劇場公開日 2017年7月28日

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「スペースバンパイアな狼男アメリカンのミッションインポッシブル」ザ・マミー 呪われた砂漠の王女 レントさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5スペースバンパイアな狼男アメリカンのミッションインポッシブル

2024年2月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

単純

興奮

公開当時トム・クルーズ映画史上大コケした作品と聞いていたので今まで見る機会がなかったが、配信で暇つぶしに見てみたら、あれ、全然面白い。
娯楽作品としては十分及第点。なんで大コケしたのかな。確かに製作費がかなりかかってるし、トム・クルーズ主演の娯楽大作としては物足りないということだったのかな。でもこれはホラーアドベンチャーとして普通に楽しめた。

人の生気を吸い取る女ミイラが大暴れしてロンドン中がゾンビだらけになるあたりは「スペースバンパイア」、アメリカ人の主人公が死んだ相棒に導かれる様は「狼男アメリカン」、そして輸送機墜落シーンや、横転する車から投げ出されるシーンなど、ミッションインポッシブル並みのアクションをトムが相変わらず体を張って見せてくれて、これは劇場で見ても十分楽しめたと思う。
アマネット役のソニア・ブテラはエキゾチックな顔立ちではまり役だったし、ジキル博士役のラッセル・クロウも良かった。あんなさりげなく古典的キャラクターのジキルとハイドを登場させる遊び心にはにんまり。ちなみに彼の研究室にあったあの本は確かほかの映画で見たな、トゥームレイダーだったかな。六角形のカギで開けるやつ。うーん思い出せない。

個人的には不死身のセトになったトムの今後の冒険をもっと見てみたかったな。でもミッションインポッシブルの最新作も興行的には失敗して続編は難しいみたいだし。
いつも体を張ってファンを楽しませてくれるトム様の映画は応援のためにも映画館に見に行かないといけないと思った。

レント
bionさんのコメント
2024年2月22日

冒頭のワクワク感が、ドンドン失速していったのを覚えています。
トム・クルーズだから、期待しちゃいました。

bion