ライフ(2017)のレビュー・感想・評価
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エイリアン系の傑作
「エイリアン」の系譜と言えばそうなんだが、SF色が出ていて見ごたえはあった。
"火星の生命体"という設定にリアリズムがあるか?だけど、
地球との距離感を考えると、やむを得ないかな。
真田さんも頑張ってた。
終盤のクライマックス、オチはやや読めたが、2つの脱出ポッドを使ったアイディアはよかった。
ハラハラさせられた。
BAD×BAD×BADなエンド
火星探査機の回収に成功し、世界初の地球外生命体の存在を証明できること喜びに沸く国際宇宙ステーションのクルーら6人。
しかし知性を持ち始めた「サンプル」がその獰猛で凶悪の性格を見せ始め、クルーらに襲いかかる。
地球存亡の危機に立ち向かうクルーと進化を続ける「サンプル」の戦いを描いたSFスリラー。
実はエイリアンとかプレデターとか観たことなくて、こういうSFモンスターパニック的な作品は新鮮笑。
ありがちな設定だけどやはりこの手の作品は怖いし、キモすぎてキモい「サンプル」のビジュアルインパクトがヤバすぎて超キモい(語彙力)
さらにはキャストがやたらと豪華。
ジェイクギレンホールにレベッカファーガソン、ほぼこの2人観るために観たと言っても過言ではない笑。
大人気ライアンレイノルズも参戦し、さりげなく真田広之もいる。普通に豪華メンツ笑。
この作品観て改めて思ったけど世界中でFUCK'Nの発音が最も素晴らしいのはライアンレイノルズなのではないだろうかと感じた笑。
CKの爆発音が素晴らしい笑。
ワンシチェエーション物に新風を巻き起こすというのがこの作品の売り文句だったみたいだけどそこまで斬新な印象は受けず。。
ただこの作品ですごいなと思ったところが1mmも希望がないこと笑。
ラストシーンには震えた。いろんな意味で笑。
2時間近くの鑑賞時間を全て無にする圧倒的で容赦ないBADエンドを是非ご覧いただきたい。
地球外生命体と科学者に感じる恐怖!
設定としてはよくある感じで、新しさはあまり感じませんでしたが、映像は迫力があって、緊迫感もあり、なかなかおもしろかったです。
実際に地球外生命体がいる可能性は十分にあり、本作のような事態が起こりうるのではないかと恐怖を感じます。しかし、未知の生命体を前にしているわりには、科学者たちがちょっと危機意識なさすぎで、そこはうーんって感じです。もうバカなの?バカでしょ!ってツッコミたくなるくらい、別の意味で恐怖を感じました。
オチは「なるほどそうきたか、でも読めたよね」って感じで、もうひとひねり欲しかったかなというところです。
なんかもう見飽きたような?
閉鎖空間における生存をかけたクリーチャーとの壮絶なバトル
……。直ぐに例えられないけど、飽きる程見てきた様な?
落ちも「ああやっぱそう来るよなぁ~」って予想通り。
救いは、同じような役を昔、直ぐ死ぬチョイ役でやってた真田広之が今回は結構重要な役に昇格してたんで、ハリウッドで地道に頑張ってるんだなぁって感慨深く思った。
ギレンホールなのに。
ギレンホールが出ているだけで何かやらかしてくれるだろうと
いう大きな期待が見事に打ち砕かれちゃう本作。意外な結末に
仰け反るようなことをさんざん宣伝していただけに、エ?予測
できちゃいましたけど~な既視感もやや残念。意表を突くのは
エイリアンが現代版にアップデートされたような感覚。映像は
面白いし機能は満載、この火星生命体のタコ入道みたいな筋肉
頭脳がどこまで生き延びるか、人類はどこまで闘えるかという
密室サスペンスを最後まで堪能できる。しかし未知の生命体に
可愛い可愛いと触れまくる能天気な生物学者とか信じられない
くらいおバカなチームには呆然。ホラーにするために真田広之
までアットホーム感に浸りパパぶりを披露。主役級が殺られる
早さがお約束なのはいいけど、もう最初から生命体の方が上手。
遅れて頑張り出すギレンホールとヒロインが何かやってくれる
と最後まで信じさせるのなら展開にもう一捻り欲しかったなぁ。
(え?まずは言語を解読することですか?そんな時間ないけれど)
B級映画っぽいバランスが良い
監督 ダニエル・エスピノーサ
主演 ジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズ、真田広之
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.面白かった!!.
B級映画の形なんだけど、やたら重厚な作り(^^)
音の入れ方、ストーリーはB級、ジャンル映画!って感じのベタ感が満載w話はB級王道なんだけど、人間ドラマが多めで、タダのエイリアンとバトル!!ではない。この演出面はA級でしょう!!
宇宙空間、ISS国際宇宙ステーションの映像も今風、A級ですよ。
しかし、、カルビン(火星人)はB級wwこれがバランスいいね!!
そして我らが広之wめちゃめちゃカッコいいわw同じヒロユキとして誇りたけー。
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監督ダニエル・エスピノーサ、たまたまwowowでみた前作"チャイルド44-森に消えた子供たち-"でも、話の割に重厚な作りだなーと思ったけど、、演出うまいね、確実に。要チェック。
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タイトルのLIFEは本能という意味に捉えました。
そもそもカルビンから攻撃したことは無かった。人間が電気ショックしたり、酸素キャンドル当てたり、してから攻撃に入った、正当防衛ですw
人間の本能もそう。未知のものに対する恐怖への防衛本能が、結果攻撃になってしまう。
それとある人物の、カルビンに対する異常にもみえる母性の様なもの。真田広之の子供が産まれるというのも本能そのものですし。自然淘汰ただ強いものが残り、弱いものは消える、それだけですよね。
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あとカルビン(火星人)の動きがうちの猫にしか見えん!!萌えます。
フィクションに潜むリアル。脅威を感じるSFパニック映画!!
【賛否両論チェック】
賛:宇宙ステーションで、未知なる生命体によって脅威にさらされる主人公達の決死の戦いに、思わずハラハラさせられる。終わり方もひと捻りあり。
否:結構グロいシーンや、急に驚かせるシーンがあるので、苦手な人には向かない。
宇宙ステーションという特殊な空間を舞台に、火星から回収された未知の生命体が進化を遂げながら、クルーを恐怖に陥れていく様は、観ていてハラハラさせられること請け合いです。物語そのものは勿論フィクションですが、決して起こり得ないお話ではない辺りが、未知なる脅威への畏怖を増幅させますね。
ネタバレになってしまうので詳しくは伏せますが、ラストも個人的には好きな終わり方でした(笑)。
PG-12指定でグロいシーンなんかも多いので、苦手な人には向かないかも知れませんが、一風変わったSFパニック映画を是非チェックしてみて下さい。
惨い
未知の生命体と聞くとワクワクしてしまいます。
真田さんが出演しているという事もあって興味があり観てきました。
地球から離れた火星付近の物語かと思っていたのですが舞台は地球の軌道上のステーションだったんですね。
全体としては「エイリアン」と「ゼロ・グラビティ」を足して割った印象でした。
冒頭は予告からの印象とは違い、すごく和やかな雰囲気で始まり、このまま「アビス」の様な展開でも面白いのになと思いました。
【砕く】というキーワードがありましたが、思ったほど砕く感はなかったですね。
砕くという印象はなかったもののクリオネの様な可愛らしい姿とは裏腹に力が物凄く強い。
ラボでのアクシデントがなければ、もう少し友好的な関係を築けたのかな?
結果的に活性を試みた事が大惨事になってしまったわけですがクルー達の死に様がただただ惨い。
残りの仲間を守るために皆、自分を犠牲にしていく姿が余計にそう思わせたのかもしれません。
真田さん演じるショウは、日本人なので序盤であっさりかと思ってましたが結構、キーマンでしたね。
赤ん坊が産まれ、地球に帰りその手に抱きしめたかっただろうに、、、彼もまた最期は自分を犠牲にし死に様は侍の様でした。
ラストは、もう少しサクッと進んでくれたら騙されてたと思いますが、やけに着水したポットのシーンを引っ張るものだから直前で、「あ、こっちのパターンか…」とトリックに気付いてしまいました。
でも、このラストは私は好きですね。
この後、地球はどうなっていくのだろうか。。。
地球が丸ごと包まれて飲み込まれる姿を想像してしまった。
テンプレホラー
主役級の豪華俳優陣で演じたB級モンスターホラー。宇宙船で襲い来るクリーチャー・・・映画「エイリアン」だろ!
徐々に進化を遂げていく姿は不気味ではありますが、ハリウッドはなぜこうも、あからさまなクリーチャーが好きなのか。ライアン・レイノルズなんか気の毒で。ラストのオチもホラー映画なら鉄板なので、普通に予想できました。
109シネマズ木場にて観賞
2D版での観賞だったが、IMAX3Dで観たかった…。
全く期待せずに観たのだが、これが『イベント・ホライズン』以来の「宇宙地獄映画」の傑作だった。
これだから映画を観ることは止められない。
登場人物について最低限の情報(ヒロユキ除く)しか提示されないにも拘わらず、演技も演出も的確で地味ながら彼ら全員がプロであることが分かる。
彼らが最期を遂げる時、それぞれの想いや矜持が滲み出ている。子供への執念、怪物への未練などそれぞれ描写が丁寧だ。
最期の地獄っぷりも各人酷い。中でも宇宙服で有毒物でおぼれ死ぬなんて何という地獄か。しかし、その中で責任を果たそうとする姿は戦慄と共に涙が出る。
そして、エンディング。前振りは充分にされている。
分かり易く似た2つだけのポッド、中途半端に冷徹で、中途半端に勇敢などこか主役になりきれない女性、ポッドは中身を見せない、など。
結果は分かっちゃあいたけれど、絶望の絶叫、怪物造形の禍禍しさの二重奏には正直戦慄した。
上空からのラストショットも70年代バッドエンドっぽくて良い。拍手。
ヨン・エクストランドの劇伴力も大きかった。不穏な音楽と共に化け物一人称ショット…『エイリアン3』を想起させるすこぶる上がるシーンだ。
新たなる「ライフ」待ちのおっさんでも、こんな「ライフ」は要らない
映画しか興味がない。
映画にしか相手にしない。
映画にしか相手にされない。
そういった生活から一変してから、すっかり新作映画の鑑賞数も減って、一部のヘンタイファンには申し訳ないが、バカみたいなレビューを書くことも減ってしまった。新たなる旅立ちを始め、そして新たなる「ライフ」の誕生を待ち望む日々である。
それでもこそこそと、劇場に通いたくなるわけで、勝手に「ライフ」誕生記念と称して、鑑賞。
病んだ映画ファンなら、地球外生物は、地球人を襲ってこそなんぼ、
なわけで、ダニエル・エスピノーサ監督に大いに不安があるものの、我らがヒロユキが大フィーチャーされているのなら、作品のデキどうのこうのは、言わんでおこうとは思っていたものの。
これはだめだよ。
「ライフ」
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いまさら、「エイリアン」「ゼログラビティ」とかは言わない。
序盤の長回し風のカメラ。
ステーション内の位置関係や人物設定、人間関係をスマートに見せてくれるのならともかく、いかにも「オレ、やってるぜ?」な絵作りが鼻につく。
本作のエイリアン、カルビンくんの造形はどうでもよいが、手袋を破る方法、あれはいくらなんでもしらけるよ。
役者は濃いが、すべてのキャラ設定も切った貼ったのコピペ設定。さらにその描写も「はい!1シーン入れましたからね、この人、こういう人ですよ」という箇条書き描写にドラマの編集版のような薄さ寒さを感じる。
レイノルズの早期退場はどうでもよく、ヒロユキの感情的なバカな行動は普通なら「報われる行動」だが、本作、妙に定番から外そうとするため、積み重なってもいないチープなキャラ描写のせいで、ドラマがラストに向かって盛り上がらない。
ラストを外していくのなら、キャラ設定はもっと丁寧に描いてもらわないと。
そこが本作の最大の欠点。
そこを見てもらいたいはずなのに、そこを全くうまくできていないんだから、最低点しか上げられない。もっとチープな「定番エイリアンもの」のほうが全然いい。
キャラ的にはジェイクのキャラが一番アウト。
ジェイクの「あのセリフ」がとかいろいろみんな言ってるけど、あいつ、宇宙で精神がおかしくなっていないといけないんだぜ?
ラストの展開、あそこは絶対「わざと」でないといけないんだよ。
もう一つ言うと、カルビンの命名で序盤、いったん地球からの視点が入るが、あれは全く不要。
本作、地球に着いた時の安堵感とそこからの転落こそが「妙味」なのに。地上を映すのは、本当にあのラストだけでないといけない。
なんとまあ、センスのないことよ。まったくもったいないことをしたもんだ。
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