劇場公開日 2018年4月27日

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「吉沢亮の遊、最高過ぎる」ママレード・ボーイ まつこさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5吉沢亮の遊、最高過ぎる

2018年4月30日
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ママレードボーイは原作めちゃくちゃ面白いんだ…。好きなシーン、罰ゲームで坊主にするしないの銀太従兄弟とのテニスのシーンや、銀太が光希んちの前ででかい声で過去の恋愛に関する失態をぶちまけて遊が冷静に注意するシーンとか…。
映画は面白い部分を全て削ぎ落としていた、というかそもそもコメディ要素が皆無だった!何故だぁ(⌒-⌒; )まあコメディ要素いれるのは難しいかもですが。

そして銀太やありみ、両親ズなどキャラが作り込まれていて話を面白くする人達の面白い要素も全て削り落とされていた。名ばかりのキャラクター達…だったら最初から映画に出さなくて良いでしょう…。

桜井日奈子は美少女で声も可愛いけども、演技しなれてないためママレードボーイの主人公役は早過ぎた…多分演技レベル的には8年くらい早い。光希とめいこは入れ替えても良かったかな。

それにしても吉沢亮の遊は、神過ぎる。今の芸能界での若手俳優枠で、吉沢亮しかもう遊ができる人はいないんじゃないかというくらい、良かった。
見た目は勿論のこと、演技力が他の俳優女優達と雲泥の差。少し言い過ぎかもだけど、小学校の学芸会に混ざったプロだった。
声とか表情、目の周りの筋肉を少し動かすだけのナチュラルな演技、特にうまかった。
「リバーズ・エッジ」を観て吉沢亮が好きになった私や皆も満足いく吉沢亮。

ママレードボーイはこんな脚本にしてしまうなら、もはや吉沢亮の一人芝居にしてしまっても良いのでは…と思ってしまいました。

まつこ