劇場公開日 2017年2月28日

「ありきたりなハラハラ感。追いつめられた強盗達の運命は。」バンクラッシュ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0ありきたりなハラハラ感。追いつめられた強盗達の運命は。

2017年3月11日
PCから投稿

怖い

興奮

知的

【賛否両論チェック】
賛:運命のいたずらで、銀行に立てこもらざるを得なくなった強盗犯達が、なんとか活路を見出だそうと奔走する姿が、緊張感満載で描かれていく。
否:取り立てて斬新な展開はなく、ありきたり感は否めないか。

 完璧な計画だったはずの強盗事件が、天災によって頓挫し、絶体絶命の状況に追い込まれてしまった主人公達。そこへ政府関係者の陰謀も絡んできて、事態はさらに予期せぬ方向へと進んでいくのが印象的です。
 ただ強いていうと、悪い意味で華に欠けるというか、本当に強盗事件をただただ観ているようで、特段意表を突かれるようなストーリーではないのが難点でしょうか。
 とはいえ、ハラハラすることは必至ですので、気になった方は是非。

映画コーディネーター・門倉カド