劇場公開日 2018年6月29日

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「新ハンソロが挑む虚々実々の冒険」ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー みかずきさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0新ハンソロが挑む虚々実々の冒険

2022年8月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

面白かった。本作は、若き日のハン・ソロ(オールデン・エアエンライク)を主人公にした躍動感溢れる冒険活劇だった。前評判が気になるので、事前情報収集は極力控えて公開初日に鑑賞した。青春期らしいラブストーリー。インディジョーンズシリーズを彷彿とさせる、お宝を巡る攻防戦など、様々な要素を小気味よく注ぎ込んだ目まぐるしい展開に画面から目が離せなかった。

本作の最大のポイントは主人公ハン・ソロ像である。過去を踏襲するか否かである。結果は、過去シリーズでのハリソン・フォードが演じたチョイ悪で個性的なハン・ソロの面影はなく、若々しく、野心家、自信家で、何事も前向きな青年ハン・ソロになっていた。

1977年に本流シリーズが公開されて40年以上が過ぎ去った。時代も変わった。我々も年を重ねて変わったことを考えれば、過去を払拭したハン・ソロ像のイメージチェンジは意外ではあったが潔さを感じた。過去のイメージに依存しない作り手の覚悟を感じた。観終わって、これでいいんだと心の中で叫んでしまった。

前半は、若き日のハン・ソロにフォーカスした物語。既に帝国に支配されていた時代に、恋人(エミリア・クラーク)と夢を語り合い、それを実行するための逃避行はスリリングでハラハラさせられる。僅かな光で薄暗い画面が、当時の時代の雰囲気と、その時代が夜明けを迎えようとしていることを暗示している。

後半は、誰が味方で誰が敵か分からない虚々実々の攻防戦、騙し合いが始まり、サスペンス作品のような雰囲気となる。画面も明るくなり、漸く、本作が本流シリーズの序章であり、悪対正義の構図が鮮明になる。

リアルでほろ苦いラストだったが、“希望をつなぐ”という作品コンセプトは不変だった。心地良いエンディングだった。続編も製作可能だろうが、ファンとしては、早く、エピソード9を観たい。1977年から始まった長編シリーズの最後を見届けなければ、成仏できそうにない。

みかずき
R41さんのコメント
2024年4月17日

スターウォーズ評論家の間ではあまりい評判ではなかった作品ですが、ハンソロの当時の人生をしっかり描いていると思いました。
そしてこの作品は、ハンソロの「目的」にどんでん返しを仕掛けています。
すべてはあの時残してしまった彼女を取り戻すためにしてきたのに…
これがハンソロの強さの根源であるんですね。

R41
レクター2023さんのコメント
2022年8月15日

劇場で観るべき映画ですね🎬

レクター2023