプロレスのような規定路線を望むお客だけではないはずですが。。期待が大きかっただけにエンタメででしょ?と簡単には割り切れませんでした。これなら本作観ずに原作読書に時間を使えば良かったです。
原作読んだ時も思いましたが、大企業が月90万、年間1000万のコス...
原作読んだ時も思いましたが、大企業が月90万、年間1000万のコスト削減の為にネジの強度偽装しますかね。
営業部門の仕事の範疇も超えてるし、企業・経済ものには必須要素のリアリティが無さすぎて映画に入り込めませんでした。
顔芸もクドイし、そもそも野村萬斎がサラリーマン役とか無理があるよね。
せめて半沢直樹みたいにスカッとする話なら良かったと思います。
是非とも!やばーい
え?是非ともやばくない?
居酒屋の、喜んでー!!的な感覚だけど、重圧ぱねえ。
や、観てていろいろあるんです。
ミッチー、メンタルやべーとか野村萬斎のイケメン度合いやべーとか、橋爪さんの小物感やべーとか、香川さん意外と今回は正義の人じゃんとか、藤森相変わらずちゃれーなとか、お前結局それかーいの北大路欣也とか、古泉くんとか土屋太鳳ちゃんとか脇役かーいとか、愛之助さん不憫とか。
えーでも、すっごい面白かった!!
副社長の名前わかんなかったけど、副社長いい男!
私的、イケメンで賞は副社長!!!
リアルさらりーまんとしては、部下を守れるかと共に会社がモラルを守れるかってすごい重要なんだなと改めておもいまして。
全てを見てて思うのが、御前会議での
是非ともー!!
や、日本の残念な仕組みの象徴ですかね?
野村萬斎さん、イケメンでいけサラリーマンだったけど、最終的にそれができたら、世のサラリーマン
心の病にならないんだろうな。。
マジで!面白かったです!
もう一度観に行こう。
おもしろーーーい!
見よ、野村萬斎の怪演!
決して名演ではないけれど、これぞ凄い怪演、誰にでもできる演技じゃないっ!主人公の配役はズバリ当たった感じがします。
ボサボサの長髪で会議中は居眠りの常連である営業係長、仕事の不始末で離婚して以来生活感ゼロ。全く冴えない男が会社の組織的な犯罪を知り真相究明に走り出すー。
セリフ回し、顔の表情、身のこなし方、存在感、どれを取っても宇宙人的な造形を施した怪人、野村萬斎がともかく良かったです。
上司のパワハラから始まって、コンプライアンス無視の偽装、隠蔽、改竄、リコール隠し、ヤミ回収、社内不倫、窃盗等々、あらゆる悪徳不正がオンパレードで出てきて途中から息切れ、ハアハアしちゃいました。
それでも最後までテンション高いまま押しきる演出のオチの付け方に新味は乏しかった、残念ながら。でもでも、野村萬斎による新しいヒーローの奮迅ぶりに救われた!
さすがの香川。でも萬斎は・・・
「ぐうたら社員が実は凄腕で、社内の悪をあぶり出し最後には正義のヒーローになる」というよくある物語ですが、キャラクター付けがしっかりしているので楽しく見られました。
及川みっちーと、寿退社と偽って退職予定の女性社員のバディ関係も、変な恋愛模様など全くなくコミカルでさらっとしていてよかったと思います。
そして、さすが安定の香川照之。一歩間違うと違和感ありありで芝居がかってしまう危険性のある”顔芸”も、全く違和感なく物語に溶け込んでいました。
芝居がかっていると言えば、これは私個人の感想ですが、野村萬斎はひとり芝居がかっていて、なんか興ざめでした。離婚した元奥さんとのやり取りも中途半端で(これは萬斎のせいではありません)、吉田羊演じる男前な元奥さんのきっぷのよさが半減でした。
こんなステレオタイプの隠ぺい体質が本当にあるのかはわかりませんが、実際多くの偽装が発覚していますし、自分の保身のために、おかしいと思いながらも上司に従うということは多かれ少なかれあるでしょうから、そういう体験のあるサラリーマンの方なら、ものすごく共感する部分があるのではないでしょうか。
最後に野村萬斎が「サムライ気質が隠ぺい体質を生む。欧米の人々がこれを見たらどう思うか・・」みたいな一人語りをしていましたけど、なんとなく日本人を若干貶める意図があるように感じてしまいました。考えすぎかもしれませんが。
全体的には面白くておすすめです。
見終わったらドーナツが食べたくなります^^
豪華キャストは良かったけど
想像を絶すると言うので相棒の様に事故では無く事件だったとか背後に大物政治家が絡んでるとかと思ったのですが!!!
主役級の土屋や役所をチョイ役にすること無いと!?内容のスケールが思ってた程大きくなく物足りなかったです?
社会人なら何かしら響く部分があるはず
前半の、登場人物の心の声多様でマンガかよ!的な演出が気になりましたが、後半持ち直し、全体的には楽しく観れました。ドーナツがちょっとしつこかったですが。(笑)
八角の考え方や行動が、絶対的に正義とは言い切れない部分もあって難しいですね。立場や考えが違うと、感じ方が全然変わってくるんだろうと思います。日本人は働き者の侍なんだという最後の八角の台詞に納得。サラリーマンって大変だ。昔ながらの大企業って大変だ。私はあんな大企業で働いたことも、あんな緊張感のある会議に出たことも、あんなプレッシャーを受けたこともないので、きっと全然共感指数は低いと思いますが、それでも社会人として響くこと、考えることは多くありました。
豪華俳優陣顔芸対決もさすがの見応えでした。
不満を挙げると、女性社員が完全「事務職」みたいな描かれ方だったこと。今時の社会情勢を考えると不自然だし、違和感がありました。あと、この話はテレビドラマでたっぷり見たかったです。駆け足感は否めなかったので。
社会派ミステリ
ろくに仕事もしない係長の八角を叱責した上司が左遷された。その騒動に課長の原島は違和感を覚え…。
同名小説原作映画。会社を舞台にしたミステリとも言える導入から中盤はかなり引き込まれる。終盤にやや長さを感じてしまったが俳優たちの演技は終始見応えがありました。
演者の勝利
池井戸原作とのことで、ストーリーとしては鉄板だったけど、昭和の香りがする職場の話なので、今の時代背景からすると、若干弱いか。組織の正義が、世の正義と反する時、どうするのか? という永遠のテーマは廃れないものですかね。
ま、手抜きで世間を騒がせている統計問題と比較して、「どっちが罪が重いんだろうなぁ」と。
でも、主役の野村萬斎と香川照之のキャラがものすごくて、物語をどんどん前に運ぶ感じだ。メインキャストの及川光博と朝倉あきも、良い感じで掛け合いが楽しかった。
スッキリというわけにはいかなかったですが。
パワハラとか内部告発はわりと今よりに見られることですが、社内体質とか上司、部下の関係はそういうものがまだ珍しい少し前の会社が設定されてるように感じました。とてもわかりやすかったです。原作を読んでいたのに特に最後の会議はハラハラしました。上の指示は暗黙で受ける社風の中で行われることは正確なことはわからないのですがリアルさからかけ離れてるような気がせず、不正とわかっていても会社員であるためにそれぞれが貫いた上の末路が興味深かったです。
キャストも豪華で池井戸潤らしく裏切らないシナリオ
池井戸潤らしく仕上がっています。笑
野村萬斎はダメなヤツを演じながらも凄みが出ていて気持ちよかった。香川照之や北大路欣也も期待を裏切らないそのまんまの役柄でシナリオがストンとなんのつっかえもなく入ってきます。池井戸作品が好きならば間違いない作品です。
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