劇場公開日 2018年4月27日

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「一生に一度の人」君の名前で僕を呼んで blauchloeさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5一生に一度の人

2018年5月1日
iPhoneアプリから投稿

17歳のエリオと夏の間の6週間屋敷に滞在する大学院生で魅力的な24歳のオリバー。
年頃の若い男の子らしく、ガールフレンドも出来るのに、それでもオリバーの行動が気になり、彼への想いを募らしていく。
北イタリアの美しく長閑な風景と、登場人物がみな善良な人々。
脚本は、「モーリス」のジェームズ・アイヴォリーと「胸騒ぎのシチリア」の監督ルカ・グァダニーノなので、その2作の美しさや雰囲気が見事に合わさった感じです。
オリバーが去った後に悲しみに暮れるエリオにエリオの父が、語る言葉が胸をうちます。
一生に一度の忘れられない愛。けれど誰もが必ずしも出会えるとは限らない。
続編も作成予定との事ですが、やはりこの手のストーリーは、「モーリス」や「ブロークバックマウンテン」もそうですが、若く美しい男性2人で生々しい表現ではないから、受け入れやすいものなのでしょうね。

blauchloe