SUNNY 強い気持ち・強い愛のレビュー・感想・評価
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今ひとつ気持ちが盛り上がらなかったのは学生時代も大人になってからも...
今ひとつ気持ちが盛り上がらなかったのは学生時代も大人になってからも世代が被らなかったからだろうか。キレのいいダンスシーンと台詞回しの巧さ、広瀬すずの怪演に拍手。
ハッピー
90年代の仲間"sunny"を探しに行く物語。ある一人が癌になったことで探しに行く。その最中に起こる仲間が歩んだ道の違いが会うことに隔たりを与えるがあってそれぞれの話に感動をする。
この物語で思ったのは、友達との友情について。これは一生のものになると思った。
ここから学べることは多い。そして、楽しい。おススメ。
嫌がらせ弁当が「お好み焼き弁当」だったから・・・
90年代のコギャル文化はルーズソックスとプリクラ。当時のシーンへと切り替わるといきなりのミュージカル!奈美が病院で芹香に出会うまでのシークエンスは韓国オリジナルとそっくりだったために、この急展開に驚いた。映画館ではスルーしてしまったため、wowowでの自宅鑑賞。正直なところ、韓国版の方が断然に良かったが、このリメイク版にも独自の面白さがあると感じました。
いきなり「劇場版とは違う編集が施されている」との注意書き。まぁ、新井浩文の絡みだからしょうがない。どんな役で登場してたのかも想像するだけで楽しい(謎)。また主な改変部分としては、SUNNYのメンバーが7人から6人へと縮小、Nikeがルーズソックス、シャネルのバッグが松阪牛、韓ドラの代わりに「LA・LA・LA LOVE SONG」でTVドラマ「ロングバケーション」、「ぼくたちの失敗」でTVドラマ「高校教師」等々、ドラマをイメージさせる曲があったりする。主人公の兄は労働運動→エヴァにはまっていたり世紀末思想を信じていたりする。シンナーがドラッグだったり、憑依少女がなくなったり、自殺未遂もないし、なくなってる部分も多いが、当時の社会状況としては、阪神淡路大震災を取り入れてたりする。
これから観る人にはこちらのリメイク版を先に選んでおいた方がいいように思えるし、安室奈美恵ファンならば観るべき作品。韓国オリジナル版の方が優れているのは間違いないと思うけど、このリメイクにはどことなく『キル・ビル』をオマージュしたようなシーンがあったのが面白い。プールでの鉄球を振り回すシーンで感じただけなのですが、ダンスフェスティバルの優勝賞金で沖縄に行こうとするメンバーたち。そこで、どうしてもサニー千葉を思い出してしまうのだ・・・
池田エライザ
韓国版SUNNYはもの凄く感動した記憶が
あるのだけど、
今作はそこまでの感動は得られなかった。
最初、この演出とノリに付いて行けるのかな?
と不安だったけど、
後半はじんわり来る物がありました。
全体的にフラッシュモブやプールでのケンカシーン、
旦那をとっちめるアクションシーンが悪い冗談のように
見えて、作品の感動を薄めてしまった気がした。
それでもやっぱり友情って見てて気持ち良くて、
とてもキラキラしてたし、
自分の青春と重ねたりして、とても乗れた。
当時だと僕は中学生だったけど、
年上のお兄さんお姉さんはこんなだったなと、
微笑ましく思えた。
音楽の力も物凄くて、
キャラクターは当時を確かに生きてたし、
自分の忘れてた思い出もフラッシュバックした。
ラストの演出がとても良くて、
池田エライザちゃんはどうなったんだ?
というドキドキは、
ジャケットの写真もフリになって、
主人公たちと同じ感動があった。
とにかく池田エライザちゃんがカッコ良くて、
初めてちゃんと観たけど釘付けだった。
これも大根監督の演出かと思うと、
池田エライザちゃんを知れただけで、
大根監督には感謝。
緩急が。。
大根さんの映画はどれもすごく好きなんですがこれは微妙だった。
原作ありきだからなのか。そもそもキャスティングが。。
渡辺直美の同世代には無理があるでしょう。肌つやが違いすぎる。。
そして池田エライザだけは本人なのでもはや他の人が顔が違いすぎて
ただの別人感がすごい。
あとドラッグとかそういうのちょっとひく。。
現代社会であんな光景まず見ないからちょっとドン引き。
いきなりハードな描写についていけず、
笑えるシーンもなくどちらかというと終始痛々しい。
あと板谷さん、余命一か月にしては美しすぎるでしょう。。
ということで小さいことがこまごま心のツッコミとなる。。
ラストもなんか全然盛り上がらず、
「こんなの見せられて私は一体どうすれば。。」という
しらけた気持ちになってしまった。
青春音楽グラフィティー
メールもスマホもない時代。仲間とバカみたいな時間を過ごす事が青春だった。そして、そこには音楽があった。
それは、いつの時代も変わらない風景。音楽は青春の1ページを彩る。
だから、世代の観客には懐かしく、新しい世代には新鮮な作品。
いい音楽は、時代を越えて人の感情を揺り動かす。
広瀬すずが初々しい。今でも若い彼女だが、彼女だと分からないほど新鮮だ。
対立する女子たちに向かって、祖母譲りの啖呵を切るところは、底知れぬ演技力の片鱗を視た。
きっと、計算してではなく、感覚的に何かが降りてきての演技だろう。
朝ドラ『なつぞら』でもその魅力を発揮しているが、これからも楽しみな女優さんだ。
そして、20年後を演じる篠原涼子は安定の演技。女子高生のルーズソックスコスプレも、この女優さんだから許せる感じだ。
この二人の他のメンバー達も、女子高生役と大人の役のキャスティングが絶妙で、素直に感情移入できて泣き笑える。
青春は楽しいだけではない、不安や挫折、対立、自己否定や他者批判など、様々な葛藤が渦巻く。
そして、それぞれ大人になれば又それぞれの問題が。
それらを往年のヒット曲が全て包み込み、人生って仲間っていいもんだと爽やかな気持ちになる、青春音楽グラフィティーの名作だ。
個人的にはちょっと…
音楽やキャストさんたちは良かったです。ただ男の自分にはわかりませんがいくらあんな事件があったとはいえ卒業後一度も逢ってない、連絡先もわからなければ結婚したことすら知らないのに十数年ぶりに再会して最高の仲間とか絆ってオイオイって感じました。
もうドンピシャ世代なので最高に楽しかった。 年下の同僚たちと一緒に...
もうドンピシャ世代なので最高に楽しかった。
年下の同僚たちと一緒に見たのだけど彼らは懐かしねーくらいの感想だったが、私はもう本当に心がざわつきすぎて、あれもこれも話したくてテンションの差にひいていたと思うw
使っている小物もかなり凝っていてあのショップバックなつかしい!持ってた!っていうものばかり。
大人舐めてまーすっていうコギャルのセリフも当時はそんなこと言ってたなぁって。。
ところどころ、自分のようで恥ずかしくて懐かしくて切なくて感情が追いつきませんでした。
帰ってからも熱は冷めやらず、当時の写真を見ながら、ビール飲みました。笑
大人になってからもあの頃の話をできる友達っていいよね。
韓国版のとき、前評判が良すぎたせいか、とてもつまらなかった。 仲間...
韓国版のとき、前評判が良すぎたせいか、とてもつまらなかった。
仲間たちと中身の濃い青春時代を共にしたとはいえ、20年以上も音信不通だった人に遺産渡すか?しかも再会すらできてないのに??って最後で一気に冷めてしまった記憶があります。
しかし、日本版は韓国版を忠実に描いてるにもかかわらず、 なぜだか最後まで面白く鑑賞できた。
まぁ、BGMだったり当時のネタなどが散りばめられていたこともあったし、韓国版で結末を知っていたからそう感じただけなのかもしれないけど。
とにかく、とても良かったです。
音楽は時代を写す鏡
大根仁監督の作品は大好きです。
SCOOP!を見てからファンに。
現代版と過去版の女優さんたち。
それそれでお見事でした。
小池栄子さん、キレかったわ〜🥰
レビュー見てると、やれ韓国版と違うだの
なんだのとありますが、比較で観ずに
これはこれとして素直に楽しく、懐かしみ
ながら観るだけで映画として成立してるように
思います。
バブルが弾け、震災に見舞われボロボロだった
あの頃。女子高生達は独自で元気だった。
そんな画が大根流で再現されていますね。
最後に。
関西弁が上手い下手はさておき、
私は大阪人ですが、あんな言い回しは家の中で
やりません。どんなにガラの悪い家でも。
関西の家族を見せるために、あの吉本新喜劇の
ようなやり取りはやめて欲しかった。イラッとします😤
よっぽどSUNNYのメンバーで掛け合ってる方が
笑えました。
「前足で触るんじゃねぇ〜」🤣🤣🤣
sweet sweet 90s movies
大根仁監督ならではの傑作リメイク。本家の作品はすごい泣いたんだけど、こちらは何故か泣けなかった。
ちょっと涙が出そうになったのが、
広瀬すずとエライザの二人で屋台にいく場面と、
初めての失恋で泣きじゃくり、現在の自分が過去の自分をそっと抱きしめる場面。この映画を観ながら「サニー永遠の仲間たち」が脳内でダブって再生され二重に胸にくるものがあった。
安室奈美恵はいつだって最高だが、SWEET19BLUESをリアルタイム女子高生時代に聴いたのならば、それはただのキラーチューンではなく人生そのものだろう。いつ生まれて、どこで出会ったか。
どの時代にそれを経験することが出来たかだよな、と思った。
本家のほうが良く思えてしまうのは自分が知らない女優ばかりだったというのが理由だと思う。
目と耳で楽しめた
ど真ん中の世代では無いけど、耳馴染みのある曲ばかりで目と耳で楽しめました。確かに最近あんなに笑ってばか騒ぎしている学生見ないかも…山本舞香さん、池田エライザさんについ目がいってしまうくらい光ってました。三浦春馬さんみたいなロン毛、確かにあの頃居た(笑)
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