ベイビー・ドライバーのレビュー・感想・評価
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とにかく最高だった
・設定と映像と演出と非の打ちどころがない映画で最高だった。終始、音楽とカーアクション、銃撃、犯罪と主人公の繊細さとがとても良かった。
・カーアクションのシーンが凄く良かった。
・主人公が多分、遊び半分で犯した車泥棒が原因で借金を背負って嫌々やっているが故にまきこまれてしまうというのと、事故によって耳鳴りが止まらず終始音楽を聴いているっていうのも秀逸。何となく録音して音楽を作っているっていう変わった趣味もただ集めているだけじゃないセンスに驚いた。
・ウェイトレスのデボラがとても魅力的で良かった。妹はメアリーで曲がいっぱいとかセリフもすごいなぁと思った。見覚えあるなぁと思ったらイエスタディにも出てたリリー・ジェームズだった。イエスタディを観たときにも魅力的だなあと思ったけどこちらも負けず劣らず魅力的でとても良かった。さりげに二人とも影のある境遇で幸せになってほしいと思った。
・クライマックスのシーンがとにかく最高だった。バッツが一番厄介なのかと思ったら早急に死んでそうきたかと驚いてたら次々車を盗んで逃亡しているシーンもBGMともに良くて凄く良かった。
・元株屋の男がラスボスとしての戦いのシーンも最高だった。とくにブライアン・ロックの所は元株屋のBGMだけど伏線もあってうおおっと思った。立体駐車場でのバトルで一番熱い戦いだった。
・大切なものを取りに行くと母親の歌声の入ったカセットテープを取りに行くというのが良かった。
・最後に警察に捕まって、裁判でベイビーは人間として信用できるといった証言をしているシーンは目頭が熱くなった。最後にマイルズと本名が出てきてベイビーじゃなくなったという意味だったのだろう。とにかく最高だった。
とにもかくにも車
カーアクションすぎました。ほんとに。
車のPR映像だとしたらかっこよすぎるほどに。
そして音楽。ずっと鳴ってたような気分。
浸れたし、エモかった。
ストーリーはなんだろう。
難しい。ストーリーだけで見るなら平凡。
ただそれぞれ人物の個性が強い。
主人公はとても純粋でイイ人。
婦人から車を盗んでもバックは返す。そして謝る。
ずっとイヤホンしてるから最初は謎が多い。
原因は耳鳴り。音楽で消える。
運転がめちゃくちゃ上手い。かっこよすぎる。
でも結局デボラは不幸にしかなってなくないか?
彼を愛した上でなら分からないけど、あの短期間でそこまで入れ込めるかな?とも思ったけどそこは恋は雷なのでね。彼女はもう彼なしで生きられないと思ったとしましょう。ただ最後までついてくのは分かる。マイルズは本当にそのくらい良い人。
あとボスも何で最後裏切ったマイルズを庇った?仕事柄そこまで同情とか信頼とかクソくらえじゃないの?とも思ったけどここもマイルズの人柄かな?
名シーンといえるものはいくつも生まれます。
特に最後の警察に捕まる直前。
住む世界が違うとデボラに告げ、車のキーを川へ弾く時なんかは美しすぎた。
このようにストーリーよりもエモさに注目して欲しいロックな映画って感じです。
カーアクションと音楽の融合最高だけど‥
カーアクションと音楽の融合が最高と聞いて、期待値大で観た本作。評判に違わぬスンゲードラテクを今まで見たことのない角度から撮られてて、そこに絶妙な音楽。車シーン以外でも選曲が凄すぎ。スタイリッシュクライムムービーでありながら、現代的なミュージカルなんでしょうね。面白かった、スカッとした。
とは言え、好みの問題なのだけれど、あんまり後に残らなかったなぁ。時間を割いてもう一回観たいかと言われればNO。時代とともにスルリと過ぎ去ってしまうような感覚でした。
サイモン・ペッグがいない
おもしろかったです。音楽のビートに乗りながら観ることができます。
ただ、他のひとが絶賛しているほどのポイントは僕には見つけられなかった。やっぱりエドガー・ライトにはコテコテのコメディをつくってほしい。サイモン・ペッグのいないライト作品なんて、ものたりない。
新しいティストの逃し屋登場
カーチェイスが売りの映画や逃し屋の映画は多いが一見弱々しい若者が主人公というギャップが面白い。エドガー・ライト監督は定番のパブやお友達ものから離れても音楽好きは相変わらず、むしろパワーアップした。企画は20才の頃から温めていたようで車好きでもあるのだろう、いきなりスバルWRXが出てくるのにも驚いた。カーアクションはリュック・ベンソンも顔負けの迫力なのだがベイビー(アンセル・エルゴート)はジェイソン・ステイサムほどの精悍さはないので頭が混乱する。ベイビーは幼くして両親を同乗する車の事故で亡くしているのだから車嫌いになっても不思議ではないし耳の病なら平衡神経にも影響が出そう、ハンデがあるのに無類の運転上手、天才で済ませずに生い立ちは練って欲しかった。監督は純粋なアクションものと言うより音楽好きな二人の青春ラブストーリーに寄せたかったのだろう。
とにかく音楽を見る
初めて手にしたUltra HD 4K Blu-ray、プレイヤーとソフトは手にしたけれど、ケーブルが違うとか高いとか色々悪戦苦闘して、挙げ句、その映像はそれほどHDRの恩恵を感じなかった...という個人的身勝手な嫌な思い出が満載の作品だけど、見るたび、画質はさておき、ノリノリで最後まで見てしまう。
ソフトの音響は素晴らしいので、音楽見たさに毎回見る。
常にリズム感にこだわり抜いた映像の連なりが、映画を見事な音楽として見せてくれる。音楽のバリエーションも多岐にわたっていて、とにかく洋楽を見るには最高の映像作品だ。
カーアクションのカッコよさがヤバかった!
こんなにスタイリッシュなドライビング映画は見たことないです!ドライビングテクニックの魅せ方という点で言うと、ワイルドスピードやトランスポーターよりもカッコよかったです!冒頭の赤いスバルでの逃走劇でソッコー心掴まれました。
そして、ストーリー全体を包む音楽の存在もいいです。世代的に知らない曲がほとんどだったけど、ストーリーにはフィットしてたと思います。ミュージカル映画みたいな「なんで急にみんなで歌い出すの!?」的な使い方じゃなく、すっと受け入れられた。特に、武器商人との銃撃戦でリズムと銃撃がシンクロしてる魅せ方が楽しかった。
クライマックスの郵便局強盗のシーンはちょっともやもやする展開だった。もちろん、自首する展開はいいんだけど、もっと早く決断してたら。。よき理解者だったバディやダーリンを含めたいろんな人が死なずに、傷つかずにすんだのに、と。
音と映像が繋がる気持ちよさと、繋がりが生み出す作品独自のテンポ感。
視聴2回目。
○作品全体
物語の軸となるのは依存と補完。いずれも人や物に対しての関係性を描くことによって説得力が生まれるため、濃厚に積み重ねていくのが常だが、この作品では音楽と映像が依存と補完の関係性をテンポよく、軽快に映しているのが良い。
依存に関して言えばキャラクターの相関図はどれも依存が絡む。ドクとベイビーは一見すると借金の返済というビジネス上の関係だが、ドクはベイビーを「お守り」として仕事に使っており、ベイビーに依存していると言える。そのことをベイビーも分かっているような台詞があるが、終盤でドクに助けを頼むのはその関係性を上手く利用しているようにも見えて、「ベイビー」からの脱却とも見えた。ドクとベイビーの関係性は必要最低限の会話で作られていて、それがまた作品のテンポ感を生み出しているように感じた。
他のキャラクターで言えば、バディとダーリンの関係もまさしく依存だろう。依存の関係を断たれたバディが最後の敵として残るのも面白くて、依存とは違う男女関係にあるベイビーとデボラの関係とも対比された終盤のシーンだった。
補完について言えば、例えば音合わせによる音楽とキャラクターの動き。いずれも片方だけではどれだけ良くてもその枠内でしか表現できないが、互いが互いのアクセントになることによって見過ごしてしまう部分も魅力として補完される。乱発される銃声の一つ一つにも注目したくなるような音合わせは、映像の隙にも意味を詰め込んでくれるアイデアで、作品の面白みが深くなる一方で軽快さも生み出していた。
○カメラワークとか
・ベイビーがピザ屋でドライバーになるまでを横PANでワンカットぽくつなげているのが面白かった。働くまでの面接であるとかピザ屋でのやりとりは一切省いて配達に出向くベイビーまで一気に見せる。
・同ポジ。ヘマをした仕事仲間をスクラップ工場へ持っていくところや終盤の刑務所内のベイビーとかは同ポジを使っていた。これも前後のカットの意味合いを補完する演出と言えるか。
○その他
・iPodの使い方に愛を感じる。当時としては大容量のストレージを持っていたiPodクラシックを複数持つという意味、フリック音、早回し時の独特な音の飛び方。
・カーチェイスシーンのバックモニターの使い方が面白い。カメラが置かれている場所、映しているもの(ガイド線も含めて)は日常的に見るものだが、それがより一層非日常性を強調するような。
エドガー・ライト作品はテーマ性を求めるのはなんとなく違うとは思うんだけど、そう思った時点で自分に刺さる映画とはならないような気がしてしまう。スタッフ名を見てカテゴライズするのは当然だけど少しもったいないことをしているのかなと思ったり。
ただエドガー・ライトの音へのこだわりは猛烈に好きだ。単純に挿入歌を流しているだけの映画とは絶対に違う、音と映像が繋がる気持ちよさがエドガー・ライト作品にはある。
◯◯と天才は紙一重
滑り出しは、天才の名を欲しいままに、強盗団を卓越したドライヴィング•テクニックで無事に逃がすことに成功。
これを観た時に、物凄くワクワクしてしまった。
でも、ワクワクしたのはここまでかな。
その後は私的感情丸出しで、仕事の邪魔をしたり…。彼は「逃がし屋」として仕事を受けてるのだから、本来ならば許されないことなんじゃないかなーって。
まぁ、きっとここは“うぶ”な彼に付けられたコードネーム「ベイビー」の所以なのだろう。
悪人にはなれず、仕事の最中 何をキッカケに善人にシフトチェンジし“仲間”を裏切るか判らない…そんな危うさも良く現れていたかな。
ただ、あんな性格でよく今まで何件も熟してきたな?と思ってしまいました(笑)!
作品上、2件目の仕事で組んだ、ジェイミー・フォックスの血も涙もない冷酷なタイプの方が、よっぽどプロフェッショナルで際立ってたし、ある意味で好感?を持てたかな(笑)。
音楽に関しては、余り親しみのない(得意分野ではない)ものなので良く解らなかったです。
でも、エドガー・ライト大好きなので それなりに楽しめたかなと云う所。
映画と音楽愛が融合して気持ちいい!
BGMとしての音楽ではなく、音楽と映画の融合を見せるための映画。
カーチェイスシーンはもちろんですが、車というツールを使っていることで音楽と映画自体にスピード感を付随させていて、これがまたいい。
この土台に、魅力的なキャストと先が読めそうで読めない、でも重すぎずの丁度いい感じのストーリーがまた気持ちよかったです。
どこかしらタランティーノを感じる作品だなと思いました。
まぁちょっと暇つぶしにもお勧めできないかなー。
最初の展開から2つの仕事やっつけるのでは見事だったら。そのあとにトーンダウンしている。
その後なんとか盛り上げててはいるが最終的に物語的に空中分解している。
まぁ中盤あたりまでのキャラクター作りや謎の盛り上げ方が甘かったかな。
この映画を見るなら 1時間終わったところで酒を飲み出すとちょうどいいね02
好き
エドガー・ライトの作品の中では、一番ロマンチックで一番好きです。過去作の様に内輪向けやマニア向けではないので女性受けも良いのではないでしょうか。それにカーアクションや暴力描写がキツくないところ、ベイビーを通して暴力を否定的に描いているところ、登場する女性が勇ましいところも今風で好感を持ちました。
今作はオマージュのオンパレードとなってますが、私は『ワイルド・アット・ハート』のセイラー&ルーラを思い出してしまいました。
私も当てもなく車で爆音かけて逃走したい👄
10年前 密売人の車を盗みそのドライビング・センスを買われ『逃がし屋』として犯罪組織の役割を担う。
通称は、ベイビー B A B Yベイビー
その際、愛車を盗んだ借金分、組織のボス・ドク(ケヴィン・スペイシー)に返済する為ドライバーとして黙々と働く。
やっと返済も終え、足を洗おうとしたが1度闇組織に足を踏み入れたら抜け出すのは困難:;(∩´﹏`∩);:
組織のボスに気に入られ脅されて又 舞い戻る
そこからの展開がまた凄い!
主人公ベイビーは持病の耳鳴りがあり、これを打ち消す為 音楽を聴く🎧 この映画の肝はなんと言ってもカーチェイスシーンでの音と映像のシンクロ!寸分の狂いも無くの音楽のフレーズと場面が連動していき疾走感 溢れるBGMで惹き込まれます。
突飛したキャラもぞろぞろ出てきます!
カーチェイス映画は初めて観ましたがクセになりそう#3150
また見たいお気に入りの作品♡
続編を熱望!久しぶりのアクション傑作!
個人評価:4.2
序盤からラストにむけ、徐々にギアチェンジし、アクションも演出も加速していく。ストーリー展開も予測できず驚きの連続。
音楽も軽快でアクションとテンポを合わし、スタイリッシュに仕上がり、素晴らしく監督のセンスが良い。
キャラクターも人間味があり、役者も素晴らしい。
タランティーノ的なぶっ飛んだ設定だが、最後にはこの世界観にどっぷりハマり、説得力のある着地点を見せ感動もさせてくれる。
このレベルのアクション映画は本当に久しぶりに見た。
よかった!
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