新感染 ファイナル・エクスプレスのレビュー・感想・評価
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ゾンビ映画好きは見るべき
今まで数々のゾンビ映画を見てきましたが、こんなにも泣けるゾンビ映画は初めてでした。
疾走感は「28日後」を思わせる。
スピーディな展開で、見る人を飽きさせない。
駅、新幹線と限られた環境の中で、こんなにも面白い映画に作り上げるとは監督、演者に脱帽です。
日本制作のゾンビ映画も見習って欲しいですね。
韓国らしいゾンビ映画
そこそこ恐怖感もあり、家族愛もあり、ゾンビ達の動きもなかなか面白かったです。
ただ、やっぱりワールドウォーZであったような原因の追究とか最終的な解決策とかがあった方がよかったかなぁ。
もっともこちらは閉鎖空間の中での脱出劇ということでひたすらスピーディ さを追求したんでしょうね。
まぁそれはそれで良かったです。
まさかの感動の余韻。極限状態で光る、父の愛。
【賛否両論チェック】
賛:観たことのないスピード感のあるパニック映画。極限状態で他人を犠牲にして助かろうとする人間達の中で、家族を守ろうとする主人公達の姿にも感動。
否:やはりグロシーンは少なからずあるので、本当に苦手な人には向かない。展開もかなりのご都合主義。
我を失った感染者達が、列車内で、駅のホームで、そして線路で、押しくらまんじゅうのように累々と迫ってくる描写は、これまでのパニック映画では観たことのない恐怖の映像です。そんな感染者から1台の列車を舞台に逃げ惑う、スピード感溢れる展開は圧巻です。
しかしそれ以上に驚きなのは、娘を想う父の愛が丁寧に描かれていること。生きるか死ぬかの極限状態に置かれた時、他人を犠牲にしてでも自分だけ生き残ろうとする人間が増えていく中で、あくまでも冷静に大切な人を守ろうと奔走する人々の姿に、不覚にも感動させられます。
急に驚かせるシーンも少なめなので、パニック映画が苦手な方も、是非チェックしてみて下さい。
文句なし
ゾンビ映画なんて今まで全く興味なかったけど…まさかまさかの内容に涙が止まりませんでした。
友達にオススメされて観に行こうかずっと悩んでたけど、行って本当に良かったしもう1度スクリーンで観たい映画です。
登場人物の中に私の大好きな新井浩史さん似の人がいて、3人でゾンビ車両に向かっていくとこがゾクゾクするほど格好良かったです。
今観ようかどうか悩んでる方は絶対観た方がいいですよ。是非スクリーンで。
客層
韓国好きのおばさま方ばかりで満席だった。
最初、ゾンビ大丈夫なのかな?と思ったけど案の定キャッッ!とかビックリした笑笑とか色んなところから声が聞こえました。
これを機におばさま方にもゾンビ映画好きになってもらえたらいいなぁ💕
ラストは予想通りだったけど、韓国産ゾンビは大好きなのでやっぱり最高でした😍
ホラーにアクションに人間ドラマ
全速力で追いかけてくる系のゾンビパニック映画で、最後までテンポ良く飽きさせない展開でした。
ホラーやアクションやスリルに、家族愛の人間ドラマも上手い具合に組み合わせられ、面白かったです。
ゾンビ映画の皮を被った家族もの
韓国初のゾンビ映画ということで、膨大な予算が投じられた本作。世評も良く楽しみにしていましたが、連日満員でようやく鑑賞。
劇場は、主演のコン・ユ目当てと思われる韓流おばさまが多くいた印象でした。
ゾンビ映画としてはもちろん、家族ものとしてもしっかりした作りで、改めて韓国映画の面白さを認識しました。
ゾンビ映画のキモをしっかり押さえつつ、パパであるソグの成長をもしっかり押さえており、ラストは泣かせる展開もありました。
しばしば、勢いのある映画をジェットコースター映画と例えたりしますが、これはまさしく高速鉄道映画です。
一度、高速鉄道が出発すればノンストップで走り続けハイスピードで物語が展開していきます。
人物の描写もメインであるソグはもちろん、この映画きっての俳優マ・ソンドク演じるサンファなど、流れるように説明していきます。最初にサンファが登場した時に、トイレに入りたいスアンに「ここは2人で使ってる」というセリフがサンファの出で立ち的にゲイ描写かと思いきやまさかの妊婦さんという描写に、心を惹かれました。
ゾンビ映画のキモとなる感染の拡大やら大量のゾンビが襲ってくる怖さなども、きっちり描かれており、高速鉄道という舞台を生かして行われるサバイバルサスペンスはとにかくジェットコースター映画のそれでした。
そして、ゾンビ映画としてはもちろん、本作の最大の素晴らしさはコン・ユ演じるソグのパパとしての成長たんにほかならないでしょう。
最初は他者を切り捨ててまで、自分の利益を優先しようとするソグが、このパニックを通して、人の暖かさを知り、パパとしてどうあるべきかを学んで行く手際いいシーンの連なりは家族愛を描いた一作としても秀逸でした。
そして、個人的には他者を切り捨ててまで娘を守ろうとするソグも、自分を犠牲にしてまで娘を守ろうとするソグどちらにも共感でき、この話が単なる成長たん以上に含蓄あるものだと感じました。
ゾンビ映画ではお決まりになりつつある、「本当に怖いのは人間だった」というような視点もしっかり盛り込まれていて好感が持てます。
何よりも、この映画はマ・ソンドクのパパ姿に男の理想があったと思います。あんなに真っ直ぐで、ユーモアがある、パパに私もなりたいと思いました。
ほかにも映画好きならついつい深読みしてしまうような、ヒュンダイとアウディの対比や、Wiiの登場、最初の除染シーンそして、北から南へゾンビの拡大が広まる様はさながら朝鮮戦争さえ思い起こさせる。いろいろな視点で楽しめる一作だと感じます。
こんだけ褒めているのに、3.5なのは、とにかくバス運営会社の人に腹が立ちまくり、あいつさえいなければ多くの人が助かったのにと思わずにはいられなかったからです。
ただ、そんなに感情移入できるのも本作が面白かったからにほかならないと思います。
9月の最初からいい映画に出会えたと思います。
既存のゾンビ映画をぶち壊してる
1932年にゾンビ映画ができてから世界中で400本近く作られているから、昨今は既視感のあるものばかり。この作品も大して期待してなかったけど、よくできた良作だったぁ。まず脚本がしっかりしていて、展開に飽きない。スプラッターなのに家族愛や人間の弱さや利己やエゴを描ききってる。役者はみな上手いんだけど、ゾンビの人たちの演技がすごい。ラストもしっかり伏線回収。丁寧に計算して、所々で既存のゾンビ映画をぶち壊そうとしてる、パワーがすごかった。
新感染 ファイナル・エクスプレス
2017年85本目の劇場鑑賞。
ソウルからプサンへと向けて走る高速鉄道KTXの車内で繰り広げられる壮絶なゾンビ・パニックを描き、
本国韓国のみならず世界中で大きな話題を集めたノンストップ・サバイバル・アクション。
謎の感染爆発に直面した登場人物たちによる、
愛する者を守るための決死のサバイバルの行方を、
極限状況であぶり出される人間ドラマを織り交ぜつつ、
圧倒的テンションのスリルとともに描き出す。
原題は「釜山行き」ですが、
邦題は新幹線と感染をもじったものでいささかダサく感じます。
ゾンビ映画であればスプラッター的な残虐描写は欠かせませんが、
本作はゾンビ映画でありながら血のりは最小限で、
目を覆いたくなるような残酷シーンはありません。
コン・ユは阪神タイガースの鳥谷敬選手に似てました。
スアンって最初は男の子だと思ってました。
素手でゾンビとやりあうマ・ドンソクがかっこよすぎ。
キム・ウィソンがやることなすこと胸糞悪いクソ野郎を演じていました。
老姉妹や謎の浮浪者も、
涙腺を緩ませるエピソードが描かれていていたのは良かった。
高速でゾンビがドドドと重なりながら迫ってくる描写は「ワールド・ウォーZ」を思い出します。
ゾンビだって団結するっぞって感じの列車に引きずられるシーンは印象的。
韓国最高のVFX制作スタッフが作り出した映像は日本より凄い。
トンネルのオチが最高すぎました。
まさか泣けるゾンビ映画だとは思ってもみなかった。
怒涛
半狂乱の人に非る者が白眼をむいて、自分を食おうと、押し寄せてくる。
しかも、無数に。獰猛な犬のように。
…どんな恐怖だ。
最後まで一気に観れた。
電車という密室が、これまた緊張感を煽る。
限られた空間でのサバイバルが始まる。
繰り広げられる人間ドラマは、ベタなネタというか、定番ではある。
韓国特有の沸騰する心情とでもいうのだろうか…そんな芝居の性質が程良いアクセントになって、極限の状況にマッチしてた。
しかし、昨今の子役ときたら…末恐ろしい。
今作の娘もかなりな逸材だ。
作品に没頭し、もはやオンとオフの垣根などないようだ…。
映画的には、さほどおぞましい描写はない。
所謂、内臓を奪い合ったり、腹の中に顔を埋めてみたり、口の周りに血肉が滴ってたり。
そおいうものよりも、狂気を帯びた集団が押し寄せてくる恐怖がとんでもない。
これまたよく考えられた設定で…ドアを開ける知能すらない。
だから、透明のドアや、窓ガラスに羽虫の如く群がる。その様が異様なのである。
この映画のゾンビ達を見て、昆虫が怖いという友人の気持ちが少し理解できた。
群がり蠢く無数の生物は、問答無用に気持ち悪い!
序盤の緩やかな滑り出しが心地よく…「あれ?」「おや?」と、登場人物たちと同じようにリアクションしてしまう。
初めの異変に関する報道が「デモ」っていうのも中々に現実味があるではないか。
この序盤の距離感は絶妙だ。
事が露見してからはまさに怒涛!
ゾンビx韓国は、相性良かった!!
今年度最高
今年見た中で1番の映画でした!
常に緊張感があり、ゾンビとの攻防が非常によく出来てる。ストーリーに矛盾点はあまり感じなく、ツッコミどころもあまり無かったです。
何より素晴らしいのが、アクションの中に混ざるヒューマンドラマ。映画で泣いたことがなかったのですが初めてこの作品に泣かされました。韓国映画らしいベタといえばベタですが、この構成力の中ではベタさは感じない。緊張感と胸熱シーンの緩急に誰もがやられる。緩急を付けた構成力の勝利。
最後まで飽きさせない傑作
非常によく作り込まれたウイルス系?ゾンビ系?パニックアクションです。極限状態での家族愛、人間関係を分かりやすく爽快に描いていて、これでもかというくらいにピンチに追い込まれ退屈させることはありません。若干ベタな作りではあるが、アクションと人間愛を上手く織り混ぜて感動をあたえてくれます。あえてウイルスを深く掘り下げない手法も上手いと思います。夏の映画が不調と言っているマスコミに反論したい一作です。
あまりにも面白すぎてやばい
韓国映画ということで大きな期待を抱いて観たわけではなかったのだが予想をはるかに上回る面白さだった。
文句をつけるところが見当たらない。
しかもパニック映画なのに涙が出てしまうシーンもあった。
パパが最後に見せたパパらしい仕事に涙😢
もう一度観たい。
本当に傑作。
字幕で観た。主人公とその子供の演技がとにかく良い。その他のキャラも皆分かりやすく、感情移入も容易にできた。
そのため後半、恐怖が何度も感動に変わる瞬間があり、パニックホラーだと思って観ていた私は完全に騙された。でもそれは良い意味で、最後までハラハラドキドキされられた。
予備知識なしでも最高に楽しめる作品です!
吹き替えを多く上映している?ようですが、字幕の方がいいかもしれない。とにかく面白かったので、今度は吹き替えを鑑賞し、レビューを付け足そうと思う。
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