「車の美しさに星5つ」スクランブル SAMURAI JAPANさんの映画レビュー(感想・評価)
車の美しさに星5つ
ストーリーはまぁまぁ。最後 少しひねってきたけどほかの映画のほうがストーリー性はある。ワイルドスピードよりもアクションは少なめで、クラシックカーを第一に考えられた車好き向け映画。アクションは少ないとはいったものの少しはあるし、なんせ登場する車はとんでもなく豪華なので見ごたえはある。
しかし、突っ込みどころが少し多すぎた。走っているはずなのにメーターパネルはなんと「P」(パーキング)モードに入っていてサイドブレーキまでかかっているし、最後 車を盗み走る際 ガレージの一番手前にいたはずの Bugatti Type 57SC Atlanticがなぜか一番後ろ。手前からじゃないと車は出れませんよ?
そして、「結婚してくれ」ってあの場面でいいますかね? あまりにもおかしすぎる。
ほかにも「弾が当たらなさすぎる」「明らかにレベルが低すぎる車をなかなか話せない空港でのシーン」などなど…
しかし登場している車はたまらない。
Ferrari 250 GTO、 Bugatti Type 57SC Atlantic、Alfa Romeo158、 BMW 327cabriolet、Shelby Cobra、Porsche 356 Speedster、 Aston Martin V8 Volanteq、Chevoolet Corvette C1、 Juguar XK120 drophead coupe、 Juguar E-type series1 4.2L、Austion-Healey 100-6、 Ford Musutang
「車がレプリカだから」と批判しているレビューがあるが、本物を出せるわけがないでしょ笑 数億のはなしではなく何十億というレベルだし、逆にあんなに荒く使ったらクラシックカー好きから大ブーイングになってしまう。250や57cと何台かはレプリカだそうだがそれ以外は本物だという。レプリカだとしてもすごいのに本物まで混ざっているのはすごすぎる。
ほかにクラシックカーがメインで出るような映画はなかなかないし、この珍しいクラシックカーたちがそろっているのを見れるのはこの映画くらいかもしれないから車好きなら見るべき映画なのかもしれない。
逆に車好き以外からすると全くと言っていいほど面白くはないと思う。
しかし!!登場している車の美しさ、かっこよさ、そしてスコット・イーストウッド, フレディ・ソープ, アナ・デ・アルマス等出演者の豪華さに星5