ライフ(2017)のレビュー・感想・評価
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過去のアイディアを上手に取りまとめ。
漆黒の宇宙に浮かぶステーション内に持ち込まれた未知の生命体が次々とクルーを"握り潰す"。その殺戮の方法に独自の視点が垣間見られる「エイリアン」シリーズ、否、SF密室サスペンスの最新作は、古い映画ファンに ロバート・ワイズの「アンドロメダ…」(71)を思い起こさせたりもする。思えば、マイケル・クライトンのSF小説を映画化したワイズ作品が"科学的"と称されてから45年あまりが経過し、今やこのジャンルでは物体の造形を克明に描くことは当たり前になって来た。もはやそれも限界に達した今、観客の欲求と技術革新のせめぎ合いはさておき、過去積み上げてきたアイディアを上手に取りまとめたこの種の作品もアリかなとは思う。しかし、ここいら辺で「フラッシュ・ゴードン」(80)的にチープなSFムービーを観てみたい気もする。製作中止になった「バーバレラ」(68)の劇場版リメイクを誰か立ち上げてくれないだろうか?
ホッカイロの様に電気キャンドルに絡みつく姿がかわいい
火星から持ち帰った生命体がめちゃめちゃ成長早いしめちゃめちゃ強い!宇宙船は大パニック!
という舞台も設定はベタベタだが映像は美しく真面目にSFしてるので見応えがある。
次々と犠牲者を出しつつも「怪物は絶対に地球に墜としてはならない」という規約絶対主義の検疫官がラストは思いもよらないことに…という展開。終盤からは予想はつきつつも「あーあ…」というバッドエンド好きには気持ちの良いラストだった。
バッドエンド
火星から持ち帰った砂の中に生命体がいて、それが増殖して、
遂には取り返しのつかなくなるSF映画。
豪華キャスト(ジェイク・ギレンホール、レベッカ・ファーガソン、
ライアン・レイノルズ、我らが真田広之)
彼らのいったい誰から最初に死亡フラグ立つかとおいきや、
ライアンが早々と退場しちゃうじゃないですか!!
ちょっとがっかり!!
その生命体が最初は小さくて弱々しい。
クネクネとクラゲくらいに透明で油断してました、ペットみたいにね。
ところがところがETのように友好的じゃなかったんです。
次から次へと宇宙ステーションの宇宙飛行士が、襲われてしまうのです。
エグいです、怖かった!!
「エイリアン」と同じ、
そして迎えるバッドエンド‼️
唖然としました。
遂に地球が宇宙生命体に征服されるとは・・・。
(真田広之さんが渋くてカッコよかったです)
ISSとタコ
【ISSについて】
スペースシャトルも2011年に廃止になり、2030年にはISSも廃止予定。
あんな広くて猛スピードで飛ぶ人工物に少人数で隔離されるなんて楽しくなさそう。
ISS内は映画だとリアルな描写。おかげでNASAやJAXSの嘘くささが引き立つ。
大気圏外は超真空状態で、日なたの温度は約120℃、 日陰は約-150℃(という設定)だ。
当然ISS内の空気が外に漏れたら大変なことになる。
超真空状態で人がISSから外に出る時の空気を遮断するシステムの描写は今作に無かった。
【地球外生命体について】
地球外生命体はタコすぎた。
地球外生命体は地上では活動不可かもしれないし、どうとでも考えられる。
【終りかたについて】
ラストの不穏なBGM。その後すぐ変に明るいエンディングテーマが流れたから、不幸な結果とは断定できないと思う。
残念ながら犠牲者が戻らないのは悲しい。
怖い映画なのかい、、
•最近SF見始めて感動できてめっちゃ良いと思って今回好きな俳優(ライアン•レイノルズ)が出てると思って視聴したら序盤で死んでその後もめっちゃ怖かった、、
•終わり方ミスト並みに最悪じゃん、、
•ホラー映画として見たら悪くなかった。
ISS内での閉じ込め合い
地球外生命体との攻防を描いたサスペンススリラーだが、もう大体「エイリアン」と同じくらいのモンスターパニックかモンスタースリラー、またはパニックアクション系と思って間違いない。
ただ「エイリアン」の登場人物たちと比べて、こちらは国際宇宙ステーションに滞在している普通の宇宙飛行士なので銃を乱射したりとか単純な戦闘力はほぼ皆無。そのため、もっとシンプルな攻防がスリリングで面白い。
実をいうと、どちらかといえばドラマ的な静かなサスペンス風と思っていたので、激しい命の取り合いに発展していった時は、そっちの系統かいっ!と心の中でツッコミを入れたが、結果的には攻防パートが面白かったのでこれで良かったと思う。
それで不満点やツッコミどころは、これは本当に色々あるけれど、一番はドラマ要素が弱かったことだろう。
まず始まりからしてクルーの紹介シーンはほぼなくて、性格などのキャラクター性どころか役割すらもわからないような状態でパニックが始まってしまう。
誰が誰だか認識できた頃にはもう中盤も過ぎてしまって、ここまででも充分面白いんだけど、あと一押しあればもっと上の高揚感や絶望感を演出できたのではないかと思ってしまう。
キャストは、B級感ある作品の内容に反して中々豪華で、頑張っている真田広之を見られたのも嬉しい。クルーが6人しかいないので当然といえば当然だが活躍する場面も多かった。
あとは、この時はまだそんなにだったが、ちょっと売れてきそうなレベッカ・ファーガソンをチェックできたのも良かったね。とはいっても実は、彼女の出演作はすでに何本か観ているが全く顔を認識できていないので困っている。白人女性の認識が一番苦手なのでそのうち何とかなると信じてるけど、もしかしたらファーガソンは没個性なのかもしれないと密かに思っていたりもする。
苦言多めのレビューになった気もするが、ハラハラドキドキ、スリリングな作品で、モンスター物にしてはグロいシーンやショックシーンもないので、ホラー苦手な私のような小心者でも楽しめるオススメです。
突っ込み所が満載だがハラハラ
まず宇宙からの映像が綺麗、宇宙ステーションの出来も素晴らしい。無重力空間としての撮影も良くできている。何も考えずに見れば、ハラハラドキドキで、ストーリー的にはツボを押さえている。しかし、冷静に考えると突っ込み処満載でありえないと思ってしまう。そこで評価が分かれるように思えた。
まず、カルビンが人間以上の知性を最初から持っているかのように振舞うのはいかがなものかと。単細胞動物って思っていたら、みるみる間に学習、進化していく。それってあり得ないでしょ。何も学習せずに既にわかっているって超能力か悪魔の化身か。生物学者が手を掴まれて、抜けたと思ったらカルビンが手袋を器具を使って破るとかってアリ?そんなものに初めて触れたはずなのに。ラボから空気孔の狭いすき間から脱出って、どんな形にも姿を変えられる? 通信機器を破壊するって、膨大な機器を選別して壊すことができるの?であれば、もっと別なものを破壊して自分に有利にするんじゃない? いくら人間が船外活動をしに出たからといって、酸素も水もなく、宇宙線が降り注ぐマイナス276℃の宇宙に出ていくか?必ず船内に戻れる勝算ありなの?噴射を使って排除しようなんて、あんまりにも素人考え過ぎる。生物学者が、再びとりつかれるのだが、なぜ異常を他のクルーに伝えないのか不明。ソユーズがドッキングしてショウが助けが来たとか言って、他と連絡を取らずに単独行動を取るのもないでしょ。最後、ミランダのポッドが破片と当たって軌道が変わって宇宙の彼方に消えていくのと対照的に、地球に到着してしまったカルビンとデイビッド。宇宙物は、こういうブラックな終わり方がお似合いです。
ハラハラドキドキをしたいのならお勧め。思索する系の人は見ない方が良さそうです。
目が青いぞ
火星からのサンプルを回収して地球に役立つ何かを発見したが、宇宙でのトラブルで次々と船員が死亡し何とか脱出する〜みたいな映画だと思いきや、まさかのエイリアン物だとはね。初めは、ブレイド3に出演してるライアンレイノルズ目的でレンタル品を手に取ったが、真田出てるじゃんって事で鑑賞。内容はまさかまさかでしたね、内容見ないで借りたので。
珍しいbadend物で非常にストーリー進行も早く面白かったです。エイリアンの名前がカルビンってのは笑ったが俳優さん達の演技も良く、しれっとレベッカファーガソンも出演してます。逆に皆んなの演技が上手いので、真田さんの演技が浮いちゃってるかな。地球に降り立ったカルビンの行方がどうなったのか気になる終わり方も上手いねぇ
タイトルなし
おおまかな流れは「エイリアン」と変わらないが、舞台がISSであったり火星から採取した土から地球外生命体カルビンが発見される等、より現実味の有る話と成っている。カルビンの姿はビッグチャップと言うよりはフェイスハガーだけど、口らしき物を正面から捉えたカットが映ると何か飛び出して欲しくて物足りない。
ずっと自己犠牲を厭わないクルー達のシリアスな闘いが続いていたから、最後のバッドエンドな展開には少し笑ってしまった。
真田広之さんが日本語で喋っている台詞にまで字幕を付けてくれていて、最初は自分の目と耳の方を疑った。
その生命体は人間を餌に進化する。
原題
Life
感想
地球に行かせない、それが6人のミッション。
生き残る、それがヤツの本能。
国際宇宙ステーションという密室で宇宙飛行士たちを襲う恐怖を描くSFスリラー!
それなりに楽しめました!
火星に生命体を発見できて喜びも束の間…その生命体は高度に発達した知能と生命力を持つとは…。
ライアン•レイノルズが最初に犠牲者になるのはびっくりしました。1人、また1人と…。
宇宙空間では血があんな感じになるんですね、水とは違って妙に幻想的でした笑
カルビンは最初はミドリムシみたいだったのにタコみたいに進化するなんて笑
キャット•ゴロフキナ、司令官
ローリー•アダムス、航宙エンジニア
デビット•ジョーダン、医師
ミランダ•ノース、検疫官
ショウ•ムラカミ、システムエンジニア
ヒュー•デリー、宇宙生物学者
真田広之はかっこよかったです。
劇中で赤ちゃんが産まれたのに残念でした。
ラストはバッドエンドでしたね。ちょっとは予想してましたがまさかでした…笑
酸素も水もたくさんある地球、カルビンの侵略が始まりますね。
※カルビン•クーリッジ小学校
※私たちは火星人に学校の名前をつけます、カルビンと
ハイクオリティなモンスターパニック
好奇心の果てに迎える破滅。
宇宙飛行士たちは宇宙での生命体との邂逅に興奮も好奇心も止められない。
生命体は徐々にその知性と貪欲な食欲を発揮して、宇宙飛行士たちに襲いかかる。
最初こそ愛らしくも見える生命体が、その小ささ故に姿を眩ませてどこからか捕食のタイミングを見計らっている…
加速度的に抗いようのない驚異になってしまう…
という恐怖感が名だたる名優たちによって、息を呑む迫力になっている。
「1人でも多く助かって欲しい」という気持ちにさせられる。
が、名優たちの無駄遣いと言うか、割と「モンスターパニック作品を潤沢な予算とキャスティングでやってみました」っていう感じもある。
エンタメ映画としては見応えは十分にある。
ただ、
もう一回見たいかとか、エイリアンのようにシリーズ化して欲しいかって感じにはならないカモ。
火星生物の造形が良く考えられていて、どんどんと凶暴な存在になっていく
ダニエル・エスピノーサ監督(モービウス等)による2017年製作のアメリカ映画。
原題:Life、配給:ソニー・ピクチャーズ。
火星生物の造形がよく考えられていた。最初は単細胞動物の様であったが、次第に変化し、細胞性粘菌のイメージであろうか、多細胞生物様の形態となる。宇宙飛行士に応えて、触手のようなものを出すのが可愛いが、そこから一気に恐ろしい凶暴な生き物に変貌を遂げていく。
その火星生物カルビンは強力な筋肉細胞と高度な知力を持ち、実験用ラットをあっという間に締め殺して食してしまうのが恐ろしい。どんどん大きくもなり、宇宙船内を高速で移動し、エイリアンほどは大きくはないが、宇宙空有でも生きられ、怖い顔つきで飛行士も締め殺し食べてしまう獰猛さを発揮する。
6人の宇宙飛行士は、カルビンにより命を落としていくが、残る3名の一人に日本人飛行士薬の真田広之が入っていたのは、少し嬉しく感じた。地球で子どもが生まれたのを喜んでいたのだが、結局、生き残るのを焦ってカルビン餌食になってしまうのだが。
ラストは予想を超えていて、ショッキング。宇宙の彼方に心中的に葬ったはずが、なぜか主人公ジェイク・ギレンホールとカルビンが同居した宇宙船は、地球にたどり着いてしまうのだ。開けるな!の声も虚しく、海上の宇宙船のドアは救助に来た人間によって開けられてしまう。怖い、終わり方でお見事でもあった。
製作デビッド・エリソン、ダナ・ゴールドバーグ、ボニー・カーティス、ジュリー・リン、製作総指揮ドン・グレンジャー、ビッキー・ディー・ロック。
脚本レット・リース(ゾンビランド等)、ポール・ワーニック。
撮影シーマス・マッガーベイ、美術ナイジェル・フェルプス、衣装ジェニー・ビーバン、編集フランシス・パーカー、メアリー・ジョー・マーキー、音楽ヨン・エクストランド。
出演は、ジェイク・ギレンホール(デビッド・ジョーダン、ブロークバック・マウンテン等)、レベッカ・ファーガソン(ミランダ・ノース、DUNE デューン 砂の惑星等)、ライアン・レイノルズ(ローリー・アダムス、フリー・ガイ等)、真田広之(ショウ・ムラカミ)、アリヨン・バカー(レヒュー・デリー)、オルガ・ディホビ(チナヤエカテリーナ・“キャット”・ゴロフキナ)。
少し期待しすぎた
俳優やテーマから壮大なものを期待したが、
パニックホラーで完結してしまった。
パニックホラーとして観れば楽しめるか。
展開への驚きもありよかったが、気持ちによほど余裕がないときに鑑賞すると、暗く重たい気持ちになってしまう作品だった。
触手系エイリアンが食べる映画
もう少しでぎりB級映画
最後は「あー男がヒーローになって終わりかー」という誰もが予想できたテンプレな展開を裏切り少し面白かった。
全274件中、1~20件目を表示