劇場公開日 2019年5月10日

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「監督としての水谷豊の今後に期待できると思った」轢き逃げ 最高の最悪な日 ららさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0監督としての水谷豊の今後に期待できると思った

2022年8月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

物語冒頭から題名通り
轢き逃げする

なぜ逃げる。。と思うけど
これが後半話がつながると
まじかーーーって思いました

ただただ被害者の望さんとその家族が運が悪すぎて、、、

最初知らない俳優さん二人の青年、秀一と輝が
建設会社のサラリーマンとして登場
秀一が副社長の令嬢と近く結婚する予定で、その打ち合わせに司会を担う
輝を乗せて結婚式会場に向かう途中で轢き逃げが起こる

途中から轢き逃げ被害者の家族として壇ふみさんと
水谷さんが父母として登場すると
画面が圧倒的に強くなる

相棒好きにはおっとって思う、一徳さん登場
相棒とは全く逆の立場ね
一徳さんが刑事です

後半は主役二人より水谷さんに目が行くんだけど
轢き逃げした運転手の彼より
助手席に座っていた彼の変化していく感じが良かったです

主役の好青年は難しいよね
あそこまで反省されると本当はどうなのって
その純粋性が鼻についてたんじゃないのって
思いました

水谷さんの他の監督してる映画も見てみたいと思ったし
この話を脚本された水谷さんは才能があると思う

ラストシーンって大事じゃないですか
そこに監督の言いたいことが表されてるような
檀さんが最後そっと握るあの手に
この映画の伝えたいものの一つが優しさ、、、もっと深く
慈愛だったのかな

そして多分水谷さんは良い人なんだろうなと
思いました

余談ですが主役の好青年秀一は三田村邦彦さんと中山麻里さんの
息子さんなんですね、びっくりでした

らら