劇場公開日 2017年9月22日

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「惜しい気がする」スイス・アーミー・マン はむちんさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0惜しい気がする

2021年10月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

上手く言えませんが、最近はペットとは別に「会話ができるロボット」とか売ってますよね?独り身の人には特に寂しさを紛らわす効果があると言われていますが、ダニエルはそんな役だったのかもしれません。無人島=誰もいない孤独な場所がそう思えました。イメージ的にファンタジー色が強い彼にはぴったりの役に思える。

ただ映画がつまらなかった。。。

 ハリポタに興味が湧かなかった自分でもダニエル・ラドクリフという名前は知っている。「別の映画なら観てみようかな」とあらすじ読んで拝見することにしましたが、予想を大きく下回る映画で残念。
冒険・パニック・ハラハラドキドキ...そんな要素はありませんでした。強いて言えばハリポタ同様ファンタジー感は残してる気がした。
 まず、死体といっても最初だけじゃん。話せるけど体は動かせない「半端な死体」意味不明な設定。
 障害者を無人島へ連れて行った経験でもあるのでしょうか...おならブリブリ&水着写真を見て勃起...何ですか、この映画は?(苦笑) ハリポタとは違った不思議感を出そうとしたのでしょうか。。。ゲイかもしれない流れ。前向きに観れば、一人前になれ! やり残したことはないのか! そんなメッセージ性も見て取れる。そして女性は引くだろう...そんな予想に対しての挑戦もあったかもしれません。

 名が知れてるうちに色んな役をトライしよう。イメチェンにもなるし面白そうだ。中には思いもよらぬ評価を得られるかもしれない...近年の傾向としてヒット作がある役者さんは、その後「これでもか」とばかりに仕事しますね。ワーカホリックと言えば聞こえはいいが、稼げるときに...そんな思惑が感じちゃうわけで、人によっては落胆・怒りを感じる可能性がある「リスクある映画」でしょう。

私は色々置き換えて観れましたが、もう一度観たい気にはなれないです。勇気や元気が出るノリじゃなかったのが惜しいなぁ。。。

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はむちん