ワイルド・ストームのレビュー・感想・評価
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ど直球のディザスター・アクションムービー
予告編でラストがほぼネタバレしてしまっているが、そのシーンを見たくて鑑賞しました。
兄弟愛、裏切り、何度も来るピンチ、いろいろなお約束事をちりばめながらとにかくテンポよくまっすぐに進んでいきます。
はっきりCGとわかってしまう絵面とか、華がない主人公とか、都合良すぎる展開とか、つっこみどころは満載ですが、映画館の音響と映像が相まって暴力的なハリケーンの凄さが伝わってきます。装甲ビークルやトレーラーを使ったカーアクションは、迫力があって楽しめました。
スカイスクレイパーが面白かった人は、この映画も楽しめると思います。
体当たりな演技が見所の一つ
竜巻のとてつもなさが伝わってきました。
何か起こるのかハラハラさせて何も起きなかったり、意表を突かれたりとドキドキさせられた。
死人は多いのですがグロさは抑えられていて好感が持てました。
街の規模感とかアメフトとか知ってればもっと楽しめたのかなあって思います。
観て損はありません。
結論は予想以上に面白かったです。
スタッフの皆さん本当にお疲れ様でした!
映画会社のいい加減さ
コーエン監督の代表作とされる「ワイルドスピード」から名前を付けたのかもしれないが、あまりにも安直すぎる。そう思って見ると主人公の3人がバラバラに行動するところや監督の冒頭のシーンのお遊び映像は彼の映画ファンなら楽しめるのかもしれないが、ハリケーンのシーンはさすがに良いが、それはそれでハリケーンが来るまでのつなぎの話がソリッド・シチュエーション的な部分が多く、どうしても話がだれてしまっている。
ディザスターと強盗を掛け合わせたアイデアはいい感じで見ることはできたのだが?
この映画に関しては、映画評論家より一般の視聴者の方々の評価が極めて低い。いうなればつまらない映画の一つと言える。
とにかく敵も味方も全員バカ
巨大ハリケーンが迫るアラバマ州にある海辺の小さな町。財務省の施設に集められた廃棄前の旧紙幣6億ドルを狙った犯罪グループが施設に侵入したことを察知した財務省職員ケイシーは気象学者ウィル、ウィルの兄で電気技師のブリーズの協力を得て強奪を阻止しようとするが、ハリケーンの猛威が次第に勢いを増し、町を飲み込む。
尺が短すぎたのかどうでもいい会話シーンがやたらとあるし、ダラダラとサンドイッチを食べるシーン等無駄なカット多数と色々中途半端で雑ですが、それらを全部補って余りあるエンターテインメントがあるのはロブ・コーエン監督の手腕、要所要所でスカッとさせる見せ場があるので意外とダレません。敵も味方も頭が悪いからかホンワカした雰囲気が漂うのも安心感があり、スッカスカのお話の隙間を埋めるCGの出来も結構なハイレベルで愛すべきB級アクションに仕上がっていました。エンドクレジットを見る限り製作スタッフの8割方がブルガリア人。B級製作で国力を発揮するハンガリーと肩を並べる映像クオリティに大満足。サントラがオーケストラによる新録というゼイタクさも良心的だなと感心しました。
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