劇場公開日 2018年4月21日

リズと青い鳥のレビュー・感想・評価

全106件中、21~40件目を表示

4.0年がいもなく結構しみました

2020年8月16日
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鑑賞方法:VOD

多感な時代の少女たちの心理描写。
おじさんには絶対理解できていないと思いますが、みぞれの心情だけでなく一見陽気で悩みなんかないような希美の繊細な心の動きが細かく描写され心にしみました。
もともと定評のある映像美も十分堪能できました。本当に美しい画面に感動しました。
京アニの再興を心からお祈りします。

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marimariパパ

4.0響け!

2020年8月2日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

演奏シーンが少なめなのでちょっと残念でしたが、様々な感情が溢れている名作。
何度も涙しました。

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Yui

2.0絵も綺麗、演奏も良い

2020年5月6日
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しかし綺麗すぎてキャラクターが人形に見える。血は汚いから抜いちゃいましょうね〜って、中身抜かれたツルツルのセルロイドのお人形。実在感が無い。

演奏に語らせる為に、声の演技で「語らせない」ことは評価すべき点だが、前述の理由でどうにも登場キャラが好きになれず。

いやいやいやいや、もっと喋れや。
コミュニケーションをサボってるようにしか見えません。しかも口を開いたらど依存だし。
(うーん、こりゃ単なる凡人の嫉妬ですなあ。)

第三楽章はすごかったですよー

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Peinyo

5.0切なさと温かさを感じる秀作です。

2020年3月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

吹奏楽部部員の少女二人が織りなす、友情と微妙なすれ違いを描く物語。

劇場でも鑑賞していますが、その後BS放送を録画したものを再鑑賞。
「響け!ユーフォニアム」のスピンオフですが、単体で鑑賞に堪えうる映画でした。
みぞれの、のぞみに対する愛情に似た友情。それに戸惑うのぞみ。
のぞみの、みぞれに対する嫉妬。その嫉妬の感情に戸惑うのぞみ自身。そしてみぞれ。
決して分かり易い描き方はしていないと思いますが、そんなすれ違いが映画全体、画面全体に描かれていて、心に迫ります。
私は男性で、しかもアラフィフすから、少女の友情について「分かる」とは言えません。寧ろ理解出来ないと思います。
そんな私でも「切なさ」と、「寂しさ」と、「温かさ」を感じることが出来た、とても素晴らしい映画でした。

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よし

4.0【京都アニメーション制作作品、初鑑賞作品。その繊細な世界観に一発で魅了された作品である。】。

2019年10月31日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

 - 公開から2カ月後に鑑賞。-

・理由は絵柄から、自分とは合わない世界だと勝手に思ったからである。

・が、映像が流れはじめ数分後に直ぐに自らの誤謬に気付く。

・素晴らしきアニメーション制作会社”京都アニメーション”を知った作品。

<2018年7月1日 劇場にて鑑賞>

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NOBU

3.010代ならぐっときたかなあ

2019年9月16日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

誰もいない教室
昼過ぎの陽光の差し込む廊下
ひらめく制服のスカート…
光の早さで過ぎてしまう若い時間きらめく時を切り取った儚さは端々に感じるのですが音楽の話だから動きは少ないですね その分女の子の顔が可愛いので画面に華がないってことは全然ないんですけど どこかで涙をこらえてガムシャラに廊下を走るような想いと動きがシンクロするシーンが欲しかったな〜と思ってしまう
エンドロールの曲がメチャ良くて聴きながらDLしてしまいました homecomingさんファンになりそう

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の

5.0タイガーマスクからリズと青い鳥へ

2019年7月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

見終わって、ため息が出た、
日本のアニメーションはどこまで行き着くのだろうか!

かつてのアニメーションはこうだった
①紙芝居の背景の前でペプサートを動かしてみせた「タイガーマスク」
②ぬり絵がしゃべる「サザエさん」
③メッセージ性が最前線に現れつつもその物語の真実性を裏打ちさせるため自然界描写に披写界深度を与えた「もののけ姫」
④ストーリーよりも視界に存在する光景を絵画の手法で極限まで追及する「言の葉の庭」、これは視界にありつつも見ていなかった景色を再発見する試み

そして
⑤形ないものを絵という言語で表した「リズと青い鳥」だ。
京都アニメーションは「聲の形」で“耳の聞こえない少女に聞こえている世界を語らせる”という冒険に挑戦したが今作「リズ~」ではとうとう見えない領域の、そして語らぬ思いの無言の言葉を絵において語らしめるという領域に達してしまった。

日本のアニメはもはや文学のカテゴリーに区分される時代に到達してしまった。
万年筆やキーボードで著される文学ではなくアニメーションによって表現される文学だ。

ボブ・ディランの受賞には驚いたが、いつの日か「ノーベル文学賞」をよもや日本のアニメプロダクションが受賞するのではないかと、そんな気がしてきた。

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きりん

4.0映像と音楽が素晴らしい

2019年4月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

ブラスバンドを題材にした映画によくある青春物語をイメージしていましたが、少し意表をつかれた感じでした。
印象としては音楽と映像が秀逸です。
登場人物の仕草や表情がアニメならではの映像で繊細に描かれ、言葉に頼らずとも微妙な心境の変化を上手く表現しているなと思いました。
私は楽器に関してはあまり詳しくありませんが、フルートとオーボエという二つの楽器が二人の心情と上手くリンクしているような気がしました。

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サンライズ竹下真弘

4.0ハッピーアイスクリーム?

2019年4月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 「ハッピーアイスクリーム」って、まだ存在してたんだ!という驚きがあった。原作者の武田綾乃は90年代生まれだから知らないはずだし、脚本の吉田玲子の世代だったんだな。死語になってたかと思ってたこの言葉が伏線として生かされていたことにも感動した(また流行るのかな?)。『響け!ユーフォニアム』は気になってはいるけど未見。そのスピンオフ作品らしいのだが、初見でも満足できる内容でした。

 鎧塚みぞれという高3少女。オーボエという吹奏楽部の中でも目立たない楽器ではありますが、この作品では存在感ありすぎ。孤独で物静かなキャラなみぞれ。どことなくエヴァの綾波レイとか、涼宮ハルヒの長門有希のような雰囲気(想像してしまうと希美がアスカやハルヒに見えてくるので注意)。劇中童話のリズに自分を照らし合わせるようになり、希美をイメージした青い鳥とは対照的な孤高の女子高生。2人の関係はガールズラブの一歩手前でもあり、直接的ではないため、愛を伝えられないもどかしさを感じてしまう。

 挿入される童話の世界は水彩画タッチで描かれ、ストーリーの中に溶け込んでしまい、希美目線で始まっているのにいつの間にかみぞれ目線で追ってしまう。好きだから青い鳥を解放するんだという真意がつかみ切れてないみぞれ。先生からも教えられ、音大パンフを渡されなかった希美の気持ちも伝えられ、ようやく自分の立ち位置が理解できるようになっていく。そして終盤には2人のリズと青い鳥の関係は逆だった!と・・・。

 それにしてもフルートとオーボエの掛け合いは絶対的にフルート優位だと想像していたのに、これほどまでにオーボエが際立っているとは・・・。みぞれがそこまで上手いという表現なんだろうけど、音楽の作り方も上手かったのですね?と、疑問形にしてみた。

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kossy

3.5親友?単なる憧れ?

2019年3月31日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

「ユーフォニアム」シリーズの一篇で、ティーン女子の複雑な心の動きをとてもうまく、アニメならではの表現で描いている。
二人の女子は仲はいいのだが、力関係が決まっていた。
相手に対する思いやりとプライドがぶつかり合い、奇妙なすれ違いが起こる。

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いやよセブン

5.0あまりにも女々しい

2019年3月3日
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鑑賞方法:映画館

知的

詳細忘れましたが…

鑑賞直後はあまりの女々しさに辟易しましたが、鑑賞後しばらく寝かせた今はこう思うのです。
こんなにみっともない映画だから、未だに私の胸に刺さっているのだと。

見てすぐに書くレビューが正解とは限らないよね?
数年後も俺の心に残ってなきゃ、名作の資格はないぜ。

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日高雄介

3.5学校という閉鎖環境の中で、共依存とも思えるみぞれと希美。思春期の歪...

2019年1月20日
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学校という閉鎖環境の中で、共依存とも思えるみぞれと希美。思春期の歪な友人関係は誰しも覚えがあるのでは。二人が成長し、自分の生き方をすこし見いだす最後にホッとする。

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yh

4.0単純な話ではなかった

2019年1月20日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

2回、3回と観ました。
あと絵がめちゃくちゃ良かった。

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準快速橋本

4.5少女たちの切なくも美しい友情を描いた傑作

2018年10月21日
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『リズと青い鳥』★4.5
(東京近郊の方は10月26日まで立川シネマシティで極上音響上映やっているので観に行こう!金は出す!)
傑作『聲の形』の山田尚子監督×吉田玲子脚本の最新作。京都アニメーションの人気アニメ「響け!ユーフォニアム」シリーズのスピンオフながら、前作の知識がなくても本作だけで楽しめる独立した1本の作品になっている。
物語は高校の吹奏楽部に所属する2人の少女の友情を美しい映像で描いた青春劇。
本作で描かれる少女たちの友情はガラス細工のように繊細だ。ほんの少しバランスが崩れるだけで壊れてしまいそうな儚さがある。しかし、そうであるがゆえに美しい。思春期の少女たちの間でしか成立しえないであろう、奇跡のような瞬間のきらめきを切り取っている。しかし、青春時代にはいつか終わりが来る。少女たちは高校卒業後の進路という現実に向き合うことで、それまでの関係の見直しを余儀なくされる。
タイトルの「リズと青い鳥」とは物語内に登場するオリジナルの童話と同名の楽曲からとったもの。孤独な少女リズと彼女のもとにやってきた青い鳥との出会いと別れの物語を少女たちは自分たちに重ね合わせる。内気な少女・のぞみは自らをリズ、活発な親友・希美を青い鳥だと思っていた。孤独なリズが青い鳥との別れを選択することが理解できず悩むみぞれ。しかし、とあるきっかけで自分こそが青い鳥だったのではないかと彼女は気づく。自分が翼を持つ自由な鳥だと気付いたのぞみは自らの思いを演奏にのせる。
愛しているがゆえに、相手の幸せを願うがゆえにリズは青い鳥との別れを選択する。鳥は大空を自由に羽ばたいている姿こそが最も美しく輝いているから。
そばにいることだけが愛情の形なのではない。相手が最もその人らしくいられるような距離をとることも必要なのだ。
友情とも愛情ともつかない共依存的な関係から抜け出した少女たちは異なる進路を選択する。この先に待っているのは別れである。しかし、別れを選択することで、むしろ彼女たちの関係は以前よりより強固で明るく力強いものになった。
少女たちは2人ともが相手の幸せを願い、自らの小さな幸せを手放せるリズであり、同時に幸せに向かって羽ばたける翼を持った青い鳥なのだ。
青春映画、アニメ映画、百合映画?(個人的には百合とは思わない)の金字塔であり、2018年暫定ベスト映画。12月に発売するBlu-rayはもちろん購入します。
『聲の形』『リズと青い鳥』と傑作を2本連続で送り出した山田尚子監督と脚本の吉田玲子さん(最近話題の『若女将は小学生』もこの方!)の実力は本物。一生着いていきます!
https://youtu.be/lQxwNaoFdQQ

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sensei_nyanko

4.5time to fly

2018年10月20日
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観るのが辛い重苦しい展開。心理的従属関係。絵に描いたように快活な希美と内気なみぞれ。極端な構図。しかし、だからこそ倒錯が際立ち、本作のテーマが浮き彫りになる。その倒錯表現の見事さ。絵の表情だけではなく、演奏で魅せる。それまでの重さが見事に吹き飛ぶ。
ディテールを時間をかけてしっかりと描きこむ。みぞれの一方的な心理だけではなく、希美の苦悩もしっかりと呼応する。周囲の描き方も秀逸。続いて傑作を放つ山田尚子と京都アニメーション。最も注目されるべき日本の作家かもしれない。

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Kj

0.5だから何?

2018年10月1日
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日本の豊かさの悪い意味での象徴のような映画。
怠惰な金持ちが惰眠を貪っているような、そんな映画監督が増えているのかもしれない。

この作品の絵や音への拘りは枝葉末節だし、世界の最高レベルの作品と比べれば特に先進的でもない。

内容は高校生の女子が仲違いしたり仲直りしたりそんなもの。
それでだから何だというのか?

美大の教授が嘆くのは「学生はいつも女子高生の日常ばかり作品にするので見飽きた」と。
乏しい体験を元に、狭い話しか書けない、そんなクリエイターばかりでは日本の未来も暗いだろう。

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レモン87245t

5.0最高

2018年7月31日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

萌える

としか言えない、見て。

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桜井杏奈

3.090分が短く感じた

2018年7月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

萌える

TVアニメは1期のみ観ています。

ターゲット層がちょっとわかりにくいけど、ジャンルは百合で男性向けってことでいいんだろうか。

一般向けだとすると、一部ちょっとばかし過剰な描写があるように思います。(女目線です)

劇場では、わたし以外が男性のお客さんで、正直なところ、やや居心地はわるかったです。

主人公たちの思春期ならではの感情に、共感する部分もありましたが、やや置いてけぼり感はありました。

自分の感覚では、中学3年生くらいの設定だと、よりリアルだった感じがします。

見終わって真っ先に思ったのが、90分短い!夏祭りもプールも見たかった!でした。

原作読めよ!って感じなのでしょうか…

悪いことばかり書いてますが、美しい映画でした。

わたしもこんな感情を、自分にとって特別な友だちに対して抱いたことがあるなぁと振り返りました。

女子にはあるあるかもしれません。

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ただの犬

4.0暖かな別れへ向けて

2018年6月28日
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鑑賞方法:映画館

吹奏楽部に所属する人見知りなみぞれと明るく朗らかな希美。みぞれに取って希美は全てだったが、進路を考える時期に差し掛かり…。
評判が良かったので鑑賞。スピンオフと知らずに観たが束縛と共依存、大切な人を思うが故の想いが嫌な登場人物ゼロで描かれる暖かい作品でした。

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shotgun

5.0リズと青い鳥は山田尚子監督あって友達関係の内容映画を描いた内容の映...

2018年6月24日
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鑑賞方法:映画館

リズと青い鳥は山田尚子監督あって友達関係の内容映画を描いた内容の映画を取るが上手い監督だと思って見てきました

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たんちゃん