劇場公開日 2018年1月27日

「何のために作った映画なのか?」ロスト・シティZ 失われた黄金都市 そんぼさんの映画レビュー(感想・評価)

何のために作った映画なのか?

2018年2月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

余談だが英国の貴族の遊びに狩りがある。
うさぎにしろ鹿にしろ、広い敷地内の森で狩りをする。それはそれで優雅な狩りなのだが、どうもこれはちがうみたい。
英国的な古い映画スタイル。つまりTV映像。
それが最初。
ちなみに、英国の映画ではなく、米国。

さて、冒険の島はどうなんだろ。
感動的なコトバは、「わたしは強い女よ」のところ。1800後半、英国の貴族の女性は世界を旅している。日本にも
来ている。旅行の概念ができたのはこのころだ。そういう意味では1900年は英国が世界のすみずみまで出てゆく
時代でもある。

ボリビアに入ってやっとアマゾン川のエル・ドラードの雰囲気が出てくる。
同時代にペルーのマチュピチュが発見される冒険の時代。
弓矢が飛んでくるシーンは臨場感がある。
ピラニアはつまらない。
編集による緊張感も、キャラも彼らの考えも演技も凡庸でしかない。

残念ながら、半分を観て終わり。

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