劇場公開日 2017年7月8日

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「ある夫婦のヒトラーへの静かな抵抗をある視点から描く反戦映画。秀作。」ヒトラーへの285枚の葉書 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ある夫婦のヒトラーへの静かな抵抗をある視点から描く反戦映画。秀作。

2019年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

 最愛の息子を戦争で失った労働者階級の老夫婦が命を懸けて、ナチスドイツへの警鐘を短いメッセージに込める姿を哀切に描き出す。実話がベースの静かな反戦映画。

 驚くほど多くの反ナチスのメッセージをポストカードに字体を変えて記し、公共の場にそっと置き、立ち去る男(ブレンダン・グリーソン)の姿が哀しい。

 静かな、しかし息子を亡くした激しい怒りを込めたメッセージの数々。
 子供を持つものであれば、その気持ちと勇気ある行動には納得できるし、敬服する。

 彼らを追い詰めるダニエル・ブリュール演じる警部の姿も哀れである。彼も又、かの戦争の犠牲者であった。

 ヴァンサン・ペレーズ監督の脚本も見事である。

<2017年8月16日 旅先のミニシアターにて鑑賞>

NOBU
みかずきさんのコメント
2022年10月6日

本作、私もミニシアターで鑑賞しました。
自由でいることの大切さ、一旦奪われた自由を取り返すことの至難を強く感じた作品でした。今の自由をしっかり守っていきたいと強く思いました。

では、また。

-以上-

みかずき