フジコ・ヘミングの時間のレビュー・感想・評価
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『ルービンシュタインもバケツ一杯間違える』
『人生とは時間をかけて私を愛する旅』
始まり始まり。
ショパンのピアノ協奏曲1番を弦楽四重奏で奏でる。
笑わないけど愉快な人。ウルフさんが語る。
『本当はピアノは男が弾くもの。そんな事言うとフジコさんに、ひっぱたかれるけど。』
最後の方でリスト編曲の『ラ・カンパネッラ』が演奏される。一音一音を鮮明に奏でている。ゆったりした『ラ・カンパネッラ』はフジコさんの味だ。この域になると、もはや別の曲に聞こえる。
偉大で本物のPlayerだと感じる。
『もし、死んで天国へ行くと、楽しい事ばかりで、悲しいことがないのもどうかと思う。センチメンタルなのもいいじゃない。』ドビッシーの『月の灯り』が。
『父は母と違って、まっすぐな人。私は母に似たの』父親の書いた絵は本当にまっすぐだ。
フジコさん死にたいって一言も言わなかった。そのくらい、フジコさんって真っ直ぐな人なのだ。
日本人は新しいものがどうやら好きなようだ。建物がどんどん新しくなる。
今日は休みだったので、秋葉原へ行って見た。約3年ぶりだと思うが、また様子が変わっていた。相変わらず『ご主人様』はいたが、『ソフマッ○』のビルが無くなっていた。パガニーニのCDに初めてあった『石丸電○』はもう無い。(名前が変わっただけだと思うが)
僕個人としては『ラ・カンパネラ』はパガニーニのバイオリン協奏曲の方が良いと思う。イツァーク・パールマンの演奏。そう言えば、偉大な芸術家ってどこかに障害持った方が多いですね。偏見かなぁ。
ちょんちょん
ピアノ弾けるって素敵‼︎
演奏もっともっと聞きたかったです。
猫ちゃん可愛かったぁ
車の中だったかな?
子供が欲しいと相談した事があるけど
旦那がいないから無理だと断られたって...
で
人間の子供は大きくなると
反抗期になって可愛げが無くなるし
いずれ出て行く
猫は年取っても可愛いままで
最後まで寄り添ってくれるって
ナルホド
そだね〜って思っちゃっいました。
弟さん
パンチ効いてました。
スタッフかな?
球体のように丸い人がいました(笑)
エンドロール後
お父さんのデザインした
世界一周旅行の広告ポスターを
前にして
父親も悪い人じゃなかったと思うと
フジコヘミングの少し誇らしげな表情が
印象的でした。
とてもよかった
ラストのカンパネラの演奏が圧巻だった。指が生き物のように動いていて神業のようだった。CDはずっと聴いているのだが、あんな指使いだったのかと初めて知った。
予想通りの偏屈な人柄もよかったし、ホームレスに募金しているのもよかった。「天使が味方してくる」と言っていて、真似しようと思った。
お父さんがクズじゃなくてよかった。その後の足取りも気になるところであった。
不世出のピアニスト
映画を見ていて、ピアノが流れるたびに、なんでこんなに胸に響くのだろうと考えていました。
この映画は、彼女の生い立ちや生活を、とても丁寧に記録している映画で、知らず知らずのうちに、その答えを探しながら鑑賞していました。
時間はあっという間で、まさにこれは、ピアノが大好きな人のための映画です。
おそらく監督さんも、この不世出のピアニストを、歪みなく後世に残したいと考えたのだろうなと思いました。
見る人によって感想は違うでしょう。
正しいことを伝えたいのではなくて、事実を綴っている映画だから。
誰もがうらやむピアニストでありながら、けっして華やかな生活ではなくて、昔をなつかしみ、古き良きものが失われるのを残念に思い、昔の友情を大切にして・・・、ごくごく普通の人の心の中を音楽にすると、こんなにも美しいのかなと、私は感じました。
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