去年の冬、きみと別れのレビュー・感想・評価
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すごかった。
元々原作ファンだったので、正直、映像化に不安もありました。あの難解な小説をどうやって映像化するんだろう?と思っていました、ら
見事に予想を超えてきました。期待を良い意味で裏切られました。原作と違う場面ももちろんありますがなによりストーリー展開が上手いら。
そして耶雲を演じた岩田さん、すごかった。彼の独断場だった。難解なストーリーで正直なところ、彼に演じきれるのだろうか?とも思ったが、見ていて切なくて思わず耶雲を抱きしめてあげたくなりました。
あの役は、ベテランな役者さんならまた違った色がつくのかもしれませんが、岩田さんだからこそ、耶雲という人を演じられたのかなとも思いました。
北村さんの演技も素晴らしい。最後のシーンはほんとうに引き込まれました。
岩田剛典ってダンサーだろ?なんて色眼鏡で見る前に観て評価してほしい。と思ってしまった。
イメージが変わりました。
もう一度、みてみたい。
CMも全て、裏切られた!
全て良し
キャスト、ストーリー、全て良し。
最後まで飽きさせない、これぞ映画。
キャストの演技も、演出も、リアルで大変良かった。脚本もただのサスペンスでなく、感動する所は押さえてあり、最後の終わり方まで素晴らしい。
北村さんの演技が100点。
ストーリーの勝利
ストーリーの面白さにぐいぐい引き込まれた。
殺されそうな時に書いたにしては綺麗な文字に違和感を覚えたり、岩田剛典さんの演技に当初は物足りなさを感じていたが(なぜ恋人が死んだのにそんなに淡白?など)、クライマックスで「それは演技であったから」と分かると全てが腑に落ちる。
「そうなるか!」
「まさか!」
の連続で楽しめた。
タイトルの意味も切ない。
初見の面白さを味わった後に、もう一度観たくなる映画。
5人の中の、誰が本当のバケモノなのか。
弟と見せかけて姉と見せかけて上司と見せかけて恋人と見せかけて主人公であった、という流れがとても面白かった。
あんなに鮮烈に登場する斎藤工さん演じる弟が、最後にはすっかり主人公に取って代わられている。その流れも面白かった。
ストーリーの勝利。
すべての人がこのワナにはまる?
その言葉にどんな映画だろうと
興味が湧いて鑑賞しました。結果、
ワナにはまる事、騙されることになく、
きっとこうなんだろうなぁっと予想通りに
話が進みましたが、サスペンスとして楽しめました。
タイトルの意味は、なるほどなぁっと思いました。
ただ、殺人の理由が性的な事だったので、
このパターンに、うんざりしました。
愛しているからこそ心配で後をつける…
その時点で病的な人なのではないかな?っと。
人は酷く傷つけられると誰でも化け物になる
可能性があるのだなぁっと考えさせられました。
個人的に主題歌が合っていないように感じました。
主題歌は映画のイメージそのものであって欲しいので
非常に残念でした。
エンドロール中が苦痛でした。
岩田さん、工藤さん、北村さんの演技が
素晴らしかったです。
タイトルの意味が切ない
まさにアレもウソ、コレもウソ
目的を果たすためとは云えそこまでやるか、と
カレの名にはどんな意味があるのか?
耶雲の、木原坂の、絶望感はどれほどだったか
個人的には今年イチの作品だった
しかし今年観た作品すべてに北村が出ている
祈り…、羊…、ロマンス…、そして今作
しかもすべて重要な役どころ
次はどんな作品に出てくるのやら
陶酔
原作未読
素人ライターが不穏な写真家のスキャンダルを編集社に売り込み、現在と数年前の周辺人物の闇をみせていく話。
序盤からの不穏な感じと秘めたる異様さは良かったけど…。
後半から終盤に明かされた真実や想いもそりゃそうだとそんなアホなという支離滅裂さを感じるし、ペラペラと安っぽく喋ってしまうし、主人公も最早変態ストーカーだし、話の筋が通らないしタイトルに繫がる部分も臭いしで、脚本が自分で書いたものに酔ってしまった感じがして残念。
不気味さも変質さも狂気も中途半端でグロさも足りず超絶スノッブな感じ。
罠にハマりきれなかった
冒頭に点字で手紙を書く女性がスクリーンに映し出される。
カメラマン木原坂のスタジオで撮影中の火災により盲目の女性が焼死した。
殺人事件から一変、事故となり木原坂の仕事は以前よりオファーが増える結果となった。
フリールポライターの耶雲なる男が出版社に木原坂の事故が実は殺人だと言う企画を持ち込む。
上司から耶雲の面倒を見るよう言われた小林は耶雲に思い込みは危険だと釘をさす。
耶雲は取材で木原坂姉弟は幼少期に父から虐待を受けていた事を知る。
資産家の木原坂家に強盗が押入り父は殺害されたが事件は未解決。子供達の目撃証言による犯人は見つからない。
耶雲は仮説として、子供達の偽証を疑う。
そして共犯者の存在にも気づきはじめる。
木原坂の姉と出版社の小林の関係から父親殺しの共犯だと気づく。
この辺りまでは耶雲の感情の無い棒読み演技が目障りで仕方なかったが、耶雲の正体がわかるにつれてこれは演技だったのか?本当に芝居が下手なだけかがわからなくなる。
耶雲が全て周到に仕組んだ罠に木原坂姉弟は掛かった。
小林は愛する人の無残な死体を三者の立場で見せられた事を知りショックを受ける。
これこそが恭介の本当の目的、完全復讐劇。
全てを終わらせた恭介は木原坂と小林へ事実を書いた本を贈る。
2人のY.Kへ…
思い込みは危険
原作は読まずに鑑賞。
色々な伏線が序盤から散りばめられている。全ての真実が明らかになった時、タイトルの意味に結び付く。劇中にも何度かあったが、思い込みは危険。ストーリーの組み立て方が凝っている作品だった。
告発書は蛇足?
原作はもうほとんど忘れてしまったため原作通りかどうかはちょっと分からない。しかしさすがワーナー資本が入ってるだけあってミステリーとしては良く出来ていたんじゃないかな。ただあんな告発書を残してしまったんじゃ日本じゃすぐ捕まっちゃうよ。
原作読まず
に見たのでかなりの衝撃を見ました。
途中までは読めたと勝手に思い込んでいたら次の次と覆されてしまいました。
特に浅見れいなはしばらくテレビで見なかった分快演度合いが他の方もよかったですが逆に衝撃になりました
もう1回見て見ようとおもいました
原作は読まないで観てください‼️
4年前くらいに原作を読んで、中村文則という作家の、あまりにも混沌とした世界観に衝撃を受けました。
できれば、原作を読まないで映画を観た方が、この作品の持つ本当のサスペンスを実感できると思います。現に原作を読まないで観た友人は、見事に原作者のトリックに騙されていました。
愛する人を殺された憎しみが、その猟奇的な殺人犯以上に、狂おしいまでのモンスターを作り上げます。
恭介役の岩ちゃんの、前半と後半の表情の変貌ぶりによって、心の奥に隠されていた憎悪と復讐心がよりクローズアップされて描けていたと思います。
また、斉藤工と北村一輝も、隠された過去を背負って生きるその役柄を上手く演じていて、あまりにも不遇な結末に、観る人を誘っていきます。
大筋で予想通り
写真家 木原坂雄大(斎藤工)の家で起きた家事で、1人の女性が亡くなる
警察はそれを事故だとするが、フリーの記者 耶雲恭介(岩田剛典)は、木原坂に不信感を抱き、単独で取材をするが…
「今日、面白いことがあってさぁ〜」
という出だし始まる話に、あまり面白い話がないように
「あなたは必ずダマされる」
と言われると、めちゃくちゃハードルが上がり、ダマされにくくなってしまう
私としては、かなりビックリするどんでん返しを待っていたんだけど
大筋は予想通りで
ダマされることなく終わってしまった
なんで
「すべての人が この罠にハマる」
なんてコピーにしたんだろと思ってしまう
ただのサスペンスにしてくれれば
もっと楽しめたかもしれないのに
ネタバレなしの感想としては
つまらなかったわけじゃないけど
弱者とか、毒親の描き方が好きじゃないなぁ
狂気を描いているようで怖くないし
ただ暗いだけという印象しかなく
最後にもう一つ大逆転が欲しかった
愉悦・嗜虐心が煽られる
邦画はあまり見ないのですが、惹かれるものがあり試写会に応募してみました。
映画としての完成度は高く、自分の中の暗い部分を刺激し終始楽しませてくれるものでした。この場合は愉しむ、愉悦という言葉がしっくりきますね。
「主演俳優の泣き叫ぶ姿が見たい」
そんな気持ちにさせてくれる色気が素晴らしいです。この男優さんの個性なのか演技なのか、おそらくその両方で、この映画に求められる主役像を見事に演じておられます。
蝶、アトリエ、廃墟、川崎工場、手錠、次から次へ自分の嗜好と合致した映像が流れてくる、映画館で鑑賞できてよかったと思える作品でした。
あと眼鏡の使い方! さりげないけどたまらないです。
映画館でマスク渡されたときは「コメディ?」とそれはそれでわくわくしました。×プリントだったら好かったのに!
ひとつ失敗したのは猫侍のドラマを見た直後だったこと…
作品に引き込まれる
邦画は普段みなくて、
主演俳優さんも初耳の方。
(ファンの方、すみません)
『すべての人がこの罠にハマる。』
のキャッチコピー。
見事に私も騙されました!
主演岩田剛典君の冷徹な記者ぶり。
斎藤工の狂気ぶりや北村一輝さん。
スリリングなストーリー展開と
最後の告白に受ける衝撃。
時間があったので観にきた試写会でしたが、こんなに引き込まれて見ごたえのある作品だったことに、驚きと嬉しさと満足感を感じた夜。
その後、めざましテレビで岩田君が
『結末へ向けての引き算の演技を意識した』と言ってましたが、納得。
罠を探すのも楽しい(*^^*)
騙されてみるのも楽しい(*^^*)
大切な人をどれだけ想えるか、
その人のためにどれだけ変われるか
サスペンス要素以外にも考えさせられる部分もあり、余韻が残る最後だった。
何という結末
恋人の復讐のために計画された周到なシナリオと実行力、ミステリー小説実写版の見応えのある映画でした。終盤に復讐の真実を知る事で、それまでの節目で起きたシーンが再度よみがえってきた映画は初めてです。
岩ちゃんの冷静さと斎藤工の変質さがとても印象に残ります。完全に騙されましたが、後味の良い騙され方でした。
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