ほたるの川のまもりびと

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ほたるの川のまもりびと

解説

ダム問題に揺れる小さな集落に暮らす人びとの描いたドキュメンタリー映画。長崎県川棚川の下流にある小さな支流、石木川にダムを作る「石木ダム」計画。この計画は長崎県でもあまり知られていないが、現地に暮らす人びとはダム計画をめぐって半世紀の間、戦いを続けてきた。かつて同じ地域に暮らしていた人びとの一部は補償金を手に土地から去っていった。現在は13世帯54人あまりの人びとが暮らし、四季折々で変化する美しい自然の中でのダム反対活動は彼らの生活の中にいつしか溶け込んでしまっていた。「ただ普通に暮らしたい」という住民たちのごくあたりまえの思いが、映像を通じてつづられていく。CMプランナーとして大手広告代理店に所属する山田英治監督の初ドキュメンタリー作品。

2017年製作/86分/G/日本
配給:ぶんぶんフィルムズ
劇場公開日:2018年7月7日

スタッフ・キャスト

監督
プロデューサー
山田英治
辻井隆行
江口耕三
撮影
百々新
編集
豊里洋
野崎健太郎
編集監修
安岡卓治
音楽
青空
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映画レビュー

4.0対話の無さが根本?

2018年7月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

最近の政治に見られる対話無しで推し進める手法は、日本のどこにも、かなり前からあり続けてることがよく分かる。
本案の場合、対話の結果でどちらに真っ当性が強いのかはわからないが、時代が変わればダムを取り巻く状況も変わり得るし技術評価も変わり得る。
きちんと対話すべきだな。ここまで進めて来たから、これまで協力してくれた人たちがいるから、というのは、対話をしないことの理由にはならないなぁ。
それにしても、日常生活の中に抵抗があり、抵抗することが生活というのは、すごいことだけど、哀しい。

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こばりん