劇場公開日 2018年12月14日

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「バトルシーンはワールドクラス」ドラゴンボール超(スーパー) ブロリー 大石倉之助さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0バトルシーンはワールドクラス

2018年12月18日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

幸せ

ドラゴンボールを読んで育った世代なので昔の劇場版も何作か子供の頃観てました。改は懐かしさもあってテレビでたまに見たりしましたし、神と神や復活のFはテレビ放映で見ました。
今回の映画は過去映画から発祥のブロリーが主役と言っていいと思います。昔見た劇場版の頃とは設定とか多少違ってる気がしますがそこはご都合主義の鳥山明先生なので(笑)

今回は先生が脚本に入られてるそうですね。基本ずっと男同士のケンカシーンが流れる映画なんですが時々ブロリーのバックボーンが細かく描かれており、これは過去作には無かった面で好感もてました。

昔のアニメ版ドラゴンボールの傑出した所はその効果音と音楽の秀逸さだったと思ってます。改以降はイマイチでしたが、今回の映画はどちらも昔とは違った意味で素晴らしい出来でした。ぜひ劇場で体感して欲しいです。そして今作のバトルシーンは日本人としての贔屓目抜きでワールドクラスのカッコ良さ、迫力、テンポとアイディアだったと思います。これが描けるのは日本人だけでしょう。その一方でお話のアイディアは過去作からの焼き直し感が強いので何とも言えませんけれども。。

声優さんはブルマ役の鶴ひろみさんが亡くなってしまわれたのが寂しいですが、野沢雅子さんや堀川りょうさん、古川登志夫さんが頑張って演じておられる姿は懐かしさと共に今も皆さんの中にキャラクターが生き続けておられるんだなーと嬉しく思いました。

今は自分野置こさんを連れて一緒に劇場鑑賞する元少年(笑)さん達もおられるとか。いつまで続くかは分かりませんが、少なくとも今作は観に行って良かったです。

大石倉之助