劇場公開日 2018年7月6日

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「憧れていたアメリカの実態」バトル・オブ・ザ・セクシーズ sallyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5憧れていたアメリカの実態

2018年7月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

本年度見たかった1本。

1970年代にアメリカのテニス界に起きた差別に関する実話なのですが、アメリカって国は大変に不思議に感じる国で、1970年代と言えば、もっともアメリカが強く、豊かな頃で、日本人の誰もが憧れた国であるんだけど、例えば、黒人に対する差別、男女に対する差別、意外に寛大な国のようなイメージなんだけど、結構つまらない事にこだわるんだなと、本作品でも、当時、子供あり、やはりアメリカに憧れた私自身としては、少しショッキングな内容でした。

内容の方は、前半はテンポがよく、後半少しダレルかな・・・・

しかし、映画の中も1970年代そのもので、主演のエマ・ストーンも大変に当時の雰囲気をしっかり作っていて大変良かったかな、特にエマ・ストーンの演技は素晴らしかったな・・・・

本来、エマ・ストーン演じるビリー・ジーン・キングの男女差別に対するお話なのですが、他にも色々と当時の人達のそれぞれの事情に対する戦いや情緒を描いていて、ブラックユーモアも含めて要所要所面白く出来ています。

sally